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蛇足の典型例かも
2015/09/15 16:31
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
本編が完結したと思った後の短編集。例によって大人の事情が絡んでいるのでしょう。合掌。
時系列的に言えば、3巻と4巻の間のエピソードが一本、4巻後のエピソードが四本なので、ロセリーとオズの絡みはあまりないのが残念だ。
「ずっと遊んでいたいから」
夢魔の貴族ロセリアーニ・エミテオ・フォルケシュアルが落ちゲーにはまった。オズ・ザ・ウィザードこと佐品直純と勝負をするため、練習にはまっているらしい。しかし、ぶっ続けで30時間以上もゲームをしていたところ、足が痺れたような状況になって、下半身の感覚はあれどもピクリとも動かせないようになってしまう。
そんな状況に遭遇して、エロ神であるオズが何もしないわけはない。遠大な策略をめぐらし、ロセリーが自らオズを求めるような舞台を作り上げていく。そしてついには…。
「だってあそこは怖いから」
ダオことアルンポーン・ルークサクワン・チアオノーイの様子がおかしい。ロセリーの再召喚を目指して部屋に引きこもって研究を続ける佐品直純と、その彼につきあっている桐河ひめみのもとに夕飯をおすそ分けに来るのはいつものことなのだが、いつもと違って元気がない。
その理由は、見た目は幼女だけれど実は50歳過ぎの吸血鬼とは思えぬ、まるで小学生の様な理由があったのだが…。
「そのころ彼女は!」
リスキス・ヴェールワーズやペプデビロンらを館に呼んで謝罪させるロセリーだったが、彼女たちの挑発に乗ってある勝負をすることになる。
「どんなお顔か見たいから」
三鳥居奈津子は解せなかった。ひめみをふり、玉の輿を目指して言い寄る新一年生たちを寄せ付けもしないエロ・ザ・ウィザードの姿は、彼女が知る直純のものではない。しかも噂では、彼女がいるらしい。
未だ姿を見せないオズの彼女をあぶり出すため、サントリーは後輩の幕戸鳴子を利用して、オズのエロぶりをあぶり出す作戦を決行するのだが…当然、最後には自爆攻撃を仕掛けることになる。
「そんな薬をのんだから」
ロセリーと再会した後につつがなくエッチをするため、夢魔の誘淫作用を軽減する薬の開発に勤しむ直純。そこに、かつてエッチをさせるという約束をしていたことを思い出した夢魔のモリーがやってくる。これは実験の好機と喜ぶオズだったが、その薬には意外な副作用があった。
今ここに、モリーの女としてのプライドをかけた戦いが始まる。
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