青春ラリアット3の感想
2012/01/24 00:25
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:青春男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1巻からなんとなく読んでいたけど青春を謳歌する高校の少し外れた日常がおもしろいです
馬鹿の日本代表とチキンと宇宙刑事の胃袋を持つ男の三人組の友情がなんかいいなあと思います
おもしろいのでぜひ読んでみてください
大食い少年の恋?
2015/08/28 09:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
パワーバカの正義漢・月島薫と、小学生の彼女持ちの参謀タイプ・宮本圭太というゴールデンコンビとつるんでいるもう一人の少年・黒木隆則は、長瀬瑞希からすると、大食いでバカでチャラいどうでもよいヤツにしか見えない。今回はそんな黒木がトラブルを引き連れてくる。
長瀬に特技を見せろと追い詰められ、ナンパを得意技に挙げた黒木が引っかけた女性は、記憶喪失だった。宮本や長瀬は警察に任せるべきというのだが、黒木が煩悩を暴走させ、月島の正義感が発動した結果、みんなで面倒を見ることになる。しかしそこに、黒服軍団とそれを率いる信楽焼が現れ、彼女を引き渡す様に迫って来る。
月島が好きなのに緊張して暴走する長瀬を、都との修羅場を脅迫材料に、何とかくっつけるように尽力させられる宮本の悲惨さを相変わらず愛でつつ、月島という戦力を追試で一時撤退させ、その間に黒木というキャラを活躍させようとする…のだが、それが上手くいったかどうか。最終的には、倉科晴も含めて、戦術兵器の投入がなされることになる。
そうして力技で局面を打開したはずなのに、物語の解決はあっけなく別の方に流れてしまった。他の解決方法もあったかもしれないのに、今回の方法だと、彼らは単に無駄な努力や妨害活動をしただけに終わってしまう気がしないでもない。あっさりとあとくされなく終われたところは、良いところなのかもしれないけれど。
投稿元:
レビューを見る
個人的に満足のいく結末だった。なので終わり良ければ全て良し。とはまぁあまりいかないが、これはこれで良いと思う。恋愛沙汰から始まった話が、恋愛方面へまったく向かないところもまたなんとも……。
投稿元:
レビューを見る
青春感丸出し。今回は黒木メインのお話。徹頭徹尾青春でよかった。
このシリーズは、物語としてはわかりやすい話だけど、展開とキャラの熱で持っていけるのは強みだなあ。
欲を言えば、ゆかりと溝口の件はもう一押し何かあって欲しかったけれど。
とはいえ、三人+長瀬の絆はご馳走様でした。青春ラリアットてのは、友達にかける手のことかなあ、なんて思ったり。
そして今回も長瀬の罵倒芸最高でした我々の世界ではご褒美です本当にありがとうございました。
投稿元:
レビューを見る
表紙のとおり黒木メイン。どのポジションになっても黒木は黒木でした。いやまあちゃんとメインはやってましたけどね。変わらぬバカたちの青春ぶりがいいですね。次当たり、そろそろ姑息亭チキンさんの彼女を出してもいいんじゃないかな?長瀬と組むとこっちはこっちでとんでもない化学反応を見せそうだしな…!(笑)
投稿元:
レビューを見る
おそらく話のテーマであったはずの黒木の存在意義がわからない。
惚れた女のためになら頑張る奴って、誰でも助ける人に劣ってるじゃないですか。
投稿元:
レビューを見る
黒木がフルスロットルだった。もう言葉もない。
個人的には溝口とのあの終わり方は、美しい話だなとは思ったけど、悪役は悪役で終わってくれてた方がスッキリした気はする。むしろ快さんとフラグ立っても良かった。逃がした先でまさかのラブ誕生、愕然とした黒木が崩れ落ちるみたいな流れで。まあそれだと先が読めすぎるか。でも年齢的にも丁度良さげだったので、てっきりそっちのルートに入るかと思ってしまった。うーん、これは完全に私の好みだろうな。
わかりやすくはなくて、ちょっと意外な展開の気もしたけど、最終的には青春だったのでオッケーです。最後のイラスト、御馳走様でした。次巻も買います。
投稿元:
レビューを見る
バカまっしぐらな青春ラノベの第3弾。
今回は軽口が幸いして、特技(?)のナンパを披露した黒木だったが、声をかけてしまったのは記憶喪失の少女だった!
だが、この少女に惚れてしまって…
相変わらずの皮肉たっぷりの長瀬のコメントは賞賛に値します。
宮本との掛け合いは漫才をみているよう。
それだけで満足しますね!
このラノベはもう少しストーリーに予想外なことが起きればいうことないと思います。
投稿元:
レビューを見る
評価:☆4.5
バカ一直線な野郎どもの青春コメディ第3弾。
今巻は「大食い以外でも特技はあるわい!」と黒木が苦肉の策でナンパをした相手であるゆかりさんが記憶喪失だったというところから話は始まります。
ギャグのキレは相変わらず。
宮本と長瀬の掛け合いには思わず笑ってしまうw
ゆかりさんには許嫁がおり、記憶を失う前には結婚を嫌がっていた。それを阻止するために宮本達が奔走するのだが、途中でゆかりさんは結婚することを受け入れようとする。
皆が諦めムードの中、黒木は立ち上がる。
「俺には何もできない、何の力も無いけど・・・助けてぇんだよ!」
だから俺に力を貸してくれ、と土下座までする黒木のガッツに涙が・・・
そしてそれに呼応して立ち上がる月島と宮本。
ダチが困ってるんだから助けるのは当たり前だろうが!と友情の強さと漢の魂を見せてくれる二人にまた涙・・・
結局ゆかりさんは記憶が戻ってしまって黒木のことを忘れてしまう(これがまた切ない)んだけど、記憶を忘れる前の置き手紙にまた涙・・・この作品ってこんな涙を誘う作品だったっけ?(笑)
ギャグandバカな青春一直線!ってイメージだったから泣かされちゃった。
野郎どもの友情はやっぱいいね!次巻にも期待。