紙の本
静かな猫のいる絵
2023/02/02 20:59
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投稿者:ピーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
絵は素敵。
シックでお洒落で、その空間にひとけは無い。
そのためか無音を感じる。
各ページに猫は出てくるが殆どが後ろ姿。
それでも健気に生きている感じが伝わる。
私に読解力が無いためか文章は心に素直には入ってこなかった。
まあこだわらずに絵を愉しんだ。
紙の本
感覚で読む。
2016/06/06 09:59
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投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
深く考えずに読めばよいと思うが、何か考えたくなる。憧れは招き猫なのだろうか。街中でのんびり過ごす猫を見る目が変わりそうだ。
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読もう。何度でも読もう。抽象が自分の中で具象になるまで。重なると思っていた時間がすれ違ったとき、すべては理解へと至る。
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絵本…といっていいのか悩む。詩のような、物語のような作者独特の静けさを帯びた言葉は、著者の代表作の一つ「スカイクロラ」のもつ雰囲気にも通ずるものがある。
絵も、挿絵というには説明が足りない気がする。言葉が絵を牽引し、絵が言葉を牽引し物語が進む。進むというよりも、「そこにある」という感じか…。
日本語とともに添えられた英語が、絵とともにその猫の棲む世界が何処なのかを限定させない。
絵は、不思議な構図を持っている。見る側が、猫になったかと錯覚させられるような、あるいは彼らに悟られず置かれた監視カメラのような。
何かに対する予感、と変わらず繰り返される毎日と…。そこに「失われた猫」の存在が見え隠れする。
もしかしたら、「失われた猫」は消滅する媒介者?
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よく分からなかった。でも、投げ捨ててしまう分からなさじゃなくて、考えたくなる分からなさというか。問い続けよう。そういうことですね。
綺麗な文章と並列された英文、じっと隅々まで見たくなる佐久間さんの絵が、ページを繰るのをゆっくりさせるので、読んでいる時間がとても静かで幸せでした。
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本屋で何となく手にとって読み始めたら
最後まで読んでしまいました。
前作も是非読んでみたい。
イラストがとても可愛いい。
猫達が可愛く、哀愁があるなぁと思った。
内容は前を読んだ方がきっと分かりやすいのかな。。。
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斑の猫は革命家。
生まれるまえはわからない。
生まれたあとに革命家になる。
いつも未来について考えていた・・・
前に新聞で見た1枚の写真が頭に浮んだ。
対ソ連戦で名をはせたというアフガニスタンの指導者マスードが、日の差す草原で寝転んで本を読んでいる静かな写真。
戦場で睡眠を削ってでも読書を欠かさなかったという彼は、撤退の中3000冊の本を故郷に運んだという。
故郷に図書館を建てたいと願っていたのだ。
幸せな未来を望むことが、幸せな今をもたらすとは限らない。
なぜか、心を騒がせる本・・・
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児童図書というか絵本の最新コーナーに置いてあったけど、ほんと子供が絵をみて大人は文章を楽しむってなるんだろうな。
これは…「猫の建築家」より強いメッセージ性を感じた。
なんだか、叱られてる気持ちになった。
このままじゃ駄目なんだと思う。
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「猫の建築家」の姉妹版が来た!
……とはいうものの、正直言って「考えるな、感じろ!」に分類される本なので、万人向けとは言えず。ただ、無駄をそぎ落とされた言葉と、猫と建築物だけがあるイラストが醸しだす相乗効果は、何度でもページをめくって眺めていたい、と思わせる力を持っている。
ある意味、タロットカードのような本であるのかもしれない。
(意味する言葉が抽象的なので、如何様な判断でも可能。玉虫色な。)
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不思議空間。
「失われた猫」とは。難解。
解読できたとしても、何度でも読んで、何度でも考えさせられて、自分哲学を構築していけるんじゃないだろうか。
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哲学的な、あまりに哲学的な絵物語。
建築家の白猫と、革命家の斑猫。
伝説の猫と失われた猫。
追憶と余震。
確かな問いが残り、最後の絵のインデックスが『憧れ』って…。
前作を読めば謎は少しは解けるのか?
それすら不明。
だけれども、かつてミステリーでどっぷり嵌まった森博嗣色が溢れていて、難解ながら捨て置けぬ。そういう魅力に溢れた一冊。
佐久間真人さんのイラストも、高見からの猫の視点なのか、全てを知り尽くした何者かの視点なのか、一瞬無機質さを感じたり、底知れぬ寂しさや優しさを感じり、で、眺めていて飽きない。
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(読む前の印象)
「猫の建築家」の続編。
前作は静かで満たされた空間、って感じだったけれど題名を見る限りまた違った雰囲気なのだろうか。
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★内容の3ポイント
(1)「猫の建築家」の続編らしい。
(2)伝説の猫を探す。
(3)「建築家」と「革命家」。
★感想の3ポイント
(1)前作の方がよかったかな?
(2)前作はボクのベスト100冊には入ると思うが・・・
(3)端正な絵。
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建築家の猫、革命家の猫。
難解で分からないけれど不思議な魅力たっぷり。コトバにすると難しい。けれど雰囲気は感じる。いい絵本だと思う。
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鬱病でどうしようもない時にいただいた本。
あまり本を読まないこと、漫画が好きなこと、
そんな気遣いもあって、すっと読めた。
優しい炎を出すライター、そんな本です。