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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
自由ととるか、単なる奔放ととるか、……なんですが、あまり、ほめられた主人公ではないことは、確かー。自分的には、かなり、主人公は、身勝手でながされやすく、後を考えてない、モラルの欠如した人間に見えました
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依存と束縛と自由について考えさせられた。
依存と束縛は親戚かなあ、自由は他人だね。
束縛されるってことは、面倒で煩わしくて、
息のつまりそうな安心感を得ることだと思う。
自由になるってことは、好きな時に好きな人
と気ままに過ごせるけれど、でもふと立ち止
まったときに圧倒的な孤独感に襲われること
だと思う。
誰かのものでいるのも、誰のものでもないのも
どちらも楽とは言えないね。
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村山由佳さんの作品って感じはあまりしなかったかも。。。
奈津の女としての寂しさや、省吾に対する想いに関しては共感するところがあったけど、その他はあまり共感できなかった。
上巻読んでた時は、「これ最後どうなるんだろう?」って期待していただけに、下巻の最後がちょっと呆気なさすぎた気がした。
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「ほかの男と、した?俺のかたちじゃなくなってる」という帯にひかれて買いました。アラサー女性の性を描いた官能小説です。村山由佳ってのが凄い訳ですね。
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感想は、上巻で書いた通り。あえていうならば、上下巻にするほどでもない気が。まあ、私は村山ファンというほど読みこんではいないので、表面的な感想かもしれないし、あまり気にしないで下さい m(_ _)m
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自らの殻を破り、まるで蛇が這う様に。
緩やかに、しかし確実に変わっていくその様には少しぞくっとさせられた。
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上巻に続き、一気に読んでしまった。
省吾もダメ男だけど、奈津も相当だなー。でも、いるいるこういう人!と思いながらつい読んでしまった。
結局、誰とどんな関係でも満足できないってことなんだろうか。読んでいると、それぞれ魅力的な男性だと思うんだけど。
依存して冷たくされたり、自分が冷めたりして結局次へ行く。2人と付き合って何とかバランス取れるんだけど、幸せにはなれない。
省吾は最後までダメ男でした。が、志澤も相当なダメ男!
でもなぜがモテる。そういう人にしか惹かれない奈津も何となく分かるような気がします。
志澤に捨てられる辺りはちょっと切なかった。
新境地!官能!と謳っているけどそこまでじゃなかった。
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登場人物みんな嫌い。でも一気に読んじゃいました。どんなことがあっても浮気は絶対に正当化されるものでないという固い意思をもちつつも、色々考えてしまいました。。
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ダメだなぁ、俺昔っから女性作家の、なんだろう、描写のきめ細やかな、女性の艶やかな視点の小説好きなんだったよ…。
ふと目に留まってちょっと立ち読みのつもりが、ずいぶん読んでしまった。
それもそう…もし「立ち読み」だったら真っ直ぐ立って居られない程に。
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やっぱり勢いで最後まで読んでしまった。
岩井が一番すきだけど、簡単に浮気に走るような人は好きじゃない。
結局、人と人のつながりなんてそんなものなんだろうか。
簡単につながってしまうから、簡単に切れるんじゃないかな。
奈津はどうなったら幸せなのか、わからなかった。
あの旦那のところにいても幸せになれるとは思えないけど、こうやって何にも縛られない生活を送るとそりゃあそうなるよね。
切ない最後でした。
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ダブル・ファンタジーの意味を知り、なるほどと思った!男と女は同じ状況にいながらも違い思いを抱いている!確かに!!みたいな感動を覚えた作品だった。
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これまでの作品とは、ちがう。新境地、まさしくその言葉通りだと思った。
ただ、最後のほうは、ちょっと飽きた。
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高遠奈津・35歳。
人気脚本家である彼女が、夫からの束縛から脱出し、自らの内に幼少の頃から芽生えて抑えることの出来ない性欲に従ってさまざまな男と逢瀬を重ねていく中で、本当の自分を見つめていく。
その逢瀬にいたるまでの過程や、逢瀬を重ねることで変化していく奈津の心情描写に関しては、さすがといったところと感じた。
個人的には後半にいくにつれて展開の広がり方には物足りなさを覚えてしまったが、村山由佳の官能をテーマにした小説・・・新境地のそれとして、総じて楽しめたと思う。
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上巻読んで、男ってけっこんしているうちに、妻に対する女性的な気遣いをわすれてしまいがちなんだと、
じぶんも、実はそうなってしまっているのでは!?と、かんがえさせられてしまいました!
下巻、人間の気持ちって、本当に勝手なんだなと。でも、だれも責めることは出来ないものなのかなとも思いました。
「自由は寂しい」
深い言葉です。
見方をかえると、
だから人間は、結婚したり、会社はいったりしたくなるのかもね。
女性を知る、いい勉強になりました。
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心理描写、プロットなども緻密だし、とてもいい作品だと思います。
村山さんの実生活に重なるところも多々あるということで、その過激さに、すごいなこの人!エッチすぎ〜という感じで、そんなところも楽しめました。
性とか恋愛感情ってものが、人を揺り動かして、行動させる。
この作品で村山さんがそれを証明しちゃったんですね。