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ハイランドの氏族長孫娘で裕福な商人の義娘サブリナ・ダンカンと、父親と兄の死亡で氏族長となったストラサーン伯爵ニアル・マクラーレンのロマンス。偶然に何度も放蕩者ニアルの情事を目撃する羽目になったにも関わらず、クランの為に結婚する事を祖父に指示されて…。出会いではサブリナに魅力を感じず、貞節を守る気が無いままサブリナに惹かれる自分に戸惑うニアル。改心した放蕩者は良く登場するが、反省した放蕩者は珍しい。婚約者に捨てられた過去があって自分に自信のないサブリナに、結婚前後の態度を反省して必死に求愛するニアルがいいです。
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内容(「BOOK」データベースより)
1740年、スコットランド。あふれんばかりの魅力を振りまくニアル・マクラーレンは、ハイランドの氏族長。戦いの腕と恋愛術で彼の右に出る者はいない。うわさでは、彼の唇は女性の体から魂を抜きとるという。一方、死の床にある祖父から、ニアルとの結婚を命じられたサブリナは、あんな遊び人はごめんだと断るが、氏族への責任感からしぶしぶ結婚を承諾する。婚礼の夜、ニアルの導きによって彼女は自分の中の情熱に目覚め、女性としての魅力を開花させた。同時に、彼にとってこれはゲームにすぎないという思いにサブリナは苦しんでいた。やがてニアルの裏切りを目の当たりにし、耐えられなくなった彼女は、全身を使って反撃に出る。荒々しいハイランドで、ふたつの心がひとつになるまで、恋人たちは激しくぶつかりあう。心を揺さぶる愛の物語。
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祖父の策略でハイランドの氏族長で遊び人のヒーローと結婚することになったヒロイン。
逢引きシーンを見られたり、結婚前に愛人と致したりと苦手な人には地雷本かも。
結婚してどんどんヒロインに惹かれていくのが怖くて昔の愛人と致そうとする(未遂)のをヒロインに見られるというダメっぷり。
個人的にはガチ放蕩ヒーローが改心して土下座ヒーローになるのは大好物なのである程度楽しめたけど、このヒーローはちょっと土下座っぷりが足りないかもしれない。
もっと憔悴してほしい。
それにしてもヒロインのいとこと元婚約者の描写はあれだけなのかな。
あの後が気になるけど…。