電子書籍
マイナス思考のススメ
2019/07/22 22:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の言うマイナス思考は、行動することを消極的にするものではない。むしろ、失敗の可能性や危険を考えて、早めに次々と手を打つこと。
もちろん、積極的にな発想の危うさを重く見て
慎重に挑戦を回避する必要性を説いている
側面もある。
だが、それも本書を読めば、しっかりした哲学に
基づく判断だとわかる。
意外で面白かった主張を一つご紹介。
上司はウマが合わなくて当然。
上司の調子に合わせようと思わなくていい。
上司に聞かれないことを前提に、気分転換に
上司の悪口を言うことを勧めているのは、
意外で面白く感じられた。
経理の人として偉大な功績を残した著者、金児さん。その金児さんが勧めるマイナス思考。
見習うべき点が多いと感じた。
投稿元:
レビューを見る
僕はマイナス思考です。プラス思考の方には、マイナス思考のことを話しても、まず理解してもらえません。でも逆は理解「可」能です。
タイトルはとても素敵な本だと思って読みはじめ、なるほどもっともだと思いながら読み進めていくうちに、これはマイナス思考ではないのではと思い至りました。最終的にプラスになりたい、という欲望が渦巻いているのです。
鬼に金棒、ではなくて、バットしか持っていない人にミットを渡すような感じ、かな。
真のマイナス思考人間には、直接のプラスにならないかも。プラスにならないことがプラスなのかな。何を言っているのかわからなくなりました。「思考」と「思考術」の違いってことだ。
投稿元:
レビューを見る
前提を間違えると危ない本
会計の神様?と呼ばれることもある著者が、自分のマイナス思考が仕事の役に立ったことを書いています。
かなり字数が少なく、まとめられているので非常に読みやすい本です。
ただ、製造メーカーでの経理・会計の経験のみからの話なので、その前提を間違えると危ない微妙な気がします。
勉強になる部分というと、1930年代の方の仕事観を垣間見れる点だと思います。
ちなみにそんなにマイナス思考でもない気も…
投稿元:
レビューを見る
ポジティブ思考を訴える本は世に数多あれど、ネガティブを提唱するのは本当に珍しい。書いているのが伝説の経理マンと呼ばれている方なんでまぁ納得は行くわけですけど。
多分この人のもっとマジメな本も合わせて読んでおくとより納得感は強かったと思うのだがそれでも素直に受け止めていい事実もたくさんあったし、何よりこの人がいた信越化学って会社が面白い会社だったんだなぁと。
投稿元:
レビューを見る
マイナス思考でも旨くやっていけるんだ!
会計の神様と呼ばれている著者の経験から、マイナス思考はいいことだ!
と解説しています。
私もマイナス思考なので勇気付けられました。
マイナス思考の方にお勧めの一冊です。
マイナス思考 = 最悪の事態を想定して行動する。
という事だと理解しました。
「あとがき」があれば良かった・・・。
投稿元:
レビューを見る
金児昭氏の本は、これで2冊目(会計の専門書以外で)。もっとも、2冊目だと狙って買ったわけではなく、タイトルだけ見てたまたま手にしたら金児氏の本だったので、買ってみたのだが。
相変わらず、「昭和の生真面目サラリーマン」の仕事や生活に対する考え方という感じなのだが、でも、それが日本人の良いところでもあるわけで、見習わなくてはいけないところが多々あると思う。そこまでは・・・と思うところも正直あるのだけど、自分にできそうなところ、「マイナス思考」型人間として共感できるところは、取り入れていきたい。同じ「マイナス思考」型人間としては、上には上がいるなあ・・・と、ちょっとほっとできるかも。
投稿元:
レビューを見る
マイナス思考をどう活かすか?
→小さなことに目を向けることが変化に対応する方法
失敗したら、この失敗から何を学ぶのかを徹底的に考えて気にしていくことが大事
早い段階で心配事をいかに多く見つけられるかが大切
投稿元:
レビューを見る
経理とか金庫番のような仕事は保守的でマイナス思考の方がうまくいくのかもしれない。
マイナス思考がうまくいくというのは、プラス思考なのではないかという気がする。