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陸奥の武将である南部信直とその子である利直の生涯を描いています。
この地方では、南部家から独立した津軽為信や南部の一族である九戸政実が有名で、それぞれの本を先に読んでいました。
そんなこともあり、南部信直については評価が低かったです。
実際にこの本を読んでもそれほど変わらないのですが、南部家の惣領が必ずしも嫡流の流れになく、それぞれの一族との合議で物事を決めなければ、前に進めないということがよく分かりました。
↓ ブログも書いています。
http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-dcfb.html
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九戸政実を描いた「天を衝く」が面白かったので、敵役のなんぶけのも読んでみる。
淡々と長い。つまらなくは無いが、面白くもなし。南部家に興味を持った向きには面白いとは思います。
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養父晴政の下南部家を継ぐ信直だが晴政に子ができ争うことになる。養父晴政を倒し実力で南部家を継ぐ。大浦為信が信直の父石川高信を倒し津軽で独立しこの後南部と津軽の確執が始まる。信直を正式な後継と認めない九戸政実が信直打倒に立ち上がり対応に苦慮するが天下を統一した秀吉の力を借り平定する。関ヶ原を前に信直が病いに倒れ利直が後を継ぐ。大坂の陣では家臣を豊臣方に参陣させる二股膏薬を披露する。戦国南部家がわかる一冊。