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プログラミングにまつわる、心理学というか、人間学?の本。
ブログはこちら。
http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/3967068.html
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名著らしいが初めて読んだ。
さすがに25年も経てば事例は陳腐で技術的・資源な事は進歩しているが、大事なことはだいたい同じ。
要するにプログラミングというのは人の状況判断であって、単純作業ではないということだ。
それも個人としての観点や社会活動としての観点でそれぞれ心理的問題は深い。
チーム・グループに関する話はプログラミングに限定されない話題ではあるが、
いかに理屈で動いているように見えるプログラマー業であっても、集団心理といったものは働く。むしろより強いのではないかと思う。
また、チームに関して言えば、個々メンバーは交換できるものでもなければスキルすら定量化できるものでもないという、当たり前だが大事な問題がある。
だからこそ仕事にチームを当てるのはでなく、チームに仕事を当てたほうが良いというのは、経験者なら誰もが感じていることだと思われるが、そうなると人単価で頭数集められるチームというのは不幸な話だ。
そしてプログラミング言語は言語かという話題も面白い。
全体的に挙げられている問題点は近代的な開発手法で考慮さてて普及してきている。
(TDD的結論があったのは驚いた)
まだ今日はそれも十分ではないが、次なる四半世紀後はどうなるかわからない。
ただ、今日の自分にこの本は価値があった。それは言える。
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原著の初版が1971年、そして1998年に上梓された25周年記念版を 2011年に再邦訳したものを、さらに 2014年に読む、つまり40年以上前のもの。
正直、訳もこなれてない。最後の解説も蛇足だと思う。会社で新人君たちがこの本の読書会をやるというので自分も参加することにして読んだのだけど、彼らにはもっときつかっただろうと思うし、他の選択肢の方がよかった気がする。
得るものがないとは言わないし、40年前にこれが書かれている事実はすごいのだけど、いまとなっては全13章のうち個人的には第II部の3章(4〜6章)だけ読めばいいかな、、、って感じ。