紙の本
敵対から親友へ
2017/05/27 22:30
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネコとネズミと言えば追う者と追われる者、食べる側と食べられる側の関係ですよね。
それが徐々に変化していきます。
最初は逃げ口上だったのかも知れませんが、見た事ない世界を見せてくれるネズミを見直していきます。
二匹の名前がなかなかに立派です。
綺麗な絵。文章もしっかりした量なので読み応えありです。
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ネコに食べられそうになったネズミは、助けてもらう代わりに『すてきなせかい』を見せると約束する。
動物園や遊園地など、ネズミはネコが知らなかった世界を案内するのだけど、強がりで怖がりなネコの反応がいちいち可愛くておもしろい。
特にジェットコースターに乗った時なんかはあまりの恐怖に吐いてしまう始末で、ネズミの方がよっぽど肝が据わっているのに笑ってしまう。
思わずネズミの「すてきなせかい」を否定する言葉を言ってしまうネコだが、これで終わらないところがすばらしいところ。
最後にネコは自分の思う「すてきなせかい」である夜空をネズミに紹介すると、これにネズミも大いに同意してくれるのだ。
どちらか片方だけでなく、お互いにとっての『すてきなせかい』を最後に見つけた二匹の友情にきゅんとくる。
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とらねこのニコは、ねずみをつかまえました。でもそのねずみ、「ぼくをたべなければ、きっといいことがありますよ」なんていううんです。そこでニコはねずみについていってみることにしましたが、そこにはおもいがけないものが…。
ねずみがおしえてくれた「すてきなせかい」は、ニコにとっていつでもすてきなものとはかぎりませんでしたが、おれいにニコもねずみにすてきなせかいを見せてあげました。いきいきとした美しい絵が楽しい絵本。
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お魚屋さんでねずみのルツィーリがうまく逃げたのかと思ったら、ちゃんと約束は守るんですね。小心者かと思ったら意外と堂々とした大物。逆にねこのニコのほうがビビりです。なかなかいいコンビ。夜空を見上げるニコの表情がすきです。
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いつ読んでも盛り上がる本。意外と活発なねずみに振り回される猫のお話。子どもがジェットコースターの部分を何度も見返して楽しんでます。
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「よぞらを こんなに ちかくで みたのは はじめてです」
ねずみを捕まえたニコは、「ぼくを食べなければ、もっとすてきな世界を見せてあげるよ」という言葉に誘われて、自分の世界を広げていきます。
なにより、絵が美しく、魅了されます。読み進めていくうちに、自分がニコになった気持ちがしてきて、次はどんなことが起こるんだろうとわくわくしてきます。読み終えた時、きっと、なにかしたいなあと、あなたも、わたしも、新しい世界へ飛び出すことでしょう。(9分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #ニコとねずみのすてきなせかい #マンフレートマイ #ヨッヘンシュトゥーアマン #斉藤洋 #フレーベル館
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〝「ちょ、ちょっと待って! ぼくを食べなければ、きっといい事がありますよ!」虎猫のニコに追い詰められた鼠のルツィ-リは、助けてもらうかわりに “素敵な世界” を見せてあげると約束をします... 後ろからついていったニコの前に現れたのは、大きな魚(旨い!)、動物園のライオン(巨体にビックリ!)、遊園地のジェットコ-スタ-試乗(グッタリ!)・・・「今日の素敵な世界のお礼に、もっと素敵なものを見せてやろう」「いえ、そんな、ぼくは、そんなものは見なくても・・・」ニコは、いきなりルツィ-リを口に咥えると、屋根の上によじ登って・・・〟ドイツの名作絵本です。
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いちばんさいごのページで、ロケットにのろうとしていて、ロケットにのったら一生月からかえれないかもと思った。