投稿元:
レビューを見る
朝井リョウ(@asai__ryo)ありがとうございますー
が、なんてことしてくれるんですか!
可笑しすぎて電車で読めない!電車の中は貴重な読書の時間というのに!
で、その可笑しみは「男の子って、やっぱりバカばっかりだなぁ」
というのにつきまして、それは
東野圭吾の『あの頃ぼくらはアホでした』に似てる。
ほんっっとに、バカばっか(式波・アスカ・ラングレー風にお願いします)
ただ、『あの頃ぼくらは~』と違うのはバカに女子が混ざってること。
ダメだよ女子!一緒にバカになっちゃダメ。
高いところからふふん、バカね、って言うのが正統だからね!
というのは置いといて。
まぁ兎に角こんなバカでわんだほーな日々が、これからのリョウ君のかけがえのない芯・幹になっていくんだな。器に最初に入ったもの、っつーか。だから大丈夫、って気がする(そのネタから離れなさい)。
最後になったけど、就職おめでとうございます。
これからのますますのご活躍をお祈り致します。
投稿元:
レビューを見る
こんなに誰かに紹介したい本読んだの久しぶりかもしれません。
正確に言うと、この本はほんっとに誰にでも紹介できる!
本好きの人もそうじゃない人も。
朝井リョウさんの小説読んだことあってもなくても。
忙しい人にも時間に余裕のある人にも。
ただし、まったくもって自分のためになることはありません!!!
でも読んでほしい。
声出して笑って、くだらないってほんとにすばらしくて、朝井リョウと友達になりたくなる。
あー楽しかった。
投稿元:
レビューを見る
不毛なことに全力を注ぐ大学生のあるべき姿がここに!
悔しいくらい、何度も噴き出しそうになった。
容姿に対する自虐がしつこいんだけど、鼻につくわけでもないし、純粋に面白いなぁと思った。
同年代だからっていうのもあるけど。
文章を切るのに、例えば、ばかやr、みたいな感じでアルファベットでっていうのは無理な人は無理かもなんて思ってみたり。
投稿元:
レビューを見る
予想以上に面白かった。
いつの時代も男子学生というのはバカなことをすると相場が決まっているが、それが語られるのは随分年を取ってから過去を懐かしく振り返る形であることがほとんどである。だから「ばかだったんだよなあ」という自嘲にも甘さがにじんでしまう。
しかしつい去年まで現役の大学生だった著者の場合は、その自嘲がキレキレなのである。しかも文章はしっかりしているし、自分ツッコミの視点もちゃんとあるので、とにかく読み応えがあるのだ。
こんな内容で読み応えがあるとはどういうことだと思うのだが、なにしろ「ちからいっぱいバカバカしくて笑える」という内容であった。
小説との落差が幻滅を生むという不幸な事態が起きるのがエッセイなのだが、私にはむしろ魅力が増した感がある。
あのビビッドで繊細な小説を書いているのが、この全力でバカバカしいことを楽しんできた人であるということの、どうしようもない不条理さがたまらん。
「王様のブランチ」や「ダ・ヴィンチ」で著者を見たことがあるが、馬顔だと思ったことは一度もなかった。これからはそういう目で見ることにする。
馬でも牛でもいいのだ、面白い小説を書いてくれれば。そして今後もエッセイを期待したい。
娘と一つ違いという、ほとんど自分の子どもの世代の著者なのだが、年齢は関係ないのだなと改めて思う。朝井リョウはほんとに面白い。
本作でもっとも印象深かったのは、自転車で京都へ行ったときの話。
あの朝井リョウが静岡市と知立市を通過したのか!と。中山峠は大変だっただろうなあと心から同情する。でもそういうことができるということが、とても羨ましい。
どこかの会社に就職してがんばっておられるらしいが、次回作を期待して待っているファンのことを忘れないでほしいと思う。
投稿元:
レビューを見る
日本文学振興協会は2012年7月4日(アメリカの独立記念日ですね)、第147回芥川賞・直木賞の候補作を発表した。直木賞の候補に本書の著者、朝井リョウさんの「もういちど生まれる」が選ばれた。平成生まれとしては初のノミネートでとても注目されています。朝井さんは私と同学年で、社会人一年目の馬顔の青年だ。
デビュー作の「桐島、部活やめるってよ」で小説すばる新人賞を受賞し、デビューを果たした。今夏そのデビュー作が神木隆之介さんが主演で映画化される。今間違いなく一番波に乗っている作家の一人といって過言ではないだろう。多くの作家が高学歴であることと同様に、彼も早稲田大学を卒業している。
並はずれた文章、高学歴、そこそこ良い容姿(本人は馬顔と自らのことを謙遜する)。完璧じゃないか、天は彼に二物も三物も与えたと思うかもしれないが、twitterを読むとただの同学年のアホなやつと思ってしまう。そして本書を読むとさらにその思いは強まる。
本書は大学時代の出来事がつらつらと書かれてあるだけだが、個人的に共感できることもあり大笑いしてしまった。100キロハイク、モデル体験、学生旅行、スマートフォンデビュー、ピンク映画館デビュー、京都までの自転車旅行と盛りだくさんでリア充感満載だが、クリスマスの日にリアル脱出ゲームに一人身の友人たちと参加していることからリア充感は打ち砕かれる。
今後もしかしたら直木賞をとって誰もが知っているビッグネームの作家になるかもしれないが、作家である前に彼はただの1989年生まれの男である。普通の男にただ文章を書く力が備わっただけだ。「だけだ」で終わらせるのは申し訳ないかもしれないけれど。今後も大好きな彼の作品を読んでいきたいし、彼の“普通”もエッセイを通して読んでいきたい。
投稿元:
レビューを見る
私の大好きな作家である「朝井リョウ」さんのエッセイ(?)です。
早稲田大学っていうくらいだから結構カタめで面白みもないのでは・・・
と思っていた私がバカでした。
学生ならではのはしゃぎっぷり、大学ならではの行事。
朝井さんの周りには面白いことしかないのか?
はたまた朝井さんの表現力がハマっているのか?
エッセイというか、ブログのような。
短時間で気軽に、サクッと読める朝井さんの大学時代の話がてんこもりです。
投稿元:
レビューを見る
すごいな、って思った。とにかくすごい。この人ただの平成生まれじゃないよ、ゆとってるけど、ほんとすごいな、って思う。小説もエッセイも面白いなんて。
こんなに笑えるエッセイ読んだの久しぶり。もともとそんなにエッセイは読まないのだが、爆笑王西加奈子さん、さくらももこさん以来かもしれない、こんなに笑えたエッセイ。
全部が笑える。面白くないエピソードがなにひとつないのだからすごい。意地の悪いひとはこれを読んで、さらに意地悪な気持ちになるんだろうな。直木賞候補にもなったし(落選してしまったが)。これは妬まれるよ。平成生まれの才能溢れるリア充作家のエッセイなのだから。馬面だろうが田舎者だろうが便意もよおしてようが絶対モテるだろうね。金もあるだろうからクロスバイクとか買って京都までいつちゃうし、男女の仲間もたくさんいて、慕われ、慕って、そして平成生まれという若さ、ダンスもできて早稲田卒なんて…さらには直木賞候補にもなる作家、デビュー作は映画化!
もともと朝井さんの作品は大好きだったけど、このエッセイを読んで彼の人間性を好きになった。とにかくきらきらしてる。ひとに好かれるなにかを持ってるんだろうなって思った。環境も素敵だからきっとこの先もきらきらした物語を紡いでくれるんだろうな、と。
全部笑いを堪えられなかったがとくにツボったのは朝井さんの母の話。母の車での話はきたね。
何気ない日常を愛おしく感じ、生きてみようと思いました。
投稿元:
レビューを見る
くっだらないなぁ、あははってカラッと笑って終われるエッセイ。
でも、そんなお馬鹿な経験もちゃんと記録してあって、
こうやって一冊の本になるんだから、
根っから文章書くことが好きなんだなって思う。
高校生のあんなキラキラした瞬間を切り取れるのは、
朝井さんが、なんか気がついたらオモロイことを誰かと
シェアしながら体感してるからってわかった。
投稿元:
レビューを見る
本人は強く否定しているけど、やっぱネタは作品を面白くするためには必要な要素だと思うので、せっかくいいいい会社に入社して得難い経験をしているのだから、小説家として経験した「ネタ」を仕事に活かしつつ、将来的には作品に反映させてもらいたいと思った、
ネタのためじゃないとか言わなくていいよ。生きていることの総体が経験なんだから、どんな経験だって小説にはなんらかの影響をもたらすことに結果するだろう。
投稿元:
レビューを見る
まだ1/4しか読んでないけど、めっちゃツボ!
声を出して大笑いしたいのに、ここが職場の昼休みであることが恨めしい…。
私にとっては神本かもしれん。
投稿元:
レビューを見る
Twitterやらブクログやらでこの本の存在を知って以来、どこに行けば手に入るのかとTSUTAYAや書店をさまよい、入荷されていない売り場を見ては本の流通に思いを巡らすことに数日。
ようやく近所の書店で発見、コーナーには「自己啓発」の文字。
レビューと本の紹介をチェックしていたので、タイトルだけで分類したなと推測し一人優越感にひたった。
確かに、タイトルは典型的な学生向けの自己啓発本だ。
しかし中身はどっこい、作者の大学時代の面白エピソードの詰め合わせである。タイトルに「やらなくてもいい」と書いてあっても是非やりたい!と元気な大学生に思わせるエピソードがてんこ盛りだ。
選ぶ言葉にもさりげなさとドヤ感を含んだセンスを感じる言葉づかいで楽しませてくれる。
モデルと眼科医のエピソードは特に笑わされてしまった。
この本を読めば朝井リョウの書いたものをまた読みたい!と思うことは確実だ。
投稿元:
レビューを見る
朝井リョウという作家の桐島が部活をやめるとかなんとかっていう本が話題らしい、ということはずっと前から知っていました。
でも日常生活の中で、いわゆる「ゆとり世代」の人達(もちろんその一部だけなのだけれど)に頭を悩ませている私は、「朝井リョウ?平成生まれのゆとりでしょ?」と、頭でっかちになって、いい印象を持っていませんでした。
(今となってはこの頃の自分を叱ってやりたい)
が、「最後の恋MEN'S」で始めて朝井リョウ作品を読んで、「あれ?この平成生まれは只者ではないな」と、恐ろしく上から目線で、でも一気に好きになり、翌日には「桐島、部活やめるってよ」を探しに本屋さんへダッシュ。
もちろんそれも面白く、今では好きな作家さんを挙げる時には彼の名も挙げるようになりました。
「やっぱり平成生まれだろうが、ゆとり世代だろうが、才能のある素晴らしい人はいるんだなぁ…」と思ったのも束の間。
やっぱり馬鹿だった!!!(最大限の愛情をこめて)
「学生時代にやらなくていい20のこと」は間違いなく学生時代にやらなくていいことばかりで、あまりのくだらなさと、馬鹿らしさが、それはそれはもう大好きでした!!
エッセイはあまり読まないし、小説ほど好きではないのだけれど、これなら何度も読みたい。その度に「馬鹿だな~!」と笑えるから。
これからも朝井リョウからは目が離せません。
小説も期待しているけれど、エッセイも期待しています。
投稿元:
レビューを見る
明るく爽やかでとても笑えるエッセイです。早稲田大学在学中に作家デビューして就職して兼業作家になってアウトドアも楽しみ友達に恵まれてそうな魅力的な男の子にどうやって育てたの?とママ目線になって読みました。恋人の影がないところも高感度ポイントです。美容院でのエピソードが好きでした。
投稿元:
レビューを見る
〈内容〉話題の現役大学生作家の、まったくイケてない日々。
『桐島、部活やめるってよ』の著者の初エッセイ集。華々しい「大学生作家」の看板の陰で繰り広げられる、無為で阿呆な爆笑の日々!
投稿元:
レビューを見る
この人は間違いなくおバカな早稲田生の典型!
大学在学中に作家デビューした筆者の
学生時代の数々のできごとから、
おもしろ母親エピソード、就活までのエッセイ集
完全に笑かされました、予想外に!
文章(特にツッコミ?)おもしろすぎます
美容院のくだりが最高!!
昨今のビジネス本を揶揄した感じの
タイトルがまたいい
電車や公共の場所で読むのは、
吹き出す可能性あるのでおすすめしません!