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ためになったような、ならないような…。 行動観察の大切さは、わかりましたが、そのための視点、手法を体型的に学びたかったですぅ。
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アンケートやヒアリングでは発見できない【行動観察】という考え方。その入門!難しいことはありません。わかりやすく、面白い行動観察入門書。大切なことは、現場でないとわからない。その現場をなるべく客観的に観察して改善していく。大切なことは、特別なことではない。ちょっとした、改善が飛躍的な効果を生む。病原菌の存在が知られていなかった時代に、医師が手を洗っていなかったように。死亡率を下げる根本的な方法は医師が食塩水で手を洗うことであったように。改めて、自分の仕事を見直すこと、他人の動きを観察することの大切さを教えてくれる一冊。
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行動観察に対して最初にイメージしていたのと違っていたが、読むとなるほど!とよく分かりやすく書かれている。
要約すると、問題点やイノベーションをする際に現状分析が大事ということ。
一部抜粋
優秀な営業マンとは?
①お客さんとのファーストコンタクトを非常に大事にしている(笑顔)
②自分よりお客さんとの話す時間が長い 20:80でお客さんが80%しゃべってもらえるようにする
③お客さんとよく観察して個別のお客さんのニーズに合う提案をする
④お客さんに何か一つでも親切なことをする
行動観察とは?
①事実や現象を把握する
②過去の文献を参照する
③事実の解釈について仮説を立てる
④仮説が正しいかどうかを実験で検証する
※データ分析をするに必要な分母を集めなくても少ない分母で「何のために調査をするのか」を考える=仮説を生み出すための実施している
どんな行動をとり、そこにはどういう「背景」があり、どういう「思い」があるのか、を知るのが「仮説を生み出すための行動観察」である
目的が付加価値の提案であれ、生産性の向上であれ、フィールドが家庭であれ職場であれ、イノベーションを起こす為には、そのフィールドでの実態はどうであれ、本当の課題は何であり、本質は何であるのか、を捉えて「良い仮説」を得ることが出来るかどうかが最も重要である。
その為に、「自分の価値観から自由になる」・・・先入観・固定観念を捨てる
「人間について知見を持つ」・・・人間工学や心理学など人間についてよく理解しておく、の2点が大事である!
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2011.012.28 著者による行動観察の実例を様々なエピソードを交えながら紹介した入門書。行動観察に関する技術論やスキルの紹介はほとんどない。
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友達に薦められて読んだ。こういう新しい切り口でビジネスの仕方を見ていくのは斬新であると思うが、一方これぐらいのことに気づけない、考えられないのでは論外であると思う部分もあった。周りとうまくやっていくには周りをよく見た『空気をよむ』のが必要であると思っていたが、それを再認識し正しいと思えてよかった。調査の仕方も徹底しておりおもしろい部分もあった。
全体として一気に読みやすく、社会でうまくやっていきたい人にはおすすめ。
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今年読んだ中で一番面白い。行動観察の仕方について詳しく書かれているのかと思って読みはじめた。なかなかはいり込めなかったが、実例を用いた説明を読むうちにどっぷり引き込まれた。どの事例も実に具体的で、実業務に関連した内容で興味ぶかい。また、実例に出てくる店舗や会社が関西のものがほとんどで、大阪人には身近に感じることができるかも。 観察サンプルはあくまで有効な仮説を立てるのが目的で、多くのサンプルでの検証は有効な仮説ができてからで�十分。人は説得されるよりも、説得する側にまわったほうが行動に出る。作業効果は労働時間と賃金ではなく、周りの関心と上司の注目に最も大き影響を受ける。上からではなく寄り添うことで受け入れられやすいなど、、、確かにと納得できる内容があちこちに散りばめられていて、最後まで飽きずに読める。
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読み物として面白かったです。あと、行動観察の手法以前に徹底した顧客志向が根底にある事が重要じゃないかと。
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アンケートや座談会では出てこない、「本当の声」を聞く(知る、感じる)ために、行動観察が必要なんだと知った。
たしかに、日々の生活は無意識で選び、行動してるのが多い。
仮説を元に観察、調査することは実践しなければと感じた。
この本は、今後何度も読み返すだろうな。
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紀伊國屋本町店さんのケース含め、興味深い事例多数。印象的なのは“よい仮説を立てて、それを検証する”こと。
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こういう分野のアプローチの実例なかなか面白く読ませていただきました。
専門的知識と組み合わせて答えを出していくところがミソなので自分だけでは実践できないのはちょっと残念。
でも、製造業でものづくりに携わっている者ですが、これからはこういうアプローチも役に立つのではないかと思いました。
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著者による事例が挙げられておりわかりやすいうえ、文章構成も巧みで読みやすい。
心理学の分野、特に教育場面では珍しくない手法だが、ビジネスの分野ではまだまだこれからだろう。是非積極的に取り入れて欲しい。
テキストでわかる利用者のニーズなど、言語化可能なものだけであり、それが確実に当事者の問題点をとらえられている確証はない。観察者の熟練度に依拠するという難点はあるが、顧客ニーズをつかむ方法としては効果が期待できる。
文中で扱われている事例を参照し、実践にすぐ生かすことも可能なので、イベント業界、営業、広報の方々にもぜひ手に取ってほしい。卒論のための仮説生成がうまくいかない学部生にもおすすめできる。
「趣味は人間観察」と主張する人は多いが、それを聴くと妙に複雑な心境になる。人間の何を、何の目的で観察しているのかがわからないからである。理由がなければ観察ではなくただ「見ている」だけであり、わけもなく見られているのはとても不快である。
しかし、この「人間観察」を「行動観察」に言い換えたとき、不快感は感じない。目的意識をもった「観察」であることがわかるからである。人々は早急に「人間観察」の趣味を捨てて「行動観察」をするべきだ!
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行動観察に関する事例集です。
大阪ガスで行動観察によるコンサルティングサービスを専門に行う部門長である著者が、自らの手がけたコンサルティング事例の紹介を通して行動観察とはどういうものであるか、どのように役立つかを伝えようとしたものです。
事例ごとに章立てされていて、行動観察という学問よりもその事例紹介に重点が置かれています。イメージとしては、実際に紀伊國屋書店での事例で行われたように「ガイアの夜明け」を見ている感覚と同じで、余り深く考えることなくすらすらと読めます。
行動観察についてのメリットがいろいろ述べられているのですが、問題点や欠点などについてはほとんど触れられていないので、やや懐疑的な印象が残らないわけでもありません。またもう少し学問的な考察が加えられていれば理解が深まったのではないかという気もします。
行動観察とは何か?エスノグラフィって実際フィールドで使われているのか?などの疑問をお持ちの方には特に一読をおすすめします。
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行動観察ってこんなもんなんですよっていう紹介みたいな本。面白かった。ちょっと変えるだけで、ずいぶん効果がでる。特に残業を減らす章が面白かったな~。仕事だけでなく、日常生活の様々な面に活かせそうだ。
行動観察するにあたって大事な点は2点。
1つは、自分の価値観から自由になること。(実行は非常に難しい)
もう1つは、人間についての知見を持つこと。(人間工学や心理学)
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おもしろかった。行動を観察することにより、消費者のインサイトを発見し、それを、改善に結びつけると。
イベントや展示会の、人の配置や、商品やパネルの置き方なども、来場者の行動を観察することにより、理解率、成約率が格段にあがると。いろいろな筆者の事例が書かれているが、解説的ではなく、体験記風に書かれていることも面白くしている。
日経産業かMJの書評でみて、半年くらい前に買ってあったのだが、なんとなく、読みそびれいてもったいないことをしたと思う。これを読んでいたら、活かせたかもしれない仕事がいくつかあった。
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マーケティングに携わる人は、コトラーやポーターを起源とするマーケティングやドラッカーを起源とする顧客の創造など)を学ばなければならないと思いますが、先輩から教わる既知の概念だけでなく、外部からも新しい未知の情報を収集して欲しいと思います。
この「ビジネスマンのための行動観察入門」は、私が読んで良かった!と思った本です。マーケティングを携わる人だけでなく、全てのビジネスマンに自信を持ってお勧めできる本です。
特に、忙しいワーキング・マザー、ワーキング主婦?でありながら、重要なお仕事に従事されている女性には、特にお勧めせずにいられない内容です。確かに、顕在的なニーズを知るためには、アンケート、グループインタビューが有効ですが、潜在的なニーズを掴むためには「行動観察」が限界を突破する大注目の新手法!として、注目されているという内容です。冒頭のワーキングマザーの観察は、涙なくして読めません。忙しいワーキングマザーの皆さんなら、よりいっそうのことでしょう!