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入荷先:品川区立品川図書館(KK03)
クラーン(血族・氏族)の表の顔は言うなれば「ホールディングス・カンパニー」ということになると位置づけて、そのHDの筆頭一族としてやらねばならない「ノブレス・オブレージ」を遂行しようとしたら、クラーン内部に封印しなければならないのっぴきならない事情がやってきた――というのが今回の大まかな見取り図。
この見取り図に沿って考えるならば、結局結城もまた「人外=上流階級にしかいないかもしれない方々」という意識から抜け出ていないという批判の存在もあり得なくはないのだが、しかし一方では人外であるがゆえに人間(本書では「ナバハール」と称呼)社会を外側から参画する以外手段が無かったと見なす必要があるのかもしれない。その意味では『少年陰陽師』とちょうど類似した関係を模索すべきなのかもしれないという結城なりのスタート地点が見えてきたような気がする。咲夜の愛器だけで作品が進まないのと同様に、ただYA世代にファンタジーを提供するだけでも作品は進まないのである。
言うなれば「生みの苦しみ」だ。その「生みの苦しみ」の向こう側に見えるかもしれないファンタジーを超えざるをえない瞬間を、評者としては見てみたいものである。
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最初の方はなかなか読み進まなかったんですけど、エクシールのお願いからクリスティーネ号に乗り込んだくらいから、ちょっと面白くなりました。
エクシールに咲夜が自分にとって何かと聞かれたアルベルトが「絶対の女」と答えたところは、ラブ度の薄いこのお話ではちょっとニヤっとしちゃいました。
表紙の二人は、仮装パーティーのときの衣装のようですけど、アルベルトの髪は前髪を下ろしてる方が好きですね。
クリスティーネ号から助け出した少女は、なんとなくステンノの娘っぽい感じがしましたけど、その話は次巻かな。
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同じくBookWalkerで購入。ストーリーはしっかりしているものの、ちょっとタイトル負けしてるかなぁと思う。
続きは買わない。
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何だか、ラブ度が増えてませんか、と聞きたくなる1冊でした。
互いが互いの迷惑をかけないためなのか、想いやるだけ。
傍からみたら、らぶらぶですけどね…w
ん? あれ? という事は、貴女は次女? と思ったのですが
どうなのでしょう…?
しかし食卓がすごい事になってます。
冷凍した数々のお菓子、食べたいです、下さい! と詰め寄りたい…w
船の持ち主の息子、かれはこれっきりなのでしょうか?
もしくは無駄に手紙を書きまくったりするのでしょうか?
全て阻まれそうではありますが…というよりも
2人を見てたら諦めると思いますけど…。
とか、本編そっちのけで気になります。
しかし、パートナーにつれて行った女性。
まさかの落ちでした。
確かに…確かに登場してる、うん。
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ある意味、骸骨騎士と骸骨馬のためのお話。マイ・ロード。要の「骨だけど。」な地の文にちょっと和んだ。本編ってば豪華客船ときたら、沈没ですよねー的な展開で、えー。レニの正体にも、えー。ゴルゴン三姉妹と謎の少女の謎はまだ少し先まで持ち越されそう。
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そっかー兄妹とは思ったことないのねーお互いねー
レニかわいすぎるわーだれかと思ったわ
てかマックスこれからも出てきてほしいなあ
クラインはステンノの子供なのかなあ
誰との子供かなあ
要くん影薄すぎるね