紙の本
ついていける?
2023/07/09 17:08
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投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
元ヤクザとその情婦が焼死した。捜査で放火殺人と判断される。犯人の動機は?
死亡者と繋がりがあると目星をつける先々で次々と放火による殺人が繰り返され、容疑者特定に難航するが……。
あっと驚く動機と犯人、そしてとんでもない探偵役。
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結構むちゃくちゃな話だった。なによりも、ドS女刑事のマヤの発言が、あまりにも過激。これは読むひとによっては不快な気分になるかもしれない。でも、ミステリーとしてはおもしろかった。「悪意のバトン」がどう繋がっていくのかとドキドキしながら読んだら、最後の最後にもどんでん返し(?)が待っていて、最後まで飽きずに読める。シリーズ化されるようだから、これは続編にも期待。
これから読む人は、登場する人物名はきちんと暗記するよう気をつけましょう。
そうしないと、途中でこんがらがることがあると思います。
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最近、こういう表紙(装丁)で、こういうタイトルなものが目立つが、“本”にあんま流行・廃りがあって欲しくないんだよなー、と年寄りじみたことを思う今日この頃。
まー、面白かったっちゃあ面白かったんだが、ちょっと無理があるなー、やっぱり。
まあ、エンタテインメントだからいんだろうが。
こういうの読んでから、宮部さんのミステリ読むと、ずっしりとしてて、きちんとした構成が心地よく感じたりするのであーる。
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アガサ・クリスティーが出てくるとはね…それも「そして誰もいなくなった」を引き合いに出すんだぁ…犯人が10人殺すには、テクニックも体力も情報も無理がありすぎ。動機も、いくら、風が吹けば桶屋が儲かる方式でも、そこまでーという感じ。そして、マヤ。警視庁№2の娘でもこじつけ過ぎ。そんなに死体が好きなら監察医になればいいのに。ウーン、がっかり。
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ある意味インパクト大なタイトルです。ヒロインがドSでアルジェントファンで猟奇マニアの美人刑事。ちょこっとお友達になれそうな気がしました。私は(たぶん)ドSじゃないけど。アルジェントと猟奇についてなら熱く語れる自信があります!(笑)
というイロモノキャラで引っ張るだけかと思いきや。ミステリとしてもなかなかとんでもなかったなあ。個人的に好みのガジェットが含まれてたってのも大きいけど。事件のミッシングリンクである動機、悪意の連鎖が凄かったー。そしてラストの「真相」も。かーなり引っ張られちゃいましたよ。
「ユーモアミステリ」と銘打たれていたけど。いやそんな軽いものじゃない。というよりむしろブラックユーモアですけどね。人間としてそれはどうか、っての部分が多々ありまして。筋金入りのマニアって怖いわー。
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作中に出てくる、黒井マヤが大好きな「ダリオ・アルジェント」。
「サスペリア」、「インフェルノ」は観たはずだが記憶がない。
ひとからげでのホラーはほとんど観ないので。
というより、黒井マヤのキャラ設定にひっかかりがあるんだよなぁ。
まあ、続編があるだろうからまた買うんだろう。
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読み終えてから時間軸を考えながら、再度、読み返す程おもしろかった。
自分の些細な行動が知らない人に殺意を抱かせてしまう・・・うーん、人間ってこわい。
シリーズ化決定なので、今後が楽しみです。
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サディストとは違う気がする。ツンデレ刑事でいいんじゃないの。副題の方はぴったり。
誰も精神的にすら救われない解決だったな…。いやある意味時枝さんは救われなくなるところを突っ走れて幸せだったのかな。次はどうやって結びつくんだろうと想像するのは楽しかった。本当の原因の方は想像がついたが、もう片方はさっぱりだった。民間人に調べられるものなのか、あれ。
しかし論理はないんだよな…。
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死亡フラグとトロピカルを足して2で割った感じの3作目。所々で入るアニメフレーズの笑いは死亡フラグから、連続焼殺事件と言うショッキングな内容はトロピカルからと今のところの集大成なのだろうか。バラバラに散らばった時間軸で読者を翻弄する趣向は新しい。アルファベットの意味から始まってアガサクリスティの名作をオマージュ、さらに貫井徳郎を思い出させる事故、作者もかなりのミステリー読者なのだろう。ただキャラクターが生かしきれていない部分もあったか。エンディングを読むと続編も用意されるようだ。次作に期待。
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思ったよりもキチンとしたミステリ。
連続する放火殺人。繋がりは悪意のバトン?犯人を追うのは、暗黒趣味を持つ女性刑事。しかし捜査そっちのけで趣味に走る。
動機などはかなり強引だけど、オチも一捻りあり、なかなか面白かった。
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ドS刑事?
猟奇刑事でわ・・・?
時系列が、ゴチャゴチャとしてくるので何回か前を読み返してしまった。
アニヲタの台詞、何個かわかった!!ちょっとうれしい。にやけてしまった。
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読後の一言としては「ドSじゃないよね???」でした。なぜこんなに違うタイトルをつけたんだろう、と気になって仕方なかったです。ドSと猟奇趣味は違うという…。全くドSではないので、心地好いドS美女を期待してしまう人にはオススメできません。
肝の事件の真相自体は面白かっただけに、黒井マヤの在り方にモヤモヤして残念です。
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良くも悪くもライトのベルのような感じ。何かを考えさせられたり、ドキドキワクワクって感じではないけど楽しく読めると思います(*´ω`*)タイトルには納得行かないけど
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スタバで暇つぶしに読んだ。
ドS…?といった感じだが、
毒舌な感じが個人的には気持ちがいい。
趣味が悪いのは気持ちが悪いし、設定もちょっとなぁ…と思ったけれど、
まぁまぁよく考えたと思う。
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死亡フラグが立ちましたでこのミス特別賞を受賞した作家さんの作品
サブタイトル「風が吹けば桶屋が儲かる殺人」の名の軽さからは想像できない作り込まれたストーリーです。
私は好きです!