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ふらぐ・ぶれいかぁ 2 フラグはすでに、折れていた みんなのレビュー
- 黒宮 竜之介 (著)
- 税込価格:693円(6pt)
- 出版社:アスキー・メディアワークス
- 発売日:2011/12/10
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文庫
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紙の本
あっさり復活、伝説の木
2015/08/28 09:19
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
十文字学園にある伝説の木は、そこで告白したカップルに、一週間に渡って、強制的にカップルを結びつけようとするイベントが発生し続ける。フェーデと呼ばれるその現象は、<覚醒者>と呼ばれる生徒たちによって、補強されたり粉砕されたりする。補強する側の組織がアポロンで、粉砕する側の組織がアルテミスだ。
水原直樹は、<分岐創造><分岐破砕>という二つの能力に目覚め、アルテミスの代表である扇桜子やアポロンの代表である一ノ宮舞と関わることで伝説の木と対峙することになり、そしてついには、人間の関係を無理矢理押し付けようとする木に反発して、それを破壊してしまった。
しかし、一週間ほどで伝説の木はあっさりと復活。フェーデも始まり、目標を見失ってダメ人間になっていた桜子も復活し、また同じような騒がしい日々が戻って来た。そして今度は、ガイアという中立的組織と、その代表である小学生の小鹿アイネが現れ、直樹を伝説の木破壊の罪で告発する。
流れから、三竦みでの直樹の争奪戦になってしまったフェーデだったが、そこにはアイネの別の思惑が隠されていた。そしてそれを知った直樹は、彼女を束縛から解放するために尽力することとなる。
今度はヒロインに小学生を投入。正直言って気に入らない流れだな、と思っていたのだが、この話に限って言えば、ヒロインが小学生であることにはきちんとした物語的な意味があったと思う。これが高校生となると、こんなことは考えないか、もっと切実になっていたことだろう。
設定としては比較的単純で、バカらしいのかもしれないが、それだけに本質的な部分を突いていて、ドラマ的に面白いと思う。
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