紙の本
人との繋がり
2019/04/16 04:49
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:JUN - この投稿者のレビュー一覧を見る
胸熱…!!
力を失った一護に死神の力を譲渡する。
それは法に触れることだけど、
それでも何か!少しでも!と集まる死神たち
すごく温かくなる。いい話。
隊長、副隊長はもちろん
下っ端の皆をも巻き込んでしまう一護の人望が
とてもすごいことで素敵なことだなと思った
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黒崎一護が死神の力を失っていた十七か月。
一護を思う瀞霊廷の死神たちが、彼のために行動を起こしていた。
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今回の小説版は、原作で描かれていない時期の物語です。一護が藍染との戦いで、死神としての力を失ってから、その力を取り戻すまでの間の17ヶ月間の物語。
力を失い、無力感にさいなまれる一護を見ている、周囲の人の物語です。一語が霊や虚や死神と関われなくても、繋がりが断たれたわけではない石田や、織姫や、ルキアも、みんな前に進んでいる。みんなが見たかった場面がていねいに描かれています。
特に、ルキアの副隊長就任と髪型の変化の話、3席コンビとの関係や、織姫の話はいいです。そして仮面の軍団の連中のお話も。
平子と雛森の会話は、ちょうど今週の原作でも出ていて不思議な気がしたのですが、こんな感じだったんですね。ローズと吉良くんの干し柿を巡る会話もいいなあ。拳西と檜佐木と白の落ち着きも良い感じ。
結局、現世に残ったのは、ひよ里ちゃんと、ハッチと、ラブだけなんですね。リサちゃんが尸魂界で商売してるって話は笑っちゃいました。
そして、秘密プロジェクトの連絡メールが死神連中に転送されるくだりはかなり面白かったです。いいなあメール。
かくして、Strawberryは復活するのです。
ミッシングリンク、本編の隙間を埋める物語として、読んで嬉しくなる1冊です!!
ところで、平子のセリフだけは、あんまり活きが良くなかったな~~~たぶん標準語で考えた言葉を翻訳してるからですね。平子はベタな大阪弁ですから、ものすご勢いある話し方になるんです。翻訳ではこの勢いは出ないですね。だって読んでみても声が聞こえてこない、つまりしゃべってるイメージがわかないです。漫画だとちゃんと平子の声(小野坂さんの声)で読めるんだけどね!
今回は、本編56巻と4コマ漫画のコマブリも同時発売です。時間があれば、そちらの感想も書きたいと思います~~。
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漫画のスピンオフ小説。黒崎一護は藍染惣右介との戦いで死神の力を失った。一護に力を取り戻させるために朽木ルキアが死神達に呼びかける。漫画の死神代行消失篇では尸魂界側の動きは描かれず、最後に死神達が一護の力を取り戻すために登場したことは唐突に感じた。もっと一護に予め説明しておけば余計な不信感を抱かれずに済んだだろう。しかし、この小説を読めば死神側も綱渡りで動いていたことがわかる。漫画の補完になる。
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千年血戦篇に間に合わせるよう駆け足でアニメを観て、漫画も千年血戦篇の分しか
まだ読んでませんが、一護が力を失っている間の話と知って購入。
まず文字遊び(?)のタイトルが好きです。
いつも元気で明るい織姫が一護を想ってあんな風にルキアに助けを求めにいくなんて…
愛おしいです。 たくさん食べてる姿も想像すると可愛い。
それぞれの隊と隊員とヴァイザードの様子が知れたのも良かった。
干し柿とギンの話は想像すると泣いてしまいそうだった。
生きていて欲しかったなぁ。
優しい文章で綴られていて、全体的にあったかい気持ちになる事が多かったので、
あの「エサ」という言葉は鋭く刺さりました。
最後に… 檜佐木、私なら絶対に一番最初にメールする!