紙の本
消えた戦国武将 帰雲城と内ケ嶋氏理(メディアファクトリー新書)
2019/12/16 19:07
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投稿者:雨読 - この投稿者のレビュー一覧を見る
加来 耕三 氏が著者であることと、岐阜県の幻の城で地震で消えてしまって未だに発掘もなされていない。
史料も乏しいとのことで興味がありました。
将来新たな発見を期待したい。
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飛騨国の歴史に興味がある人は面白いかもしれないが、かなりマニアックな内容なので歴史好き以外の方にはお勧めできません。
ただ、歴史好きなら読んでも差し支えないように思えます。
半分以上は飛騨の国の統治の歴史ですから。
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史料がないのか、帰雲城と内ヶ島氏のお話は少なかった。大半は飛騨と周辺の話し。地震で消えた城の全容解明を祈る。
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帰雲城に関しては少なめで、飛騨の土地や歴史の話が長々と続いていて、結局結論は未だ見つからず…で終わってます。発掘して欲しいですね。
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さわりをサラ〜っと触って終わった…。
発掘とか進展がない限りはこれが限界なのかもしれないけど、なにその面白そうなタイトルは!と飛びついた分のガッカリ感は否めない。郷土史と内ヶ嶋氏の系譜が割合占めてて、淡々と説明されるなら読み物にしてくれたらなぁとか思わなくもない。
興味を持ったどこかのジャパニーズシュリーマン!是非ともほっくりかえして!
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天正地震で突然消えた帰雲城と、そこを根城にしてた内ケ嶋氏について記した一冊。
前半は鎌倉時代以降の奥飛騨の地理的事情、つまり内ヶ嶋四代が全然出てこない!
日本のポンペイこと天正地震で潰れた帰雲城についての記述は最後に申し訳程度。
まぁ、潰れるのは一瞬だから仕方ないけど。
内ケ島氏理より姉ヶ崎(三木)頼綱が気になった。
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「日本のポンペイ」と呼ばれたこんな城があったなんて、全然知らなかった!
天正13年(1585年)、天正大地震で全てが山津波にのまれた奥飛騨の帰雲城、その城下町、そして城主の内ヶ嶋氏理。
どうしようもないんだろうが、わかってることが少なすぎて(津波にのまれてしまったので…) 前半戦の背景説明が長く続く部分が個人的にちょっと苦しかった……。
そして個人的に面白かったのが、奥飛騨の扱い。(笑)
奈良の律令制の頃から、米も取れない、農作物もあんまり取れないことから使役で税金を納めていたり、鎌倉・室町の国司や守護を派遣するかどうかの時もなんとなくほっとかれたり、
重要視されていない歴史がいじらしい………
そんな飛騨が生き残る術が黄金だったというのはかなりしっくりくるし、
そんな場所でも覚悟をして生きていた内ヶ嶋氏の歴史は、もっと人々に伝わって欲しいなと
深く思いました。
秀吉に与していた金森長近とも和解し、なんとかこれで生き延びれる、宴をしようといった前夜にのみこまれた城。
少しずつでも明らかになっていったらいいなぁ…