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地方の大学が活性化すれば、東京に出てくる必要がない。
地方の大学が活性化して、地方で就職できるようになればいいんだ。
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主に青森県から東京圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)へ上京する若者についての調査・考察であるが、北海道からの上京者の一人として非常に興味深い。
お高い学術書だけど、超読みたい!
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面白かった。読み物としては読みづらさもあったが、高校卒業時に進路に迷う学生に読んで参考にして欲しい。
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教育万能説はこういう論文の結論に稀によくなる。
そういう時、それまで築いてきた本論があっというまにガッカリになる…。
地方の教育の質(特に高等教育)を上げれば地方出身者の就職での機会均等になるだろうと…。
そうかなぁ?教育を思い通りになる投資に考えているけど、教育こそ最も思い通りにならない投資だということに目を瞑ってはいけないよ。
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p80 地方と都市の差は教育機関の質の差(人的資本の差は移動後に発生することが明らかになった)
→教育改善で地方の業態に変化が生まれるとはあまり思えない。
教育機関を地方にニョキニョキ増やして地方の人口減少の歯止めにしようと言うのなら、少子化の脅威を甘く見ている。
それと、この論文は根本的に教育を(特に高等教育を)職業訓練のように誤認させてしまう。例え教育=職業訓練だったとしても、はっきりと格差是正が実現されるとは思えない。
就職活動はパイの奪い合いだから、全体の能力がベースアップされても確実な職業格差の是正にはつながらない。
つーか、結局地方の発展にはつながらないからこの本なんなんだになりやすい。
第二章 「地方から都市への進出は人間関係を壊す」
そんなん時代も場所も関係なくそういうもんだよ。むしろ現代はITやSNSが発達したから壊れにくいね。
この結果はもはや古くなっていると言えるかもね。
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論理構成とかはすごくきちっとしていて、これから卒論を書く人はお手本にできる一冊だと思う。