紙の本
長いお話
2019/03/07 22:28
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投稿者:ウッドチャック - この投稿者のレビュー一覧を見る
幼稚園の息子はまだ自分で本を読めませんが、眠る前の読み聞かせで一番好きなのが長七郎です。
絵本を数冊読んだ後に、目を瞑って聞く物語です。
とても可愛らしくて、ストーリーがしっかりしているので面白いです。
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古道具屋の源ジイは、お寺のゴミすて場でへんなまるいものをひろいました。ソレはあくびをして「オバケの長七郎だぞ!」なんて言うんです…。源ジイの店先に置かれたこのちいさいオバケ、子どもたちに大人気。すぐに売れそうになり、源ジイはもったいなくなって非売品にしてしまいました。こうしてこの商店街の仲間になった長七郎、オバケらしいことはなにもできないけど、みんなといっしょに楽しい毎日をすごします。
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小さなおばけの長七郎がふとしたことで、柳下商店「へなもんや」の偏屈おやじ源じいさんに拾われて…
表紙のおばけの絵のカワイさに、子供が一目ぼれ。家に帰って読み始めたら、これがまた面白い!!わっはっはと声に出して笑うくらい楽しいお話の連続。そして季節の移ろいや人の心の温かさを感じられる本当に素敵な作品です。
良い本に出合えたなあと思います。
ひとりで読むなら小学校中学年くらいから。読み聞かせは一編20分くらい。
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あんこが好きなかわいいオバケの物語。
ほのぼのとして面白くて、なかなか良かった。
やなぎした商店街のメンバーもいいね。
味のある8つのお話。
図書室に入れてみようかな。
小学校中学年向き。
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寝てたら二百年経ってた、二百と五歳のこどものオバケ長七郎を主人公に、商店街の日常を描いたお話。
とにかく長七郎が可愛い。
嬉しい時はピンク色になるし、消しゴムで消さないと透明になれないし、何もかもが愛おしい!抱きしめたい!
そして、ひょんなことから長七郎と暮らすことになった“へなもんや”(骨董屋)の偏屈店主、源ジイとのやりとりもまた微笑ましくていい味出してます。
どこかにありそうで、なかなかない商店街の雰囲気が何故か懐かしく、優しい気持ちになれます。
子供向けではありますが、大人が読んでもほっとする本だと思いました。
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まあ、読んでいるといろいろ矛盾も感じるんだけど。
200年前からいたオバケなのに、現代の子どもの喋り方で、ちょっと古臭い言い回しの大黒の言ってることがわかんなかったり、牛乳を飲むと白くなるのに、ほかの食べ物を食べても色が変わらないとか。
でも、ターゲットの小学1・2年生はあまりそういうことは考えないかもね。
個人的にはこういう和気あいあい下町人情商店街物語みたいなのは嫌い。(こんな商売でどうやって生活費を稼いでいるのか?不動産持ってるのか?年金も多いような生活じゃないし。生活の基盤にリアリティがない話は子どもに対しても誠意がない。しっかり稼ぐから生活が楽しめるんだってことは子どものうちから分かった方がいい。)
続編もできそうな感じで終わっているが、できても読まない。
でも、あんまり本が好きじゃない小学校低学年の子には「面白いよ」ってすすめるとは思う。
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長七郎がかわいかった。二百年寝ていたときいて、びっくりした。お坊さんがおきょうを
「な~む~な~む~あんころ~…」
と、となえていたのがすごく面白かった。
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無邪気な長七郎がとてもかわいらしいです。
また、なんだかんだいいつつ、かわいがっているおじいさんの様子も笑えます。
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小さな長七郎が、元気に町をとんでみたり、かべぬけのれんしゅうをしてあたまがごつんとぶつかってみたり。そんなかわいい長七郎がでてきます。見てね。
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古道具屋の源ジイと一緒に暮らしている小さいおばけの長七郎。商店街のみんなの人気者。おばけらしいことはあんまりできないけど、いるだけでいいよね。こんなにかわいいんだから。
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古道具屋の「へなもんや」。。店先の鳥かごにはいっているのは、正真正銘、ほんもののおばけ。二百と五歳の長七郎。商店街の人気者!
(『キラキラ子どもブックガイド』玉川大学出版部 より)
「五歳のオバケ長七郎は、未熟で、消えることも、なにかに化けることもできません。はやく一人前のオバケになって、みんなをこわがらせたいと努力しますが、商店街の子どもたちやおとなにまで大人気。ちっともこわがってもらえません。そんな長七郎が、消えることができたら、こんどは、元に戻れなくなったり、おかしな事件がつぎつぎとおこります。人情味あふれる商店街を舞台にした、オバケのゆかいな物語です。」