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うん、やっぱりおもしろい、オサキシリーズ。
実にタイムリーな(笑)江姫ネタをおもしろおかしく扱っていて、この著者らしい作品。
全二作よりかは重たい事件と真相だけれど、キャラクターが立っているし、主人公・周吉のぬけた感じに思わずニヤリとさせられるし、題名にある「婚活」ネタもおもしろい。
重苦しいテーマを扱った小説の合間に読むと、ほっとする、そんな作品。
キャラクターでは狐塚がお気に入り。
今後の活躍に期待!
がんばれオサキ!
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白狐のもののけを操るオサ キツキの周吉。深川に奉公しながら 事件に巻き込まれる。疱瘡が流行病 の江戸に、行き遅れの女が疱瘡婆に 連れ去られると噂が立つ。川にあが った女の死体。シリーズ三作目から 読み始めてしまった。
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遂に結婚か!?と思ったら…うん…。
それにしても江姫が出てくるとは。
オサキもまだまだ謎が深いです。
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1作、2作目に引き続きこれまたさらさら読めるお江戸本。
遂に周吉とお琴に進展が!?
と思いきや・・・
ちょっと肩透かしを食らったような落ちで残念。
2作目の方が面白かったかな。
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“それにしても、オサキと江姫はともかく、狐目の主人は、いろいろなことを知りすぎている。ただの屋台の主人だとは思えない。
「佐平次さん、このご主人はいったい……?」
と、佐平次と狐目の主人を交互に見ながら聞いてみた。
佐平次は人の悪そうな笑みを浮かべ、見るからに悪人顔で言った。
「どこぞの稲荷の狐じゃねえのか。みんな揃って化かされていたりしてな」
狐目の主人の正体を知っているくせに、教えぬつもりらしい。不思議顔の周吉を面白がってか、佐平次が軽口を続ける。
「手代さんが食ったのも、稲荷寿司じゃねえで、泥の団子かもしれねえですぜ」
——おいら、変なものを食べたのかねえ。泥の団子なんて食べたくないねえ。
泥どころか、石見銀山の鼠とりの毒を食っても平気なくせに、オサキが真顔で心配している。
狐目の主人は佐平次の軽口に付き合わず、
「女さらいの黒幕が小暮裕三郎かどうかは分かりやせんが、女比べで一等になるのは危ないでしょうね」
と、言った。さらに、意味ありげに狐の面を被ると、こう付け加えたのだった。
「まだ一騒動も二騒動もありそうですな」”[P.96]
3巻目。
周吉が煮え切らないなぁ。
“「草木も眠る」と言うだけあって、周吉はすやすやと眠っていた。
今まで手代など眼中になく、大川堤でもまともに見なかったが、こうして周吉の寝顔を間近で見ると、噂以上の美男子だ。
「眼福、眼福」
思わず、そんな言葉が口から飛び出した。
いくら美男子でも、いつまでも周吉を見ている暇はない。今は女比べが差し迫っている。後ろ髪を引かれる気持ちで、おかねは周吉から目を離し、目当ての着物をさがしはじめた。
狭い部屋のことで、すぐに着物は見つかった。
(こいつはたいしたものだね)
何十年も仲人をやり、美しい着物など見飽きているはずのおかねでさえ驚くほどの豪華な着物だった。
(ちょいと派手すぎて品がない気もするけどねえ……)
と、思いながらも、おかねは懐から、はさみを取り出した。”[P.138]
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女比べと 疱瘡と 江姫… ちょっと切ない物語でした。
周吉とお琴は、どうなるんだろうねぇ…ケケケッ
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もののけ本所深川事件帖シリーズ3/妖怪時代劇/狐の姿をした魔物・オサキと彼に憑かれたオサキモチであり献残屋の手代でもある周吉の物語/漫画のように読める作品/周吉とお琴の関係はいかに/眼福、眼福/
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シリーズ三作目。
とってもサクサク読めました。
女比べと 疱瘡と 江姫…なんだか、切ない。サクサクだけじゃなくて、こういう感情を持てるお話は、好きです。
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シリーズ3作目。周吉、オサキには進展はなく本所深川の話。
パターン(筋)がちょっとマンネリ化。
(あとタイトルと内容に違和感を感じる)
今回のサブキャラの個性もちと弱い。
(江姫、おかね、狐目の稲荷寿司屋)
蜘蛛ノ介の出番も少なかったし出方も微妙
周吉の「憑きもの落としの式王子」の使い方が雑になったと思う
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全然婚活してないって
軽くてすぐ読み終わります
多分記憶に残りません
読んでる間は楽しいです^_^
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話自体はだいたいまとまっているけど、江姫が登場するあたり強引すぎるように思う。気持ちの良い伏線などもなく、最後も強引に終わる感じ。おなじみのキャラが出てくるので読んだけど単品としてはイマイチ。
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オサキシリーズ三作目。キャラが乗って前の巻よりさらに読みやすくノリがよい。ただこのかたの作品はもうひとつシリーズになっているのを読んでいるのですが、キャラの構成が一緒なのが気になりました。
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第三弾
疱瘡が流行し、これに絡み、お江の霊までが出てくる。
私は知らないがお茶々が疱瘡にかかったのは事実なのか?
それにしても周吉がお琴との件、ぐずぐずしているから、やっかいな事件に発展する。
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オサキシリーズ第3段。今回はオサキはほとんど活躍せず。
周吉もいい加減はっきりしなさすぎて、お琴ちゃんが可哀想すぎるような…そろそろなんとかしてほしいところ。
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オサキシリーズ③
オサキが婚活、と思ったけど違った。
どっちかっていうとお嬢さんかな。
周吉も女装して参加しちゃってたけど。
でも、女装してまで守りたいのなら、すべてをバラしてしまって結婚してしまえばいい。
それかもうすっぱり諦めて、また山に帰ればいい、と思うけど。
鈍い、とかいう問題じゃなくて、なんだかいい歳をして子供みたいだ。