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青森に行く「はやて」内で、読書。
岩手県は広すぎて、みんな銀河鉄道でもなきゃ会いにいけない。
日本語が美しいって思えて、思わず反芻しながら読む。
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宮沢賢治好きだなぁ。
ファンタジーというとどうしてもこの本を思い浮かべてしまう。
最後は何気に号泣しました。
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「ほんとうにみんなの幸のためならば僕のからだなんか百ぺん灼いてもかまわない」と言うジョバンニと、そんな彼にきれいな涙を眼にうかべながら「うん。僕だってそうだ。」と応えるカンパネルラ。このくだりを読む度に、いつも胸が熱くなります。私はこの無垢で純粋で優しく美しい物語が大好きです。
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親友とふたりで乗り込んだ銀河鉄道、出会った人々と不思議な体験。全て幻だったのか、それとも――。わが文学部で「カムパネルラは夢を見ていたのか?」ディベートを行ったときは、みんなの意見を聞きながら結構幸せに浸ってました。長野ファンをやり始めた少し後くらいに賢治ワールドとのつながりに気が付いてうれしかった覚えもある。それにしてもうちの学校は賢治アレルギーの子が多いな……。
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ジョバンニとカムパネルラがケンタウル祭の夜に旅した星空には、忘れてはならない人としての優しさと、逃れられぬ修羅と、それに対する生きてゆくための姿勢の指針がこめられています。読んだ後、ほんの少しだけ誰かにやさしくしたい気持ちになる…そんなお話です。
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深い心の闇を抱えた少年を乗せて美しい夜を駆け抜ける汽車。秘めた心情をカムパネルラにだけ開示するジョバンニ。「ほんたうのさいわい」を求めて旅する2人の姿は、作者と妹トシとのカンケイにも似て切ない。岩手県の為に尽くした作者の思いが投影されているかのような一節一節が、読み手の魂を衝き動かします。子供には描写の美しいファンタジーとして、オトナには人間心理の深遠さを追求する物語として読んで頂きたい作品。
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大好きカムパネルラ!ジョバンニ!
演劇脚本(祭よ、今宵だけは哀しげに)から入った作品だけど、数年悩んで物語の真意が分かった時はひたすら切なくて涙しました。
わかろう、と本気で思う気持ちがないと理解はできない作品だと思います。
ところどころ抜けた未完成の原稿も切ないです。宮沢賢治は生きてたらどう完成させたかな。
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ロマンチック極まりない。宮沢賢治も詩のほうが好き(永訣の朝は何度見ても凄いと思う)なんだけど、この作品はやはり別格。同タイトルの曲とは比べものにならない。
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サンタマリヤ。言葉はありません。彼は共感覚者だったって話は本当ですかね。こんな言葉、今の人は誰も導き出せないと思った。素晴らしい。無粋な解説とか、分析は不要だよね。
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全体的に幻想的な不思議な世界観で、やっぱりこういう話は好きだな、と改めて実感しました。文章も綺麗。肝心な鉄道に乗り込む場面の原稿がないというのは残念でした。
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短編集。「よだかの星」「猫の事務所」など収録。「銀河鉄道の夜」といえば、登場人物をネコで描いたアニメ映画がありました。宮澤賢治の世界そのままで心に残っています。
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名作と呼ばれつつもこれまでほとんど手をつけてこなかった。
読みやすい、読みにくいなどはありますが、どの物語も面白い。
童話は多くの人にたくさんのことを伝えるための手段としてはとても素晴らしいと感じました。
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何度も読めばそのたびに味が増すのではないかな。造語の解釈・想像を読者に任せているところ、とても潔いけれど、少し戸惑ってしまう自分が悲しくもある。
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擬人化の嵐。たぶん猫やら鳥やら風やら踏切やらとも話ができたんでしょう。最後のビジテリアン大祭の討論は圧巻。
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このお話で何度泣かされたことか。賢治作品の中で、1番有名なのではないでしょうか。幸せってなんだろうね。