紙の本
なるほど
2019/09/26 19:36
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投稿者:飛行白秋男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
放火と覚醒剤は重大な犯罪です。
日本の法律は素晴らしいですね。
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最近は量刑が重くなる傾向にあるようだが、それでも過去の同質事件の量刑を斟酌して決めるもので、それ以上でもそれ以下でもないことがわかる。
特に印象的な箇所はなかった。
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暇つぶしにと思って買ったら、ほんとに暇つぶし用という感じだった。
事件の概要と量刑が淡々と並んでいる本。
量刑って結局相対的なものだけど、ひとつひとつの事件が、標準との偏差というものさしで図られているのだと思うと、みんなが飲み込んでる共通のルールに疑問を投げたくなる。
作中の「その事件限りの正義感や倫理観を被告人にぶつけるのではなく、量刑の全体を俯瞰し、横や縦の関係へ目配りしたうえでの社会正義を示すことが大事なのでしょう(P178)」という言葉が印象的。
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司法の考え方がちょっとわかった気がする。
おおがたのことは実務経験で知っていたが、刑期の細かい考え方とか、最近の傾向とかは今後、役に立ちそう。とくに死刑についての考え方が司法っぽい感じがして興味深かった。
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普段は訪れない図書館で、出会った一冊。
規模が小さく、新書も単行本もジャンル別だったからこそ出会った本。新書コーナーだったらあまり立ち寄らないし、通り過ぎたとしても手に取らないに違いない。こういうとき、陳列の不思議を思う。
元裁判官の弁護士が著者。ただ、ひたすら事件と量刑を羅列していく。
学生かこういうのが好きな人でないと厳しいかも。
資料として楽しむ一冊。
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解説が丁寧でわかりやすい。
まあ現状を見るに、理不尽な量刑はいくつかあるなあ。泥酔してたから心神耗弱とか、普通の感覚じゃありえんし。