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紙の本
構造的暴力
2021/12/03 14:41
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
「非常事態」を理由に、作業者や周辺住民に被害を我慢するよう強いる。それは、被爆者たち戦争被害者に向けられた「受忍論」と通底する―と著者は本書で論じている。
副題に「広島、長崎、そして福島」とあるように、被爆・被曝に対する国の政策を、批判的に解説していく。
原発事故被害者に対する政府の姿勢は、原爆被爆者への援護方針と共通項が見えるという。
放射線の拡散予測をよそに政治的思惑で同心円状に境界を引き、避難を指示、賠償の対象を狭めて被害者を分断・・・。これは、爆心地から同心円状に線を引き、被爆距離で線引きをする被爆者援護策とそっくりだ。
公害に対する補償などでも同じ事がいえるのではないか。
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