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4,5回トライして読み終えた本。とにかく分厚かったんだもの;
一番怖かったのはあとがき。アンネの日記は本当に突然終わってしまって、それがいきなり現実味を帯びてくる。
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小学校の頃に2度以上は読んだ。なんでかすごい好き。同じ年齢くらいの話だったし、衝撃的なシーンが多かったからかな。古い話だし、何年も前に読んだ話だけど未だにハッキリ覚えてる本。
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誰もが一度は読んだことのある本ですよね。今さら言うことはないかもしれない。 でも 泣きます。小学生の時に 涙した 思い出の一冊です。大人になっても 忘れられない 哀しさと不条理さ。 アンネの明るさと子供らしさに また 涙涙・・・戦争も差別も 残してはならないと 子供心に強く思った作品でした。
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世界的名著
これ05年のクリスマスに
読んでたんだけど、最初の方は
平和ボケしてたのに、そこから
戦争が本格化していく様がありありと
伝わってくる。
読んでて、クリスマスに相手がいなかったことなどどうでもよくなる1冊
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アンネの目を通して知った約2年にもわたる潜伏生活は、想像よりも明るいものだった。それはアンネの強さによるものかもしれないけれど。とても15歳の女の子が書いたものとは思えなかった。戦時の悲惨さは元よりアンネの成長が手にとるようにわかる日記だった。
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ユダヤ人迫害の被害を被ったアンネの一生。
分厚く読むのが大変だったが、何か心に残るものがあった。
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前半は年相応だったのに、終盤、さすがジャーナリスト・作家志望と思わせる文章になっていた。60年以上も読み継がれる理由がよく分かった。大後寿々花主演で舞台化して欲しい。
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以前読んだときよりも、アンネの性格の印象がいっそうキツくなっているような気がします。
以前の版は、多分、家族に対する批判の部分とかが抜かれたものだったので、その印象かもしれませんし、または、わたしが年をとったということかもしれません。
あと、思っていたほど、暗い話でもないなぁというのも、今回よんでの感想。
もっと、悲惨な生活を強調した物語(まあ、ノンフィクションですが)だと思っていたのですが、本当になやんでいることは、戦争のこととかとはちょっと違う、なんだかすごい日常的なことだなぁと思います。
人は、どんな環境でも、生きようとするのだなぁ。人が生きるというのは、どんな環境でも、それほど変わるものではないのだなぁ。
そんな感想を持ちました。
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アンネが性的なことに興味を持っていたということで話題になった新版。でも読んでみて、まったく旧版との違和感は感じられなかった。むしろ恋や愛を真剣に考える少女の純粋な気持ちが汲み取れ、一層好感をもったくらい。
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小学生の頃読みました。
長くて挫折したのが印象的。
あと恋に語られる部分が意外にも多かった気が。
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若い頃に読んで衝撃を受けてから年を経て再読すると同じように感動できない本ってあるけど、きっとこれもそういう一冊のような気がする。
不可能だけど、アンネと同じ年頃に、同性として読んでおきたかった一冊。
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「わたしの望みは、死んでからもなお生きつづけること!」
アンネの苦しい隠れ家生活、強い想いそして将来の夢、身近な人々、普通の女の子としての可愛らしい一面などを、圧倒的な執筆力で綴った日記。ちゃんと最初から最後まで読んだのは初めてだったのですが、いかにアンネがしっかりとした信念を持って生きていたかを知って、衝撃でした。そしてその文才と知識の豊富さにもただただ圧倒されました。
自分自身を包み隠さず語るアンネの日記は、突然終わりを告げます。そこに戦争の醜さとホロコーストの悲惨さを感じさせます。
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よく世界史の資料集でみる“アンネの日記”は、この世の地獄のような写真と一緒に載っていた。だから身近で繰り広げられる殺戮の様子なんぞを記したものだと勝手に思ってた。そんなイメージが定着していたので、この本を借りるのも読むのも勇気が必要だった。しかし実際はアンネ自身に宛てた手紙という形式で書かれたものであり、些細なことが書かれているごく普通の日記だった。
13歳から15歳までのアンネの成長ぶりには驚いた。初め「感情が極端でわがまま。好きになれないなぁ〜」と思ってたけど、途中からだんだん好きになれた。アンネはまるで赤毛のアンのように思えた。初めはどーしょーも無いやつだと思うけど、最後は突拍子の無さから芯のある賢さを生じる。よい意味で、とらわれない強い個性が芽吹くという感じ。
アンネが生き続けられたら、どんな生涯を送っていたのだろう?
きっといろんな世界を知って、一区切りついた頃には教師になっていたんじゃないかと思う。日記の中で、「…教師に全く興味が無い…」みたいな内容があっとけど、アンネは教師に向いていたと思う。っていうか教師になって欲しかった。
戦後の混迷した時代だったからこそ、アンネのような自己を真剣に考え、広い視野をおのずと欲する人間。そんなアンネに新しい世代を教育して欲しかったなぁ
“隠れ家”の住人は自分の意見をしっかり持っていた。それどころか、その意見を他の意見と交わらせることによって議論することが当たり前のようだった。日本人(私)にとっては、なんでみんなまとまらなきゃいけないときに、わざわざ個と個をぶつけ合うんだろう??と思ったが、外国人(?)にとっては、それが当たり前であり、礼儀でもあるようで、、、
ここで日本人(私)は、なんて意見を持つことを考えない人間なんだろう(苦)って思ってしまった。。。
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中学時代に一度読んだのですが、再読しました。中学生の時は「隠れ家」の人々のあまりの自己主張の激しさに途中でついていけなくなりましたが、今回は最後まで読み通せました。戦後「隠れ家」メンバーで唯一人生き残った彼女の父親が、この日記をどんな気持ちで読んだのだろうと想像すると、とても居たたまれない気持ちになります。戦争について考える、民族性の違いについて考える、アンネという一人の少女のおしゃべりに唯耳を傾ける等、いろいろな読み方のできる本です。私は、「悲劇の少女」というフィルターを取り払って読むことをお勧めします。少女らしい、自分の考えに対する過剰なまでの自身が見える一方、時折それについて反省する姿勢が見えたり、またイギリス軍の動向やオランダ世論にたいする洞察等、彼女の才能を感じずにはいられません。そしてその才能がいとも簡単に失われてしまったことについて、やはり戦争という行為の非生産性と非道性について考えざるをえません。数年後にまた読もうと思います。その時は今回とはまた違った感想を持つでしょう。
2008/7/9
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ユダヤ人少女アンネ・フランクによる日記。
秘密警察に捕まるまでの2年間の潜伏生活を綴ってる。
第二次大戦中、ナチス・ドイツを逃れてオランダ・アムステルダムに移り住むが、オランダもドイツ軍に占領されユダヤ人狩りが始まり、支援者の力を借りて隠れ家に潜むことになる。
この書物はよく真贋を巡る論議がなされている。筆跡が違うとか発明されてないペンで書かれてあるとか。
しかしユダヤ人が迫害を受けていたのは事実だし、
強制収容所で亡くなったアンネ・フランクという少女がいたことも事実だし、
日本がドイツと同盟国だったのも事実。