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10代でも読める哲学書。内容は難しいが、分かり易く説明されている。
・怪物はどこにいるのか?人の心の中に
・怪物の正体は?わたしたち自身の一部
・怪物の餌は?偏見、嫉妬、妬み、差別
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外見と違って心は他人から見えないからね 手を抜いてるといつの間にか汚くて腐った怪物になってるかもねー
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「私たちの中の怪物」という単語を読んですぐに思い浮かんだのは、許しを拒む刺々しい心だった。
哲学は理解したいという欲求の上に成り立つ。世界や人の心の中にある得体の知れない部分を解き明かそうとする。
キリスト教でいう怪物とは、混乱をもたらす存在のことだった。
古代エジプトでは、怪物は至る所にいて、誰も彼もが怪物だった。
ギリシャ神話の始まりには混沌があった。混沌から大地の女神ガイアが生まれた。ガイアは天空の神ウラノスを生み、二神の間には数多くの怪物たちが生まれた。
やがて怪物たちとその子供達が争うようになり、怪物を打ち倒した子供たちはオリンポスの神々となった。
その後、怪物たちや神々の中から人間が発生した。
人間は得体の知れない存在から生まれたものであり、その得体の知れなさを今でも内に秘めている。己の得体の知れなさを理解するために、古代ギリシャ人は哲学を発明した。
オイディプスって、もともとギリシャ神話の登場人物だったんだ?ソポクレスの悲劇ではじめて世に出たのではなかったのね。
怪物はささやく。怪物を直視し理解に努めよ。そして真実を語れ。
全体主義:個人は全体の目標を一番大切にして、そのためには全員が協力するべきだとする考え方
人間は理性と考える力を備え、恐怖や心を突き動かす衝動を抑えることができる存在だ。
テロリストはロボットのように理性も感情も抜け落ちている。テロリストが恐れられるのは、恐怖をまき散らそうとしていることに恐怖を感じていないからだ。
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誰でも怪物の面はあるよね。
理性で抑えてるけれど。
抑えきれなくなった自分を想像して、恐ろしくなって、その恐怖がさらに自分を抑えることになる。
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「普通」って何だろう? と考えさせされる本。
10代向けということもあり、内容も平易で薄めですが、気づきは得られるかもしれません。