紙の本
モモンガの森
2023/11/23 16:53
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投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
鳥取県の森の中にモモンガが生息している。地域活性化の取り組みの一環で、ニホンモモンガの森を使って、森の水やら温泉やら、先生は役場や学生の皆さんと考えるのである。
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モモンガ好きにはたまらない。
そして、この小林先生のシリーズ好きにもたまらない。
今回は大学の面々が町の人たちと一緒になって活動している。
いいなあ、こういうの。充実した学生生活。
是非自分もモモンガグッズを購入したいな。
そして、その後のプロジェクトの動向も次回作で是非教えて欲しい。
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小林先生が、モモンガ研究から踏み込んで、モモンガで村おこしのプロデュースをしちゃうお話がメイン。
モモンガかわええ!
思わずモモグッズ、買いそうになったぜw
洞窟の謎の未確認生物の話もおもしろかった。
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「先生」シリーズも今回で六冊目。つまり六年続いている、ということは売れている=それだけ自然の中での動物の営みに興味を持っている人がいる、ということで、まずは喜ばしいことなんだろうなあ、としみじみ。
ただ、今回は、これまでの著作とは明確な一線を画したものとなっている。
大学内で起きた愉快な野生動物とのふれあいを、軽いタッチで随筆風に述べていき、自然に興味を持ってもらう…… のではなくて、「モモンガ」という「可愛い野生動物」をとっかかりとして、「森の保全」と「地域の活性化」に乗り出そうとしているのだ。
(ちなみに、モモンガが可愛いことはすごく重要なポイントである。むしろ可愛くないとこのプロジェクトは成立しない。どうして重要なのかは、作中にしっかり明記してある)
最終章「ほーっ、これがモモンガですか!」を読んでいて、脳裏にちらついていたのは、「おなかをすかせたクマさんが人里に下りてきて、撃たれて殺されることのないように、他所の山から持ってきたドングリをまきましょう」という活動をしている団体のことだった。← 自分はこの活動に批判的なので、どうしてもこんな書き方になってしまうけれど……。
「芦津の大切な産業である林業と、モモンガたちとの共存は、植林の管理やデザインの仕方を少し工夫すれば可能である」
こう書いた筆者は、間違いなく動物が好きなひとであり、そして科学的な知識を持った動物行動学の専門家だ。
この活動が今後、どういう結果になるのか、また次の六年、長い目で見守っていきたいなと思わせる読後感だった。
芦津モモンガプロジェクト
http://dem.kankyo-u.ac.jp/momongashop.html
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友だちに誘われて
つい 先日
小林朋道先生の
「お話の会」
そう,「講演会」ではなく
まさに「お話の会」
に 参加する機会がありました
まさに
この 本 の書かれようと
ほぼ 一緒
それはそれは
楽しく ためになる
「時」でした
お薦めです
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ついに第6弾!この「先生!…」シリーズ大好き(^^)♪この本に登場する生物はどれも魅力的な紹介がしてあります。今回の主役はモモンガ。これがまたカワイイのなんのってo(^o^)o
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小林先生の語り口は生物の不思議を発見するわくわくする喜びに満ち溢れていて本当に楽しい。
しかし、捕食行為については写真でグロッキー。生物を愛し共存するものとして認めるとは、こうしたことも含めて理解し、受け入れていかないといけないのだなと分かってはいるものの、カエルの項はページを飛ばしてしまった・・・。
「ももんがの湯」の発想が素晴らしい。ぜひエコツーリズムに参加したい。
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次々好奇心が広がっていくって楽しい。
シリーズを6冊読んできて、ついにこんな展開になったのかぁと思うと、他人事ながら感慨深い(^^)/。
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早いものでシリーズ6作目
ちょっと針小棒大っぽいところもあるのだが
さくさくっと読む
今回は地域社会との接点として
「芦津モモンガプロジェクト」が出てくる
モモンガの固体識別、尻尾の毛を刈る
あとマイクロチップを尻の皮下に入れる
このほか、イワガ二、ウミウシ、コウモリなど登場
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僕は、この小林朋道先生の本が大好きです。
動物行動学のバックボーンに支えられたくだけた文章は、楽しめます。
今回は、モモンガが暮らす森を守ろうという、環境保護活動の取り組みも紹介されています。
身の回りの生き物を知ることが生命を大切にする心を育て、環境を守り、まわりまわって、僕らが生き続けることのできる環境づくりにつながっていくのだと思います。
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モモンガがかわいい。
小林先生の自画自賛トークが少し鼻についてきた。
けどそれを補って余りある内容のおもしろさ。
イモリとか興味が全く向いたことなかったのに
アカハライモリが可愛く思えてきた。
ミニ地球興味ある。
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シリーズ全部読んでる。学生に頃に読んでたらきっと鳥取環境大学に行きたくなっただろうなー感はいつも感じている。
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この「先生」というのは、筆者である鳥取環境大学の小林教授その人のことで、すでに先生シリーズとして5冊ほど発刊されている。『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!』とか『先生、シマリスがヘビの頭をかじっています!』といった調子のタイトルで、いずれも人間と自然界の生物たちとのつながりや、生徒たちとの間で繰り広げられる事件の数々を、小林教授が専門とする動物行動学的視点で描いたものである。本編は、モモンガの森を守ると同時に地域の活性化を図るべく、地元の人々や学生たちとプロジェクトを立ち上げる……といった話がメインだが、そのほかにもコウモリ、カエル、イワガニ、イモリなど、実に盛りだくさんの動物たちが登場する。様々な環境の中でけなげに生きるそうした動物たちの知られざる習性の一面や、生態調査の実際を肩ひじ張らずに知ることができる。
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読書録「先生、モモンガの風呂に入ってください!」4
著者 小林朋道
出版 築地書館
p97より引用
“そして仮説は、探求への入り口であり、特に自然科学では対象
を見る目を敏感にしてくれ、なにより面白さを増してくれる。”
動物行動学者である著者による、人と自然の精神的なつながり
について考え、その為の大学での研究や実習を記した一冊。
コウモリの洞窟でのハプニングについてからモモンガの住む森
についてまで、登場する動物や風景写真とともに書かれています。
上記の引用は、イワガニの脱皮について書かれた章での一文。
あらゆる事象に対して仮設を立て、自分なりに考察することで、
世の中を楽しく見る為のアンテナが出来上がるのかもしれません。
著者の場合は、特に動物に対しての感度がいいようで、動物行動
学者の鑑のような方ではないかなと思います。
モモンガの森がこれからもいい形で維持されるように、遠くに
いる私としてはせめて祈ることとします。
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感想:モモンガはまあまあかわいい。
☆
「ほーっ、これがモモンガですか!」
モモンガの尾の毛は1年経ってもほとんど伸びない。冬になってもすけすけの尾で寒かった可能性もある。かわいそうに。