紙の本
分かり易い香の話
2017/04/23 08:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:卯月 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本人と香の関係が分かり易く書かれている。
特に源氏物語との関係が興味深い。この本を読むと源氏物語をもう一度読みたくなる。
海外と日本の香の違いなどが短い文章でまとめられているので、すぐに読める。
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香道を初めたばかりだが、香席を体験しながらのおけいこではなかなかわからないことも多い。
沈香や立国五味についての説明、香道の成り立ちの歴史などに触れていて役に立つ。
源氏香だけでなく組香についても詳しく述べて欲しかった。
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書店で発見しきになっている一冊。アロマセラピーの実践と学びを始めているが、日本にも古くから香りに文化があるので、そこを学んで見たい。京都には「香道」というものもあるらしい。
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源氏物語関連本を読み始めて興味を持った一冊。一休宗純の「香十徳」を初めて知ったが、香の本質を見事に表現する心に残る四十文字だ。
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日本の伝統的な香、お線香や香道について、勝手に思い込んでいたよりも、身近に感じられるようになる1冊。「ふくいく」っていう香りの表現が大好きです。質の良い香を試したくなりました。香道の体験レッスンも行ってみたくなって、すっかり香にはまりそうです。
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香の成り立ちや文化を解りやすく紹介してくれた本。香水香は一度見てみたい。香十は銀座にもあるので行ってみようかな……
源氏物語と香のくだりは面白かったですが、紫式部と清少納言をあたかも性格の違いで相手への対応が違ったように書かれていましたが、紫式部が出仕した頃には既に清少納言は引退していなかったでしょうか? 諸説あるのでしょうか。
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香道の成り立ちに関する紹介とエッセイ。
源氏物語が、香(薫物)の意味を知ることでさらに深く味わえるという部分が興味深かった。こういう解説ををもっと深く、もっと多く読みたい。
5章以降は、この本を読んで香道に興味を持たれた方はこんなところで、こんな体験ができますよというような案内が書いてある。
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香の歴史の流れについてをエッセイとして短くまとめてある。 普通の文庫本の半分くらい。
仏教から公家、武家へと香の文化が流れていくのがよく理解できた。 また源氏物語の香についても語られていて、登場する香にそういう意味もあったのかと非常に面白かった。
香が全くわからないけれどちょっと興味がある人によいと思う本である。