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~力、とか2者択一的タイトルの本は二度と読むまい、とか勝手に誓っていたのだが、これは読んでしまった。潜在的、顕在的に苦手意識をもっている対象には、自然と反応してしまうのだろう。インタビューワーとイーをベースに展開されるのだが、これは日常でもそのまま同じだと著者は主張。そのとおりだと思う。テクニックとして、鏡での練習とブラックノートというのは、やってみる。何か得られるかもしれない。
インタビューものは基本的に好きなので、皆さん何を考えて取り組んでいるのか?等に興味はあった。その記述もあったのがよかった。
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地味な装丁ですが、内容は心をゆさぶられます。
どうして有名アスリートが自分の本を書いてほしいと依頼するのかがわかる気がします。自分も「こんなふうに話を聞いてほしい」と感じるでしょう。
また、ひとの話は真剣に聞くことを心がけている方には、そんな自分を肯定してくれるような気持ちにさせてくれる一冊です。
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ノンフィクション作家 小松成美氏の著書、スポーツ選手やアーティストなど数多くのインタビュー経験から得た、小松流「対話術」について語る作品。
小松氏はインタビューの際、事前に相手の事を徹底的にリサーチし、世界で一番あなたの事を知りたい!、という強い気持ちで臨むらしい。その他にも相手との距離や相槌の打ち方、そして話を聞くときの表情などなど、対話に関する秘訣が満載である。
簡単には真似できそうもないが、相手の事を想う気持ちや丁寧に話を聞く姿勢は、ぜひとも見習いたい。