投稿元:
レビューを見る
おもしろかったですねぇ……。
私は特に、「バレバレ」というタイトルのエッセイと、それの補遺である写真で、こみ上げる笑いを抑えられなくなりました。
最初の、お中元お歳暮を巡る戦いですでに心をつかまれ、木星や土星の立ち振る舞い(?)に共感し。
今まで長嶋さんの小説を読んで、「このような話を書く人は、きっとエッセイを書いてもおもしろいに違いない」と思っていたけど、本当にその通りです。
投稿元:
レビューを見る
新聞連載が多かったのかもしれない。
さらっと読めた。
100%オレンジのイラストがだんだんおしゃれに見えなくなってくる不思議さがおかしい。
投稿元:
レビューを見る
あいかわらず気楽で面白いし、目の付け所も独特。過去のエッセイよりも上手になってる。
ただ、ちょっと手練れな感じになりすぎている印象。期待値以上の内容は提供してくれるのだけど、それ以上はない。
投稿元:
レビューを見る
世の中には日々おもしろくくだらないことを考えている人がいるもんだと大変感心した。安全かどうかは疑問だが、すごい妄想だ。
笑ったりにやけたりしてしまうので、電車で読むときは注意が必要かと。
ぜひ、TBS Radio 高橋芳朗 Happy Sadに出てもらって、高橋さんと妄想談議してもらいたい。
投稿元:
レビューを見る
出勤する近鉄電車のなかで読了。
ソフトカバーで、通勤中も読みやすかった。
通勤の車中(地下鉄・近鉄)で全部読んだ。(また笑いをこらえるのがつらかった)
『いろんな気持ちが本当の気持ち』に続いて。
今回、印象的だったのは、もちろん、100%ORANGEさんの挿画(怪イラスト)だ。一部分が女の飛行機の絵(P.25)と、蟹頭の人たち(P.173)なんて、すごくいい。原画を家に飾りたいぐらい。
この本のエッセイ(とエセー)は、書名どおり、作者の「妄想」で話が進んでいく部分が多かった。「もしも…」という、ドリフ大爆笑の「もしもシリーズ」のいかりや長介の進行が耳元で聞こえてきそうだった。
帯の「応募券」を貼って平凡社に送ると、「直筆カード」がもらえるらしいので、さっそく送ります。100%ORANGEさんのイラストポストカードも欲しい。
ところで、いま「平凡社」と書いて思ったけど、長嶋有と平凡社って、違和感あるね。
投稿元:
レビューを見る
小説もエッセイもやはりイチオシ。言葉のこだわり方や視点がぼくにはちょうどいいのだ。「ねたあとに」と併せてどうぞ。もちろん他の作品も!
投稿元:
レビューを見る
長嶋センセイの人となりに直に触れられたようでシミジミとその感激に打ち震えております。
職場で休憩時間に読んでいてお茶を噴き出してしまい顰蹙をかいました。
どうしてくれるんですか?
同僚に「君もこの本を買いたまえ」と告げ、文字通りお茶を濁しました。
センセイと私はやっぱり同じ惑星の出身ですね。「ねたあとに」以降ずっと感じてはいたのですが。
投稿元:
レビューを見る
長嶋有さんを全く知らずに読んだので、まあこんなもんかと。餃子パーティ好きとしてどうしても共感しきれずだったが、視点は独特でさすがと思わせる話も多い。アニメのハットリくん嫌いについてはもっと掘り下げた文章が有るのかな(おそらくあってもブルボン小林)、読んでみたい。
投稿元:
レビューを見る
隅から隅までげらげら笑えます。
事実、私は初めから最後まで笑いっぱなしでした。
でも確実に小説世界とつながるところがそこかしこにあるんだよね。
川上弘美然り、
俳句をやる人のエッセイはとてもおもしろいですね。
投稿元:
レビューを見る
偏屈、というよりめんどくさ〜い感じ。吹き出しながら一気に読んだのですが、「ずっと永田町だった」での不意打ち胸キュンにはずるささえ感じます。
投稿元:
レビューを見る
長嶋有面白い!
ちょっとカッコが多いのが気になるけど
永田町の話がよかった。
穂村さんといい川上弘美といいみんな俳句だなあ
そして100%オレンジの新境地
投稿元:
レビューを見る
――なにしろ僕の脳内では僕が100%正しい――
ザ・エッセイ。
長嶋さんの作品では読了に時間がかかりました。
「気は優しくて」「力持ち」の、くだりは笑いました。
すぐ絶交してしまったり、嫌いな飲み物で出版社とお歳暮戦争したり、「ごはんができたよー」は嘘だと主張したり、蟹があまり好きじゃなかったり…。
やっぱり、エッセイより小説で生き生きする作家さんです。
投稿元:
レビューを見る
いやー、面白かった!
100%ORANGEさんの挿絵も普段とは趣が異なって。
蟹の話とジャパネットの話は共感度高!
投稿元:
レビューを見る
ラジオのコラムコーナーにゲストで出演していたのを聞いて長嶋有さんに興味を惹かれました。
その時にこの本を紹介されていたので読みました。
役に立つことやためになるようなことはひとつも書いてないんですが面白いです。(この本を読んでいる間は普段の嫌なことを忘れられたので役に立ったと言えるのかな?)
長嶋有さんの他の本も読んでみようと思います。
投稿元:
レビューを見る
ヴィレッジバンガードで「長嶋有」特集をなぜかしていて。
「あ、『猛スピードで母は』、『サイドーカーに犬』のひと。」
と思って近づいてみたら、100%オレンジの変な表紙の「安全な妄想」。
妄想家だったら、な・ぜ・か共感できてニヤニヤしながら読んでしまうでしょう。
妄想家でなくても、「変なおじさんの文章」と思ってとっても楽しく読めます。