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なんか切なかったなあ…何故、加賀谷が復帰したのか、わりと最初の段階で分かっちゃったから、全部の行動が切なく感じて……。
おもしろかったです。
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佐々木譲の作品ということでかなり期待して読んだものの、、、
エース捜査官と親子三代の警察官という二人に加え、でる杭は打たれるという日本の官僚組織の暗部から始まり、時が経ったその後、実績が上がらなければ背に腹は代えられないという、これまた日本の官僚組織という感じ。
このシチュエーションで佐々木譲ならハズレは無いと思ったんだけど、読み終わると物足りない。
分量はあるから書ききれないは無い。
この食材にして、この調味料、さらにはこのシェフ。
なのにこの味、、、
そんな感じなんで辛口採点です。
好きな作家なんですがね。
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「警官の血」もそうだったのだが、話の道中はよく書けているし、おもしろいのに、なぜかどうしても結末が弱い。
ミステリーなのに、意外性というものがまったくない。
この結末を意外性があると思って書いているのなら、ちょっと困ってしまう。
わかりきっていながらも、そこに持ってくるというのでも、ちょっと物足りない。
小説は最後の締めが一番重要だと思うので、どうしても残念感が漂わざるを得ない。
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「警官の血」の続編。
加賀谷のカッコいいところ、特にラストを描きたかったのだろう、そのためか和也のキャラが立たずに弱かったかな?
好きな作家、好きな警官モノなので、調理法にやや違和感を感じた。ちょっぴり勿体ないな。
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警察と暴力団のあるべき関係とは。ギリギリの関係を続ける加賀谷に警察組織はNOを突き付け退職に追い込むが・・・。麻薬捜査を軸に警察官の誇りを胸に戦う男たち、方法は違えど思いは・・・。暴力団と組織内と息詰まる攻防が続く。そして、加賀谷が選ぶ道は・・・。
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警官の血に続くシリーズ。
警官の血が重厚で好きだったので期待していたのですが、ちょっと物足りない感じ。
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激しくハードボイルドだった。佐々木譲は何を書いても冒険小説、と思っていたが、この作品は美しくハードボイルドだった。映像化しやすそうに見えて、映像化した途端に陳腐化するのもハードボイルドの特徴か。良い小説だった。
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◎最初「警官の血」とどう繋がっているのか思い出せないというか読解力が不足しているというか。やたらと重厚というか詳細な描写が続くけれど今ひとつ「佐々木ワールド」に入りきれないでいた。それでも警官が殉職したあたりからはラストまで一気に読み進めることができた。文庫本となって世間に行き届いた頃にまた読み直したい。すると新たな発見があるような。そんな作品と勝手に思い込んだ次第。
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面白かったですが、加賀谷の心情をもう少し詳しく書いてほしかったですね。
ピリッとした感じが物足りなかったので☆3つかな。
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警視庁の闇を呑んだ男、加賀谷が復職した。再び対峙する若きエース、安城警部。裏社会の変化に後手に回った安城たちを嘲笑うかのように、加賀谷は単独行で成果を上げる。安城の焦りは募ってゆき…。
ドラマ化された名作「警官の血」の続編。ただ前作が3代にわたる警察官一家を重厚に描いたのに比べて、本作はスケールの点で大きく見劣りした。警察内部の縄張り争いなど、他の作家の警察モノで読み飽きている。546ページの大作の割に読み応えがなかった。
(C)
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「警官の血」の続編です。
若き警察官エリート街道を走る和也と、
前回和也が退職に追いやった上司加賀谷が復職して、
麻薬捜査のガチンコバトル勃発か!?
と言う展開を期待しましたが、そでもない模様。
警察組織の「チーム」と「個」、これに尽きるように感じます。
和也は若いなりに経験豊富な年長の部下を操り、
「チーム」として捜査を行うタイプ。
そして加賀谷はそれと正反対の単独行動オンリーの「個」タイプ。
正直どっちが正解とか、間違いとか、
優越を判断することはナンセンスであって、
事件解決に向けてどう動くのかの方向性は違えど、
最終的な到達地点が一緒ならば、それぞれの捜査手法の違いなんて、
別にどうでもいいんでない?!って思う自分。
ま、一般常識で考えるとチームで動く方が良いんでしょうけどね。
前作の重奏さがあまりに圧巻で、
今作品がちょっと物足りなくも感じてしまうのは、
それは主役二人にも問題があるのかも。
和也は頼りがいがない若手上司になりきってるし、
逆に加賀谷も前作に比べワイルドさが格段に落ちてるような感じ。
どれだけ好き勝手に単独行動しようと、
加賀谷は加賀谷であり、警察官であったのだという、
ラストは気持ちよく本を閉じることができました。
主役はどっち?と言われれば、きっと加賀谷と答えるでしょう。
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#読了。「警官の血」続編。加賀屋を“売った”安城は、順調に出世。一方、組織変更をし確度の高い情報を得られなくなった警視庁は、加賀屋を復職させる。途中何気なく出てくる叔父など、細かいところにも安城の胸の内が描写され、非情に面白かった。前作を読んでから本書を読むことをお勧め。小道具の「ホイッスル」にぐっときた。
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面白かった。警官の血の続編。加賀屋がしょんぼりしてるけど信念を持ってやってるさまが良かった。色々うまくいきすぎだけど。面白かった。また続編出るのかなあ。
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マル棒について詳しくなった気がする(笑)
まあまあ面白いかなって感じで読んでいたら最後は結構満足して読了。
やっぱ刑事ものはいいやね♪
ただ伏線??のような含みのあるシーンが多かったけど、結局なんだったんだろう??
って思っていたらこれ、続編だったんだ!!
ほかの方のレビューみて気がついた。。。がっかり。。。
今からでも前の作品を読むか。。。
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やはりこの人の書く登場人物(主に男性)はすごく素敵だし”矜持”に共感できるなぁ‥。何気に和也の年長部下さんがいい味。
ミステリーではなく、人間ドラマとして私はとても面白く読んでいました。この人の作品は推理サスペンスより冒険アクションよりもドキドキするハードボイルド、人間ドラマだと思う。
二人の主役が骨太であって、それだけで満足。あえて加賀谷の心情を描かなかったのは、様々な想像を書き立てられて、余韻が残ると私は思いました。あの台詞が秀逸!