紙の本
こうきたか。
2016/11/20 14:23
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投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
別シリーズの安倍晴明にも似た光の君と、道摩法師の謎解きの旅。
謎を問いかけるものは何かが最後まで読めない。
そして光の君が心の底から求めるモノ、光の君を恨み苦しめようとするのは……まあそうだよなぁと思わせる解釈。
紙の本
翁−OKINA 秘帖・源氏物語(角川文庫)
2013/08/25 20:29
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投稿者:popタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かった。落ちが最後まで読めなかった。
そうか、光源氏は異能の人であったか。
源氏物語がより楽しめそう。
「5」でないのは、夢枕獏感がいまいちだったから。こなれてない感じがした為。
電子書籍
源氏物語の変化球
2018/11/20 20:47
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投稿者:ななせ - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分の知っている源氏物語とかなりイメージの違うストーリーだし、話の持っていき方がスケールの大きな話になっていき、さすが夢枕獏だなと思いました。意外と楽しめる作品です。
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夢枕獏の源氏物語。源氏物語といっても普通の源氏物語ではなく、葵の上が懐妊時に六条御息所の生き霊に祟られるところの話。
道満がでたり、新しい源氏物語でおもしろかった。
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夢枕獏ワールドへようこそ。
源氏物語っぽくない源氏物語。
でも、源氏物語。
他の方のレビューにもあるとおり、「現代語訳」ではなく、あくまでも
夢枕獏の源氏物語。
最初はその違和感が拭えず、イマイチかなーと思ったけれど、
最終的にはひきこまれました。
陰陽師シリーズがお好きな方は一読の勝ちありデスよ。
フツウに源氏物語が読みたい方は手を出しちゃだめですw
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夢枕獏が源氏物語を書くというのはどうなんだと思って読んだ。
やはりというか、もしくは読み手が悪いのかもしれんが、光の君が博雅と清明の合体キャラにしか見えてこない。
ギリシャ神話も今の若い子は知っているのかしらん?
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なるほど~、夢枕獏が源氏物語を描くとこうなるのね。
源氏物語を“物の怪”を中心に読み解くという人は国文学者の中にもいるんだけど、そこに蘆屋道満を絡めてくる辺りが夢枕流かな?
蘆屋道満のキャラ設定は『陰陽師』シリーズと共通っぽい。
で、『陰陽師』の晴明の役どころも道満が果たしている感じ。
真相がわかっているんだかいないんだか、煙に巻くところまで晴明そっくり。
ミノタウロスやゴルディアスの結び目まで引っ張り出したワールドワイドな展開はやっぱり夢枕獏です。
とりあえず、飽きる間もなく一気読みさせてくれました。
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夢枕獏の源氏物語です。説明はこれだけで十分のようなw
話が海外にまで飛んでいくところは面白かったです。ただ純粋に源氏物語を読みたい人にはお勧めできませんw
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源氏物語を夢枕獏が料理するとこうなるのね。もののけは出てくるわ、芦屋道満は出てくるわ、陰陽師の番外みたいで面白かった。
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【谷崎源氏】、【与謝野源氏】、【円地源氏】、【瀬戸内源氏】……と、基本的に“作家名+源氏”てのは、現代語訳作品をさすのだけど、この獏先生の作品も“作家名+源氏”としていいとおもう。
『あさきゆめみし』も今や【大和源氏】って言われてるくらいだし。
で、本作品も現代語訳じゃなくて、『源氏』の登場人物と、有名な逸話をもとにして、獏さんが獏さん流にアレンジしたオリジナル小説。
この手法の『源氏』では、わたしはおセイさんの『私本・源氏』シリーズが最高だとおもっていたのだけど、この『翁』もそれに勝るとも劣らない物語になってた。
とはいえまぁ、獏さんなんで、ぶっちゃけ『陰陽師』のスピンオフ、といえなくも無い作風。
だって道満出てくるし、光の君の容貌も晴明のそれを現すときによく用いられる言葉を使ってるし、妖かしのものの書きかたは、まんま本家、だし。
口悪くツッコむなら
「晴明が光の君になっただけかよ!」
という。
でもきっと獏さんは、そんなツッコミがあるのも解ってて、この世界観をあえて持ってきたんだとおもう。
なにしろ『源氏物語』が書かれた時代に、まさしく本物の安倍晴明は生きていたのだから(小説ほど若くはなかっただろうけど)。
これ以上にマッチングする組み合わせもなかろうというもの。
事実、読んでても全然違和感無く読めたし。
しかしやはり、現代の作家さんが『源氏』の数多(あまた)ある帖の中から選び出すのは、六条御息所のエピソードなんだなあ。
だからこそ、の道満登場、でもあるのだけれど。
とりあえずあとがきで、獏さんご本人が
「傑作ですぜ」
と言い切っているのもうなずける本作。
(これを書くために『あさきゆめみし』を読まれたという話は愉快)
ほんと、傑作ですよ。
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作者が「傑作である」と言っている。読者である私もそう思う。
まあ、シリーズにはならないと思うが、この作者、いつものようにキャラクターの設定がとてもうまいなあ。今回は陰陽師が絡んでの源氏物語ということだが、作者の「陰陽師」シリーズの主人公二人のキャラクターを分解して、再び組み上げたような登場人物。私は好感を持てました。
最後の大団円はいつもながらお見事!という感じです。
私も傑作だと思うので星5つ。
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初 夢枕獏さん。
知識が深いんだなぁ、と思わせました。
なんだかおばあちゃんの話を聞いてるような感覚でした。
最後はさっぱりと終わりました。
今までの調査やらは何だったの…?
と思いましたが…
全部わかっていたのだけど、みたいなノリも、なら今迄のはなんだったの!
と言いたくなりました。
でも光の君はイケメン設定ですし
読み進めてくのは楽しかったです。
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難しい漢字と読みが読む速度を鈍らせて、リズムよく読めないのが難点
さんざ引き回しておいてハッピーエンドは無いだろう。
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葵の巻を中心に六条御息所の生霊を祓おうとする話かと思ったら、すごいところまで話が行き着いてしまった。
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時代設定から仕方がないが、どうしても陰陽師とかぶってしまう。
この続きを読みたいというよりは、陰陽師の続きを読みたい。
悪くはないのだけれど。