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紙の本
顕如
2017/02/22 10:35
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あくあ9いっぱい - この投稿者のレビュー一覧を見る
顕如出てきましたね。信長の失われた10年と言われた男。武田信玄のような派手さは無くても戦国最強の漢(男)ではないでしょうかね。
紙の本
…1570年…ある意味、織田信長の磐石に見えた運命の歯車が、時代の荒波の中で狂い始めた、そんな頃だったのかなと…
2017/07/05 16:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:♂猫Junn-Junn - この投稿者のレビュー一覧を見る
この第5巻は…
77「近づく決戦の時」
78「導かれし者たち」
79「磯野は急に止まれない」
80「千鳥乱舞」
81「キケンな二人」
82「武士の本分」
83「特攻野郎遠藤さん」
84「拙者の屍を越えてゆけ」
85「それぞれの姉川」
86「本当の覚悟」
87「ちょっと森家まで」
88「さわらぬ仏にたたり無し」
89「光の射す方へ」
90「さよなら千鳥?」
91「龍興は忘れた頃にやってくる」
92「きっかけは野田・福島」
93「矢より鉄砲持って来い」
94「あの鐘を鳴らすのは顕如」
あとがき
戦国武将名鑑<5>
殿と『信長の忍び』 著:大羽快
次巻予告
…という中味と、あと、カラーカバーを取り外した本体表紙部分に、
「五色米」と「三大忍術秘伝書」に関するイラストと簡易説明書き、が描かれている、
という構成内容で、時代的には、
前巻での「金ヶ崎の戦い/金ヶ崎の退き口」のあとの、
同じく元亀元年(1570年)の出来事…
「姉川の戦い」
「野田城・福島城の戦い」(第一次石山合戦)
そして、
元亀元年9月12日(1570年10月11日)に、その後10年間続く、
「石山合戦」の火蓋が切って落とされる…ところまで。
この第5巻から登場した新キャラは…
築山殿(瀬名姫/生年不詳-1579)
坂井政尚(生年不詳-1570)
池田恒興(1536-1584)
佐久間信盛(1528-1582)
朝倉景健(1536-1575)
森長可(1558-1584)
森成利(森蘭丸/1565-1582)
森可成(1523-1570)の妻えい(妙向尼、林通安の娘)
顕如(1543-1592)
下間頼廉(1537-1626)
教光院如春尼(1544-1598)
鈴木孫一(雑賀孫一または孫市/生没年不詳)
岡吉正(生没年不詳)
三好康長(生没年不詳)
三好為三(三好政勝/1536-1632)
下間頼龍(1552-1609)
…らが新登場…で、個人的に印象に残ったのは、
顕如の妻の教光院如春尼が…
何か、ツインテでグラマラスな感じに描かれてるけど?
…何か典拠となる文献のアレでもあるの?それとも完全な創作?
とちょっと思ったり…
…あ、新キャラと言えば、そうそう…
85「それぞれの姉川」
…姉川の戦い終了後の描写…最後のところで、
戦いを傍観していた女忍びらしい謎の新キャラ登場、な描写があったけど、
この第5巻では、以降に何も描写がなかったので、
その辺も、次巻以降のお楽しみが1つ増えた、という感じかな、
と。
全体としては、
千鳥×磯野員昌や、千鳥×遠藤直経とかのフィクション要素と、
本多忠勝×真柄直隆という史実部分の描写とが上手く綯い交ぜにされて、
あと、顕如と如春尼の描写とかも含めて色々とコミカルな描写と、
石山本願寺を無理矢理巻き込む斎藤龍興(1548-1573)の策略、
みたいな史実上のキーとなる描写とがバランスよく配分されていて、
相変わらず、面白く構成されているな、
と。
それにしても、
巻末の次巻予告によると、次は、
森可成(1523-1570/10/19)の最期(※1570/10/19=元亀元年9月19日)、
を含む宇佐山城の戦い等がメインイベントのようで、
そう考えると、前巻での「金ヶ崎の戦い/金ヶ崎の退き口」、
そして今巻のあれこれ、から次巻まで、
この1570年という1年は、
織田信長の人生の中でも、特に激動の1年間だった、
という感じなのかな、と改めて思ったり。
…去年からのTVアニメ化をキッカケにこの作品の原作コミックを読み始め、
この第5巻まで読み進め…
この第5巻や次巻以降も引き続きアニメ化が続くのか、は未定か、
まだ何も公式な発表はない状況って感じだけれど、
でもまぁ、とりあえず、次の第6巻はまた、買って読み続けてもいいかな、
と、個人的には、そんな感じです。
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