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さすがに『イニシエーション・ラブ』の衝撃には及ばなかったけど、まずまずの驚きは得られた。
春香と美奈子はほんとに双子か、同一人物か?というのが物語の主題になっていて、こちらの結末は読みながら予想ができた。でも序章と終章を使ったトリックも用意されていて、最後は読みながら「何でこの二人が?」ってちょっとパニック状態。
主人公の古風な貞操感は理想としては大いに賛同したいけど、現実って恐ろしいよね。紀藤先輩みたいなバイタリティ溢れる男らしい人って、同性から見ても魅力的だし、恋愛に対してもサバサバしてるところが逆に女性を惹きつけるんだろう。
正明の主張する「靭さ」って、結局は自分の弱さを取り繕うための言葉だった。人間素直に弱さや不安を認めてしまったほうが、いっぱいいっぱいにならないで上手く生きていけるんだろうな。
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3時間くらいで一気に読んだ。
イニシエーションラブの衝撃を再び、みたいな帯。だけど、やはりあの衝撃には勝てない。
そして何より後味が悪い…。最後のオチはなんとなく想像がついちゃったかな。
星4つ。
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一見普通の恋愛小説にみせかけて、ラストに衝撃が走る二度見必須系の作品。でも前作の「イニシエーションラブ」の方が衝撃度強かったかな。
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良家のお嬢様で双子の姉、春香と付き合いながら、
キャバ嬢で双子の妹、美奈子に嵌っていく生真面目な男の話。
オチは面白かったけど前作よりはパワーダウンしてた。
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イニシエーションラブに続く第二弾。という触れ込みで気になり購入。え、そーゆーことなの??と真相に気付いたときはびっくり。
面白かったし、驚かされたけど、中途半端な気もして★は三つ
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久々の乾くるみの本。さらーっと読み終わったあと、んん??と思い、ラスト再読。この違和感は…してやられました。腑に落ちない箇所もありますが、イニシエーションラブを彷彿とさせる一冊でした。それにしても、女って怖い。
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イニシエーションラブ以上の衝撃って聞いていて、確かに衝撃は受けたけど、なんか読後感が良くなかったな。はじめからいろんなことを疑わずに素直に読めばもっと楽しめたのかも。
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「イニシエーション・ラブ」「夜明けの街で」でもあった恋愛による胸苦しい感はスゴくあった。ちゃんと最後にはサプライズにもあり。こーゆー作品結構好きなんだよね…現実にありそなちょっとの謎と歪んだ話。男女間は常にミステリ。Love is the Mystery
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イニシエーションラブの衝撃があったから、期待感もあって一気に読んだ。これも確かに衝撃あったけど…後味悪い…ミステリーとしてもイニシエーションラブの方が良かったかな〜
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どうしてもイニシエーションラブと比較しちゃいます。
イニシエーションラブを読んだ時は、
予備知識なしだったので、
純粋に楽しんで読めたんだけど、
続編(?)ということで
どうしても色々と推測してしまうから、
前作ほどの驚きがないかな。
Part2(ということでもないが…)は、
期待が大きいだけに難しいねσ(^_^;)
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うーん。
また読み返したいような、そうでもないような。
あやふやなところが多い気がする。
イニシエーションラブとは全くの別物。
この人の文は頭に入ってきやすいから好き、だけど。
正明くんみたいな人はもう化石化したのかしら。昔って、なんかいいなあ。固定でんわの時代。
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著者の「イニシエーションラブ」を読んだ時受けた衝撃があまりに大きく、期待し過ぎていたのかもしれません。今作に関しては、結末は予想の範囲内でしたし、後味もあまり気持ちの良いものでもありません。どうやらラブシリーズとして、第三作目も構想にあるらしいです。きっと読んでしまうんだろうな。。
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ラスト二行で世界が変わる、衝撃的ラブストーリー「イニシエーション・ラブ」の位置づけで発売された今作。続編ってわけじゃないけど、どうしても前作と比較して見てしまうし、警戒してしまう。笑
トリック自体は想像できたし、最後の章のあの説明のような会話は正直もう少し簡略化して読者に委ねてもよかったのでは。
ただやっぱり個人的に今作の位置づけもラストの後味。さらりと衝撃が走るあの感じは作者お得意ですね。
そこまで二度読みしたくなるか?うーん。ここでも前作の衝撃を上回れなかったような。
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【読了】乾くるみ「セカンド・ラブ」を読了。6月3冊目。
乾くるみの出世作といえば「イニシエーション・ラブ」なわけですが、未読の人は是非にも読んだ方が良い、たぶん、いろいろびっくりするからと、人にお勧めしやすいですね、あの本は。
タイトルからしてイニシエーションの衝撃が再び?と期待は高まりますが、ハードルは上げすぎても辛いだけなので、なるべく思い込みを排した状態を心掛け、フラットに読み始めたわけですが・・・・。
「やられた」
あれだけ疑惑の目で読んだにもかかわらず、あっさりとやられてしまう己のふがいなさに嫌気がさすわけですが、そこは作者に拍手をしておくべきでしょう。
「イニシエーション・ラブ」はラスト2行で「??????」という、実に分かりやすい衝撃を受けた訳ですが、本作は最終章を読みながら、「あれ、どういこと? むむ、分からん・・・・」という感じで。
「どうやら、やられたっぽいけど、何をやられたんだ、俺は?」という、どうにもキレの悪いモヤモヤ感でスッキリしない。まぁ、その後に検証してみると、「あぁ、なるほどね、やられたわ、てへぺろ」みたいに思えた訳です。
世間的にはイニシエーションよりは落ちるという評価っぽいですが、なかなかセカンドも面白かったですよ。イニシエーションの技法を読者は分かっているという前提で、その読者心理もうまく利用していると思えるくらいに、うまく構成したなぁと拍手させて頂きます。
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まったく嫌な話である。
だがそこが魅力なのか。読み始めから読了まで、勢いに任せて読んでしまった。
……女って怖い。