紙の本
このガンの捉え方は初めて知りました
2021/04/09 04:27
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投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
ガンの原因を独自の研究から解説した本。「低酸素、低体温」にスポットを当てた考え方には今まで触れたことがありませんでした。ミトコンドリアのことを徹底解説していて、読んでいてとても勉強になるとともに、説の説得力もあるように思いました。生命の仕組み、歴史からも追究していて、根拠もはっきりしているように感じます。実践できそうな予防法も書いてあり、これから意識してみようと思います。とても有意義な本でした。
紙の本
病を癒す本であるとともに、死生観を語る哲学の書
2020/12/04 22:38
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書で語るガンになるたった2つの条件とは、「低体温」と「低酸素」なんだとか。著者は、ヒトのエネルギー代謝の仕組みを懇々と展開させながら、日常的にこの状態が長く続けば、ヒトは病に罹り、そこから抜け出す方向へ生き方を変えればガンであっても治癒に向かうと説いてゆく。
そのカラダに備わった奇跡のようなメカニズムを本書で学ぶことがまず面白い。加えて、感心させられたのは、医者である著者が一貫して語る「哲学」のようなもの。
「病は生き方の結果でもあり、納得できる死に方もよりよい生き方の結果である」
あるいは、「生き方を変えれば治癒に向かうガンは、けして怖い病気ではなく、ありふれた病である」と。
この考え方は、ガンなどの重篤な病でなくても大きな困難にぶち当たったとき、どういう選択をするべきなのか、非常に本質的なことを言い当てている気がする。
著者は、2016年12月に突然逝ってしまったのがともかく残念。
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予想していた通りの内容でした。結論は、癌を始め病気はストレスと低酸素で起こること、ストレスのない生活や食事療法(具体的な推奨はない)でよくなるといった内容です。
リンパ球が自律神経に支配される(部分がある)ことや解糖系とミトコンドリアなど、何と無く正しそうで信じやすいのでしょうか?
低酸素と癌は原因と結果が逆で、癌になったから低酸素になると考えるのが妥当です(全てではないでしょうが)。癌は生体の適応であるという仮説にも?で、それで寿命を無くすのを適応と言えるのか、無制限に増殖するのをストレスをなくすことで解消できるのか、など説明できないことをつなげて、間を世間で受け入れられるような話で埋めている、というのが頑張って読了した結論です。
結局のところ、ご自身でこれを臨床でされたこともないようですし、医学で発言する際に必須と言える裏付けるための統計もありませんので、研究をされた先生の考えられた「小説」という位置づけでいかがでしょうか。
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2つの条件とは
低体温と低酸素
解凍系とミトコンドリア系のエネルギーのしくみ
がかかれていて新たな概念をいただきました。
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1000年に1度の大発見――人類はついにガンも克服した!!
糖尿病も高血圧もメタボも認知症も怖くない!!
私たちは60兆ある細胞の中に、性質の異なる2つのエネルギー工場を持っています。このエネルギー工場をうまく使い分けることで、人間はここまで進化してきたわけですが、じつはこの細胞のエネルギー系に人が病気になる決定的なカギが隠されていたのです。本書では、こうした点をふまえ、人がガンになる条件を2つに絞り、様々な角度から解説しています。ストレスと呼んできたものを、さらに具体的にすることで2つの原因が浮かび上がってきたといっていいでしょう。難しく考える必要はありません、意識することは「たった2つ」でいいのです。
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オススメされたので読んでみた一冊ですが、これはいい本でした。ガンのことがよくわかった。そして、このまま行くと自分は確実にガンになる街道をまっしぐらだったけど少し軌道修正できてきたところにいるんじゃないかな、と思いました。食べること、太陽を浴びること、温泉に入ること、それぞれが人のエネルギー創出のどの過程にどう働きかけているのかがわかりやすく書かれていて、健康に興味のある人は楽しく読める一冊かなと思いました。女性の冷え性にも納得のいく解説があり、そうだったのかとかエアコンの温度を下げたりしたことを反省しました。
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がんにならないために具体的な方法が書いてあり、参考になった。
体を温めた方がいいとは思っていたけど、女性は温めて、男性は冷やした方がいいというのは知らなかったので勉強になった。
ガンができる仕組みについてわかりやすく簡単に説明してくれていて知らないことも多く勉強になった。