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スミソニアンに属するクーパー・ヒューイット国立デザイン博物館の2010ナショナルデザイントリエンナーレ「Why Design Now?」
http://archive.cooperhewitt.org/why-design-now/exhibitions.cooperhewitt.org/Why-Design-Now/index.html
世界のデザイナーたちは製品を送り出し、試作品を作り、提案を行い、ビルを建設し、景観を設計し、メッセージを発し、社会と環境の様々な問題に取り組む。どうすれば地域社会が安全で持続可能な環境の中で暮らせるようになるか。原料を取って廃棄物を捨てるという開放系を閉鎖系に転じられるか。どうすれば世界中の人々が富を分かち合い、生み出せるようになるか。医療技術の革新を通して世界中の人々の生活の質を高められるか。どうすれば効率よく創造的にアイデアを伝えられるか。どうすれば最小限の資源しか使わないシンプルな形に美を見出せるのか。ー総体としてみれば、より健康に、より豊かに、より快適に暮らし、同時に、人と人の住む地球の生態系とが調和を取り戻すこと。デザイナーはそれを模索している。(イントロダクションより)
以下気に入った物をいくつか紹介。
Energy
究極的にはマスダールのようなスマートシティ、そしてこの展覧会以降爆発的に普及したLED電球などもあるが面白いのは凧で風力発電をするM10カイトパワー・システム。開発するマカニ社をGoogleが2013年に買収した。現在ではプロペラで上空まで飛び、風に乗ってからはそのプロペラを今度は発電機代わりに使うところまで進歩している。
http://www.google.com/makani/
Mobility
次世代高速鉄道AGVやこの本の帯に使われたIFモード折り畳み自転車(lasakka.com,定価25万じゃなあ)もいいけど個人的に興味があったのはE/S orcelle cargoの石油とバラスト水不要の貨物船。2025年建造を目指している。
World's First Zero Emission Vessel- E/S Orcelle - YouTube
Community
建築はデザインと一体なのでここではモジュールごとにレンチだけで組み立てられる次世代住宅ロブロリー・ハウスを紹介
http://www.kierantimberlake.com/pages/view/20/loblolly-house/parent:3
Materials
最近話題の3Dプリンターハウスや実用化されてきている植物原料プラスチックもいい、しかし一押しは二酸化炭素を原料にするカーボン・ネガティブ・コンクリート
http://www.calera.com./beneficial-reuse-of-co2/process.html
Prosperity
グローバル・イノベーション・ヒートマップが面白い。
http://weforumihm.org/WEFAPP.html#
他にもダルフール難民のためのレンガを使った粘土コンロや自転車をヒントにした脱穀機、屋内での呼吸器疾患を防ぐ低コストのコンロ(中国の空気と同様に途上国の屋内の調理による空気汚染は問題なのだ)とBOP市場向けに必要な製品はまだまだありそう。
Health
4秒で装着できるコンドームアプリケーター、なるほどね。度数を自分でカスタマイズできる19ドルの眼鏡アドスペックス。視覚障害者の行動範囲を学習しセンサーで危険を警告するスマート杖とヘルスについてもまだまだ世にない製品は出てきそう。ここではヘルスマップを紹介、アプリも出てるようです。
http://www.healthmap.org/outbreaksnearme/
Communication
もうどうしようもなくやはり出てくるiPhoneとKindle。しかし紹介するのは見やすい道路標識用のフォント、クリアビューHwy活字
http://www.clearviewhwy.com
Simplicity
無印良品がアイコンになってるけど、最後にいかにもデザインというロープと一体になったランプを。
http://archive.cooperhewitt.org/why-design-now/exhibitions.cooperhewitt.org/Why-Design-Now/project/te-83-hanging-lamp.html
眺めているだけでなかなか楽しい本です。
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こんな面白くない本は久しぶりです。
こんな面白くない本は久しぶりです。
読書生活30年、ワタシにとって面白い本をかぎわける力は養ってきたつもりでしたが、久しぶりにやられました。20年くらい前(だったかな?)、「面白くない本は読むな」というような題名の本を読みました。この本が本当につまらなくって、題名通りに途中で投げ出したことがありました。まさにそれに次ぐおもしろくなさです。
今回は一応、読み切りましたがもう勘弁してください。
文字が小さい。文字が込みすぎている。取り上げた内容が今一つ…
ワタシ個人の好みの問題です。本を編んだ人にはツミはないです。それにしても合わなかった。
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12/2/25
吉田 尚子さんが写真について「いいね!」と言っています。
風間 正利
「イノベーションのDNA 破壊的イノベータの5つのスキル」と「なぜデザインが必要なのか――世界を変えるイノベーションの最前線」を読み終えた。
?新しいことをするときは批判があり,それでもやり続ける意志を持つこと
?はなやかなものの裏には「ここまでやるのか?」という執念があること
?(当たり前だが)やめないで続けることが成功に繋がること
といったことを感じた。
当たり前のことだが,どんな有名人もこういったコツコツしたことをやり続けていたということを再認識できただけでも有意義だった。
最近,自分の行っている活動に対して,様々な意見が出てきたり,総括の必要性も出てきたので,1つ1つ解決しながら次のステップにいこうかな〜なんて思った。
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10年近く前の本になるが、実用化されて主流になっているものもあれば、これから現実になるような技術•デザインも含まれている。
面白くて参考になります。