紙の本
フィノ最強伝説
2015/09/25 16:31
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
聖教会の聖人クラニオンが聖神イスカに取り込まれ、周囲の人々を自身と一体化させ始めた。クラニオンの恋人アーシェと神官ジュリ・ファイナットは、人々を解放するため、聖都からの脱出を試みる。一方、イスカの力を取り込みたい魔族の主ウィスカは、サイエントロフの内乱から北天将ルーファスらを引き上げ、聖都へと向かう。
その頃、大罪戦争の英雄たちの魔道具を手に入れ、豆の神ボルアルバを吹き飛ばしたセロとフィノ、アルカインたちは、武人ホウジョウから聖都の混乱を聞く。ついでに、ホウジョウの娘だったシズクは、アルカインとの仲をあること無いこと吹き込み、血の嵐が吹き荒れる予感を起こさせるのだった。
シリーズ最終巻。「パラサイト・ムーン」とのリンクも明示され、そういう意味で輪環は閉じたことになっている。
今回の最強キャラは、どう考えてもフィノだろう。
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全10巻の長編の完結巻ということで、読了後の満足感がすごかった。
まだまだ続けられる話だし、好きなキャラも多いだけにもう少しこの世界に浸っていたい気もするけど、続きが出ないことも多いラノベ業界においてしっかり完結させてくれたことは嬉しく思います。
前々作パラサイトムーンとの新たな繋がりも見えてきて、作者のファンとしては嬉しい限り。
新シリーズも楽しみにしています!
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大団円!
でもなんとなく空ノ鐘んときよりすっきりしないのは
正ヒロインが最初から最後まで徹頭徹尾、
由緒正しきヤンデレだったから、じゃないかと思うw
読み応えはあったので、次のシリーズにも期待しています
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セロを巡る話は丸く収まりましたが、その他にいろいろ含みが残った感じですね。風呂敷が拡がりすぎた感は少々ありますが、今後何らかの話に繋がっていくんだと期待もしてしまいます。
しかし渡瀬ワールドはどんどん拡がっていきますねぇ。
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完結、大団円。
まあ、彼女のヤンデレがあんなふうに使われるとは思わなかった。
第二部というか、クロスに近いのだろうけど、次の話のネタもなんとなく彷彿とさせるエンドもあって、おわらねぇなぁ、と。
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輪環の魔導師も最終巻。10巻ということなのでそこまで大長編ってわけではないけど、刊行ペースが遅かったこともあって、わりと長々と続いた印象です。
9巻までで広げた物語をきちんと畳みきったのは高く評価したいです。物語の核心である聖神イスハとの戦い、一応の本筋である魔族との戦い、別の視点で描かれる2つの部族の内乱。どれもいい加減にならなかったあたりは見事です。
きちんと練られた神話や世界設定を十二分に活かしきったストーリーだったと思います。
一つだけ不満。
最後の最後でトンデモなオチが用意されていて、正直アレは許せなかった。あの人がまさか……伏線なかっただろ……俺好きなキャラだったのに……残念ですorz
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ラスボスさん風格が漂ってていいですね。
ファンタジーもののラストとしては
この描写の仕方はかなり好きだな。
本作のテーマが種としての人間のあり方とすると、
このスタイルはかなりマッチしているように思う。
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とうとうフィナーレ。
正直、最後はあっけなかったようなきもしました。
もう少しひっぱってもよかったのでは??
そして、シェリルさまの衝撃?の事実。
大円団でした。
終わり方が気になるので
この世界での続きが読みたいかな。
それともそれがパラサイトムーンなのかなぁ。
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10巻
聖神イスカが暴走?ウイスカ達魔族とセロ達の3つ巴の思惑と戦い。
そして、大団円。
その後日談まで。
作者も言っていますが、パラサイトムーンともつながっていますね。
ファンタジー系からクトール系になりますが、読みやすくてよいのではないでしょうか。
長靴を履いたネコの話でした。
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ちょっと駆け足かな?と思ったけどそんなことはなく、まだ問題は残っているものの、ひとまず納得のいく終わり方。パラサイトムーンとつながっていると知って、読みたくなった。
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輪環の魔導師の完結編。
長かったこのシリーズもとうとう終わった。
最後はどうなるのかなと待ち遠しく思っていたが、いざ終わるとそれはそれで寂しい。
しかし、このシリーズ、女性陣がヤンデレが多くて。
特に、フィノのヤンデレには神様も引いた!
長らく敵対していた魔族側の主張がややわかりにくかったのが残念。
特に、北天将としてセロ達の前に幾度となく立ちふさがったルーファスの心情をもっと突き詰めてほしかった。
この物語の最大のキーマンは彼だったという気がする。
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魔道具と神の力を巡る戦いの話 10巻目
最終巻。
まあ面白くないわけでもなかったのだが、どうもこのシリーズは、フィノがあまり好きになれないのが、結局大きかったような気がする。
渡瀬さんの話は皆に優しくて、しんどいことがあっても最後はだいたい、救いが見つかって終わるのがよく、今回はウィスカにも救いが用意されていたりで、読後感も良く良かったのだが、結局は設定の問題だろうか、魔族側がどうにも全力を尽くしていない感じがずっとあったり、何かもう一つ、食い足りなかった。