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相手の風貌や印象、所作や立ち振る舞いで、人間の気質・性格、能力やパワー、ポテンシャルをつかみとる。少しでも意識して自分を見つめ直すべし。
間に合う人間=感度、機転、キビキビした動き。スピードを意識して行動する。
思った以上に刺激のある内容でした。テクニック以前の問題なんでしょうね。
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分かりやすくてスラスラ読める。読んでいるうちに心に刺さって死ぬかと思った。就活本の最初の一冊におすすめ。
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個人的には5年前に転職をして現在の仕事にも満足しているので、就職試験を受けることはないとは思いますが、娘たちも5年後には就職活動をしているでしょう。
私は幸か不幸かバブル時代に就職をして、現在の厳しい就職戦線をあまり知らないので、この本を読んで状況を把握してみようと思いました。
会社の採用担当の人は主に50代以上の男性であり、その人に如何に気に入られるかが大事であること、彼らはサラリーマンでもあるので、選んでも言い訳のできる人を採用する傾向にあることでした。
また、マニュアル本に書かれている内容には聞き飽きていて、彼らが話す内容よりも、言い方や何を学んだかについて興味があることもわかり、就職試験に向かうべき姿勢は、昔と共通するものはあるなと感じました。
以下は気になったポイントです。
・あなたが自己の資質や、能力にそこそこの自信があり、職業に就く意欲や情熱もまた、他に負けないと自負できるならば、将来性・成長性のある中堅企業、中小企業に絞るのも良い(p19)
・業種よりも職種で選ぶべき(p21)
・アビリティは自己完結の能力で、試験で高得点を取るような能力、一方、コンピテンスは、集団の中で発揮される力(p23)
・その会社の文化や社風は、まぎれもなく創業者のものの考え方や哲学に起因している(p28)
・希望する企業や業種が絞れたら、A4スクラップブックにその企業に関わるどんな小さな情報や記事ももらさずスクラップする(p31)
・大学生時代に役立つアルバイトは、汗にまみれ、身体を酷使する仕事により、労働の本質を知ることができる(p39)
・叱るのは、相手を愛するからである、二度度繰り返してほしくない、危険な目に遭遇する前に注意を促すのが「叱る」、「怒る」は単なる感情の爆発(p63)
・聞き上手は、相手を安心させ、心地よい関係を築き、相手の気持ちを引き出す能力を持っている、タイミングの良いあいづち、共感や同意の意志、言葉を相手に譲りながらも目で語り続ける(p67)
・読書以外の方法では身につくことのできない大切な能力は「想像力」(p73)
・意見や文化、経験の異なる他人と会話を通して距離を縮めていくのがコミュニケーション力(p76)
・ホスピタリティとは、相手が感謝の気持ちで受け止めてくれた時に生じる付加価値で、共鳴行為である(p84)
・評価の固まった小説や随筆を10冊程度は読んでみる、夏目漱石・森鴎外・志賀直哉等、随筆なら、柳田國男、小林秀雄、向田邦子等(p107)
・スマートに見えるコツは、見苦しい痕跡を残さないこと(p115)
・履歴書の写真は、スピード写真は不可、スタジオ併設の写真館でとるべき(p128)
・失敗や苦難の経験の中からの再発見が、人の心を打つ(p161)
2012年1月22日作成
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学生が社会に出る前に身につけるべきことが書かれた本。
いま企業はどんどん厳しくなっている。一方で学生のレベルはどんどん下がっている。面接が通らない学生は、この乖離の谷に落ち込んでいる。
ではこの谷から這い上がるにはどうすれば良いか。企業が求めるような人物になればいい。人格を磨けば良い。ここには、テクニカルな話はない。
就職では学生の本質を見極めようとしている。ならば、いくらメッキをしても化けの皮はすぐにはがされてしまう。だから人格を磨くのだ。
こう指摘する著者の主張は、本質論に違いない。
しかし、面接を目前に控えた学生にとってはどうか。時間が足りない。
この本に書かれている力を身につけるには、少なくとも2年はかかるだろう。
いや、この本に書かれている力を身につけていれば、たいていの企業では活躍する人材になれるだろう。
その意味で、大事な示唆を含んでいることは間違いないが、学生が求める面接のアドバイスにはならないかもしれない。
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ざっくり言うと基礎人間力を磨いて、中小、中堅企業を目指すと良いよ、という内容。
当たり前のことを書いてるってことですが、読んでて結構面白い。
自分にとって大事だなと思ったのは、その会社の創業者のものの考え方や哲学、社史を研究しようということ。
感動したことを話せるようにしよう(そういう感動の経験を多く持とうということ)。
添え状は気持ちが入るよう自分の言葉で書く。
面接での質問に対しては、相手の意図を汲み、肉付けした答えを返す。
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社会人に必要なこととは。がテーマの本。書いてあることは、特別なことではなく、社会人とは。社会人になるまえに必要なものとは。みたいな本と内容は変わらない。ただ、1つ1つの章が短く簡潔にまとめられているので、読んでいて分かりやすいし、時間がない人は興味のある部分だけ読んでも良いと思う。厚さもなく、すぐに読めるのもいい。これを機に新書を読んでみたい(^_^)
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社会人の心得。基礎人間力の重要性。つまり、教養、マナー、感受性、人に対する思いやりを行動で表すことの重要性について語られている。
言葉で言われると当たり前のことだが、実際そのように行動しているかというと…。自戒の書。
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企業で優先されるのはスピード。
人間n器は頼まれごとの量に比例する。
誰も見ていない場所で、他人のために動ける人になれ。
他人のことを思いやれない人はダメ。