紙の本
一途な思いは文章でも
2021/08/18 22:35
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画での名シーンの数々を思い出してしまいます。小説ではコイケがそこまで汚れ役に徹していないのと、ユウの父親が予想していたよりもまともなのが物足りません。
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神父の父に懺悔するために盗撮する主人公のユウ。ユウが探し求めていたマリア様のヨーコ。2人の邪魔をして、宗教に引き込もうとするアヤ。
本のタイトルの通り、むきだしの愛が描かれていて、めちゃくちゃだけども、楽しく読めた。ただ最後の終わり方が、もう少し。
本を読み終わったら、映画も見てみようと思ったけど、映画は4時間もあるのか…
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映画がとても心に響いたので読んでみた。非常に読みやすくすいすいと進む。映画のラストの盛り上がりは圧巻だったけど(泣きっぱなしでした)、その分小説だとやっぱりあっさりしちゃう感じがするかな。でも映画だけでは理解できなかった部分も描かれていたので読んで良かったと思う。
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映画監督の園子温さん。『愛のむきだし』は園さんの代表作として有名ですね。本作はその原作小説。
宗教における愛の問題をテーマにしてる、といえば聞こえはいいですが、物語はかなりのとんでも話なので、読む人をかなり選ぶかと…。舞城王太郎とか好きな人は違和感がないかもしれないです。話の疾走感とかは似てると思います。
ただ、読み終わっても、何も心に残りません。映画を観た方が面白いのかなぁ、という気がします。
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牧師 罪 ノルマ 先輩 値札のユウジ 妖怪タカヒロ ユウ17 香織 テツ 神父 イエス・キリスト カート・コバーン 尾沢ヨーコ=マリア 母 新興宗教団体ゼロ CAVE=空洞 盗撮 目立たず大胆に ここに正直に 師匠 公園 ヤンキー アネゴサソリ 梶芽衣子 インスタント家族 小池あや ギブイットミー 爬虫類 十字架 ヘンタイ もとではただ スカウト こかん 沸点にして最高傑作 爆弾 精神病院 かつら 潮音
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むきだしです。これでもかってくらいむきでています。
はじめて園子温の作品を読みましたが、すごく長いという映画も気になってきました。
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映画を観ましょうという感じだけど、ラストはやっぱりぐっときた。文章はむちゃくちゃ下手くそ。というか、小説という形にもなってない。話を思い返すのにはよかった
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舞城王太郎的な展開とキャラクター。勃起とは愛の象徴なんだと後半気づいた。良いことなのです。
映画が先なの?原作が先なの?
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:あらすじ(ネタバレ)
神父を父に持つ少年「ユウ」は懺悔をするために町の不良と遊ぶようになり、やがてパンチラ盗撮の才能を開花させていく。
そんな「ユウ」が偶然出会って恋に落ちた相手「ヨウコ」は父親の恋人の娘でああった。義兄妹として「ユウ」と「ヨウコ」はひとつ屋根の下で生活を始める。
「ユウ」が気になる新興宗教幹部の「コイケ」は「ユウ」の家族を崩壊に導き、自らの宗教に染めていく。
「ユウ」は新興宗教の教祖及び関係者を殺害、ビルを爆破などして「ヨウコ」を救い出す。と同時に自分の精神も壊してしまう。
「ヨウコ」は自分のために精神を壊してしまった「ユウ」に語りかけ彼を救い出す。
:感想
約4時間の長尺もあっという間に感じるほどみいった。
家族愛、宗教、パンチラの3つが主なテーマ。
パンチラに多少興ざめしつつもバカバカしさがほどよくシリアスさをうすめている。
新興宗教幹部の「コイケ」を安藤サクラが怪演。
アウトローであることがすぐにわかる肩の力が抜けきったようなだらりとした姿勢や笑いを抑えるときの不気味な様子は完成している。