投稿元:
レビューを見る
著者の母親と自分の母親が重なって分かる!の連発でした。
感情の起伏の激しいところ、子供を馬鹿にしたり、恥ずかしい思いをさせることをなんとも思わない感じ、父親はそんな母親を諦めていて無の存在。
まさに「母がしんどい」はピッタリの題名です。
分かりやすい虐待ではないし、身内のことなので恥ずかしくて誰にも言えない。
それをコミックで分かりやすく表現してくれたことに感謝です。
最後、著者が幸せになれて良かったと思います。
投稿元:
レビューを見る
漫画ですがなかなかヘビーです。
私も妻もアラフォーですが義母が子離れできていない感じがあり、妻もその特性を引き継いで娘たちの自由な人生の可能性を狭めたりしてしまわないか、少し危惧があります。でもこの本を読んで、どんなに干渉する親に対しても冷静に距離を置くというか、親を乗り越えることが出来ている方がいるんだと少し自信が湧く。というか、親としても愛情ゆえの干渉なわけだから、そのことを理解せずにただ距離を置くのも違う気がするし、夫として妻と義母の絆をできる限り理解したい。一応。
義父母とのこと、娘たちとのこと、妻とよく話して、家族としていい成熟をしていきたい。
大事なのは、子どもの主体性に着眼し尊重すること。心配になっても干渉することを我慢して見守ること。死なない範囲で失敗を経験させてあげること。親自信が苦労してでも何かに楽しく頑張る姿を見せてあげること。かなぁと思いました。
のびのび育ってほしい。
投稿元:
レビューを見る
うわーっ、これはしんどすぎる。
毒親の話はちらほら耳にするようになったけれど、典型的な毒親で、その子どもである著者はそのような親に育てられた子どもの典型的な道をたどっていると思いました。
育たない自尊心、親の顔色を伺う、ボディーイメージの欠落、抑圧され続けくすぶる気持ち、感情の爆発、親の言動のトラウマ、不安定なメンタル、e.t.c.・・・。
よくそんな家庭でこれまで生き抜いた!
後遺症的な症状もなかなか消えていないけれど、親と距離を作れて良かったです。
でも血の繋がりって、離れたい気持ちがあっても、情もあるし、なかなか難しいものですよね。