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窪美澄目当てで、彼女の作品だけ読みました。
テーマが陳腐過ぎて、ろくでもない作品になっています。
こんなくだらない文庫に参加しないといけないなんて…
そして酷評されてしまうなんて…
作家さんも大変ですね。
誰ですか、こんなオムニバスを企画したおばかさんは。
13.03.01
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窪美澄さんの本をネットで買ったのでお勧めメールが来て購入。
現役女子高校生も、かつての女子高校生にも…。
って対象が我が家には2人いるではないですか!
ただ、割り当てページが短いのかどうなのか…??
なんか中途半端な作品もある感じ。
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初めての実日文庫。
頁の中心まで文章が詰まっていてちょっと読みづらくて、びっくり。
いずれも女子高校生を主人公とした、アンソロ。青春だあ。
ただ似たものが多くて、著者と作品を結び付けられない。
ただ、唯一印象深かったのが「ぱりぱり」。「左京区~」の人の作品だ。
読み終わって、山田詠美と江國香織を思わず再読してしまった。
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友達。女子校。カトリック。同窓会。夢。憧れ。家族。姉妹。女の子たちの話。詩と。瀧羽麻子さんの「ぱりぱり」、吉野万理子さんの「約束は今も届かなくて」、柚木麻子さんの「終わりを待つ季節」の最後の一行。
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女子高生を主題に、女性作家6人が描く小品集。
かつて、女子高生だった頃――。女の子同士で秘密を持ったり、それこそ他の子にコンプレックスを抱いて何も言えなくなってしまったり・・・。
書く人は違えども、6品各々が、どこか懐かしい「少女でありたかった」頃を思い出させる作品になっている。
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女子高生を主人公にしたアンソロジー。
全員女性作家というのはともかく、作品系統も似ている人たちだから並べると冗長。
似たような作品が続いている感覚があり、個々の評価はともかくアンソロジーとしてイマイチだなと思った。
窪美澄『リーメンビューゲル』
小学校から通っているお嬢様学校を、両親の離婚によってやめなくてはいけないかもしれない主人公。
高校から入学してきたハルカと楽しく過ごしているが、ハルカにも相談できずにいる。
瀧羽麻子『ぱりぱり』
十七歳で詩人として華々しくデビューした風変わりな姉を持つ実直な妹。
姉への尊敬、好意、苛立ち、嫉妬などがないまぜになった微妙な感覚を書いている。
吉野万理子『約束は今も届かなくて』
進学校に通っているが落第生としてのらりくらりと過ごしている主人公は、成績優秀な波佐間さんが何かと気にかかる。
大学進学、就職、作家となるまで折々に波佐間さんが登場する。
主人公のプロィールは筆者と一致しているが自伝なのかしら。
短編だから駆け足だけどリアリティのある物語だった。
加藤千恵『耳の中の水』
女四人の仲良しグループのお話。
ストーリーがなかった。
彩瀬まる『傘下の花』
母に連れられ山間の小さな町に引っ越してきた慧子は標準語をからかわれるなど田舎に馴染めなかったが、八千代と親しくなって学校や町に馴染んでいく。
いつの間にか百合系になっていった。
柚木麻子『終わりを待つ季節』
お嬢様高校の3年生、卒業までの秋から春を描いた話。
女子校ってこういうノリなのだろうか。
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彩瀬まるさん以外は全員、読んだことある作家さんばかりのアンソロジー。でもテーマのせいか、それぞれ別の作品の方がその方らしさを活かせていた気が。
吉野さんのは自叙伝ですね、鷺沢萠さんデビューの衝撃は私の世代では綿矢りささんの時に値するかな。
こうやって見ると上智出身の方も多いんですね。
柚木さんの作品が印象的で一番好き。
かっこいい女子が男子の代用品みたいにもてはやされたり、女同士キスしたり、、、あったなぁー。
自我はあるけど大人の庇護下にいるしかない微妙な年頃ゆえの反発とか、コンプレックスとか。。
10代が一番綺麗な時代なんてそんなのは大人の幻想でしかないけど、あの頃に戻りたいような戻りたくないような。甘酸っぱいアンソロジー。
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約束は今も届かなくて
鷺沢萌さんにふれてあり、また読みたくなった。
終わりを待つ季節
女子高のなかで男役である女の子の描写がよかった。
あのころモテてた女子はこんな気持ちもあったんかなー。
女子高、独特の世界は嫌いではなかった。
けど、もう一度高校生なら共学だよね!と、話してたあのころ、、
懐かしく思う本。
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窪美澄の作品が載っていたのでなんとなく買ってみたけど全体的に良かった。6人の女流作家(若い作家多い)が女子高校生を描いたアンソロジー。
「現役女子高校生と、かつて女子高生だったすべての大人の女性たちに贈る珠玉の青春アンソロジー」だそうで、俺はお呼びでないのかもしれないけれど、男女の恋愛をメインで扱った作品は皆無で、女子高ならではの雰囲気を味わえる作品や姉に対するコンプレックスやレズっぽい疑似恋愛を描いた作品など、共感ではなく新鮮さという意味ではむしろ男が読んだ方が面白いこともあると思います。
そしてお目当てだった窪美澄『リーメンビューゲル』で描かれる女子高校生同士の友情には感動しました。いい具合に暗い。
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01YA
いまのわたし、っていまはわからない。過ぎ去ってしまって遠い過去になって初めてわかるもの。
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短編集。評価は窪さんのリーメンビューゲルの作品。読了したのに話の続きが知りたくなるのと、不思議な余韻が残る作品。
ぱりぱり は姉を想う妹の気持ちが伝わってきた。
約束は今も届かなくて は読みやすかったのだか、どうも内容が別世界の様だった。
耳の中の水 はページ数が少ないが、ポイントを上手くまとめている。読みやすい。
傘下の花 は転校先で変化する心の動きがよく描かれている。親友の大切さを教えてくれた。窪さんと同じくらい気に入った作品。
終わりを待つ季節 あのランチのアッコちゃんの作者の作品。これも女子高生の青っぽい息遣いか伝わってくる素晴らしい作品。
それからのこと AVのような展開に呆れた。これはないわ。
蛇爪とルチル
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女性作家6人が、女子高生の日々をそれぞれに描いたアンソロジー。
繊細な心の動き、葛藤、憧れ、嫉妬、スタート・・・なんとも瑞々しくて柔らかで、でも端々はするどくて。時々ぐさりと、かつての私を刺すよう。
そんなに多感な女子高生だった覚えはないけれど、中学生のころは近しいものがあったかもしれない。
印象に残った一編は吉野万里子「約束は今も届かなくて」。自伝的なところもあるお話で、女子高生から社会人になり、さらに夢の一歩を踏み出すところまでが、さっぱり淡々と綴られている。
こういうお話って後から読んで初めて、あー、あの時の感情はこれだったのか、と思うのが新鮮でくすぐったいんであって、現役の時に読んでも、私とは違う!と思うだけのような気もする。
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やっぱり、窪美澄の短編が印象に残る。
”リーメンビューゲル”女子高の話し。
続きが気になるぅ。
ハルカのアザは?虐待なの?
透子は転校(学費が払えず)になるのかな。
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たいしたことじゃない。くよくよしなくていい。自分を励まそうとすればするほど、なにもかもうまくいかないような気分にとらわれる。
ひたむきに努力して伸びて行く。
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どれも読みやすかった。
一番印象に残ってるのはやっぱり読みなれてる柚木麻子さんかなぁ。
タイトルが「あのころの」であるように、大人が読むから楽しめる、響くものがあるのであって、現役女子高生が読んでもあんまりピンとこないのではないかなとは思った。
過去になって初めてわかることとか輝くことってあるよね。