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我が母校でありウチの怪獣2匹の通う小学校の文集より抜粋した作文とその作文を書いた現在の本人へのインタビュー
思う事はたくさんあります。
ぜひ知ってもらいたい現実です。
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文集「そてつ」は現在の作文ではなく、昔に書かれた小学校の作文集であるが、それが現在でも全く変わっていないということを解説で表現している。単に作文集ではなく、作文が本文に比べて非常に少ないが、少ない作文が章を代表するものになっている。
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家の真上を頻繁に軍用機が飛んでいたら、その環境に私は耐えられるだろうか。
学校のすぐ横が軍事基地という環境で、安心して落ち着いて勉強や運動ができるのだろうか。
今までそんなことを考えたこともありませんでした。沖縄に米軍基地があるのは知っていた。でも、現地に住む人がそれをどう感じるのか、思いを寄せたことはなかった。
でも、この本を読んで、ほんの少しかもしれないが、そんな思いを寄せることができたと思う。
「抑止力」だと言って、沖縄の米軍基地はそこにあり続けている。
「いつか戦争が起きるだろう」という前提なのだろう。でも、アメリカが攻撃を仕掛けなければ、戦争へと煽らなければ、いいのではないか、というのは甘いのだろうか。
3児の母である30代の女性はこう言っている。
「基地はつくらないといけないという固定観念が分からない。なぜ、代替施設が必要なのか、辺野古案にこだわるのか」
「沖縄の地理的な位置が重要というけど、別に戦争しなければいいんじゃないのって。(中略)これだけ基地はいらないって言っている沖縄の人の声に、政治がもうちょっと耳を傾けてくれないものか。絶対に基地をつくらなければいけないっていう固定観念があるから結局、沖縄の話を聞いていない」
「固定観念が邪魔をしていると思う」
70代の男性
「反対して基地が返還されるのならみんな反対する。軍隊のない日本で、米軍が守ってくれて平和が保たれている面もある」
現在アメリカに住む40代の女性
軍用地料を得ている市民も多数いる。基地で働いている人もいる。素直に基地返還を喜ぶ市民だけではないのか。
原発と同じで、基地で恩恵を受けている人は確かにいる。でも、それは命と引き替えではないのだろうか。
戦争のない世界にしたいのならば、軍事基地はいらない、ぐらいの決断が必要なのではないだろうか。
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普天間基地が目の前にある第二小学校の文集をもとにした連載をまとめた本。内容は率直で、誤魔化しがなくて。