紙の本
思惑を無視した騒乱
2015/09/15 11:28
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
レイヴィニア=バードウェイが主宰する魔術結社グレムリンが扇動する形で結成された反学園都市サイエンスガーディアンが、東欧のバゲージシティにて開催する格闘大会「ナチュラルセレクター」には、様々な勢力から異能の持ち主が集まっていた。
上条当麻はグレムリンの幻想を打ち砕くため会場に潜入するのだが、出場選手のサフリー・オープンデイズの着替えシーンに乱入してしまい、逆に打ち砕かれる。
そんなコントを繰り広げているうちに、バゲージシティには、グレムリンからウートガルザロキ、マリアン=スリンゲナイヤー、シギンという魔術師が、学園都市からは木原一族の木原乱数、木原円周、木原病理が送り込まれ、大会を無視した闘争が繰り広げられる。
大会に参加しているものの裏事情は全く知らない甲賀ロリ忍者の近江手裏や、学園都市から人を追って来たメイドの雲川鞠亜は、知らず知らずのうちに事態の中心部に飛び込み、その身を危険にさらすことになる。
上条当麻の活躍シーンよりも、それ以外の登場人物たちの戦いが群像劇として描かれる構成となっている。木原加群という、木原一族の異端が乱入したり、一度は破れ去ったと思った人物が意外な形で復活したり、真っ当な力で異種格闘技戦を繰り広げられる、普通の魔術師や能力者の戦いが描かれるわけだ。
旧約は神につくられた人間の営みを描いているけれど、新約は神の子とその信徒たちの言行録。そう考えれば、上条当麻ではなく普通の信者たちが主役となるのは、理にかなっているのかもしれない。
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この頃、ちょっと新キャラおおすぎ。見にくい。
新キャラもいいけど、昔のキャラをもっと出して欲しいなぁ。
以前に比べると話が膨らみすぎていて、ちょっとつまらなくなってきている感があります。
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最初はドラゴンボールのなんとか武道会的な展開かと思ったが、全然違っていた。旧シリーズの15巻と同じ展開で新キャラがどんどん出てきて戦い合う展開。
単純に学園都市 vs 反学園都市 とか、科学 vs 魔術とかではなく、グレムリンも木原一族も目的が違うし、どの思惑にも属さないナチュラルセレクター参加者たちや上条も戦闘に絡み 450ページ越えの力作になってます。(今までで一番分厚いと思う)
いちおう前巻からのつながりはあり新約になってからでは一番面白いと思うけど、魅力的なキャラが多すぎて、もはやレギュラーキャラが存在しなくなってしまったのが批判の的なのでしょうかね?
このシリーズは漫画だと割り切って読む事にしているので、この巻単独では結構面白かった。
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ついに魔神登場.もう訳がわからない.っていうか上条さんの能力が「幻想殺し」から「主人公」になっているけど,良いのかそれ.
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表紙も口絵も全力で木ィ原クゥゥゥンだったので今回もてっきり上条さん出番なしかと思ってたよ(笑)登場の仕方が相変わらずヒーローだねぇ。新しい人物が増えたり減ったりしてる中、第二位復活フラグが立ってたり、一段落ついた後にいろいろ出てきたりと既存の方々も絡んで混迷具合が増してきましたなぁ。ところで木原サン家がなぜか他作品の某殺し名一族に感じられたのは自分だけだろうか。
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新約、おもしれー!
分厚いけれど、一気に読んじゃいました!
最後の最後、いつものお約束を軽く裏切る展開でしたが
それはそれ、圧倒的な密度と速度に翻弄される幸せな
読書体験でした!
これ、なにがどうなったら完結になるんだか、さっぱり予想が
できませんw
あと、禁書目録の出番がまたしてもありませんw不憫だw
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登場人物たくさん。新キャラたくさん。相変わらずだが、ちゃんと収束させてるから流石だと思う。
最初はトーナメント系の話になると思っていたら、いつもの感じで安心というか意外というか。
個人的にはマリアンの容姿がストライクなわけですが、敵方と言うことで、色々やってくれてます。惜しいなぁ。
木原の方は相変わらずだが、こっちはぶれないので素直に潰れてくれと思えるから良い。
近江の動きがいまいち分かりづらかったのがマイナスな感じ。
鞠亜の挿し絵が少ない。戦闘シーンを是非やってもらいたかった。
続きが気になる。
後、表紙はそういうことか。
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今回はバトルロワイヤルですか。しかしどんどん話が膨れ上がってきているな。最後の方で知ってる面子がチラリと出たので絡んでいるんだなと思うけどメインキャラクターのほとんどが出ていないのでよくわからなくなりそう。でも続編を買うんだよな…
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ライトノベルとしては駄作の一言に限る。
映像化しにくいSFのせいで今何が起きているのか、がすんなり頭に入ってこない。毎度々々の「テーマ」についても一体ライトノベルユーザーのどれ程が理解しうるやら。
つまり、エンタテイメント性、わかりやすや、それこそ「軽さ」とはかけ離れている。だからこそ、ライトノベルとしては駄作。
ハヤカワ辺りで出すのがいいんでは?
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書きたいことは色々あるが、とりあえず一つだけ……この本は先にあとがきを読む人間には決定的に危ない巻です。ご注意ください。
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最近、新キャラが登場し過ぎていてもう完全に誰が誰だかわからなくなってきた。
そして、周りが盛り上がってるわりに当の主人公である上条さんはなんだか蚊帳の外状態。
これが主人公にして不幸体質のなせるわざか。
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厚かったけど、あっさり読めるのがいいですね。
主人公がんばれ。
敵対勢力が見えない悪意ではなく、血の通った人間だよっていう説明なのかも。
と言うことは、次は激しい抗争になるんだろうね。
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前巻とは変わりレギュラーキャラクターがほとんど登場しない一冊。おいてきた美琴どうなったんだよ!ってことはさておかれます。
そんななかかみじょーちゃんの主人公の性質の恩恵を預からないというところに着眼されております。いつもの展開は400ページを超えたあたりからお楽しみください。
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各勢力の思惑、政治的駆け引きや戦争の描写、文章の実験的な構成。
もうこれライトなノベルな気がしないです。
人気のあるシリーズで登場人物も相当数いるのに、ほとんど新キャラだけで話を構成してしまうのには圧巻。
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うわうわうわうわ〜!!
もうこの一言に尽きちゃうと思います
科学と魔術のガチなぶつかり合いです