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リンカーンライム最高傑作。と個人的には思った。もちろん、シリーズ全部読んできた人限定の話ではあるけれども。
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久々にディーヴァーの魅力炸裂です。
最近、登場する悪役が上品過ぎて、少しもの足りなさを感じていました、が、今回は、残虐無比で、文句なし。
また、リンカーンが第四頸椎から下の感覚を全て失っている重度の身体障害者であることを改めて認識させられるエピソードも盛込まれ、「お約束」と思っている読者の予想を超えるtwistedな展開。思わず夜更かししてしまいました。
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ライムシリーズ9作目。
今回の犯人の手法は電気で、身近にありすぎて無茶苦茶怖いです。
前半は犯人の次の目標がつかみきれず、いつも以上にあせるライムたちが描かれ、ちょっとスピード感がいつもと違ってました。
ところが後半1/5からは怒涛のどんでん返しの連続で、最後にはピンチに見舞われた仲間たちも救われ大団円となりました。
細かいことを言い出すと何に触れてもネタバレになりそうですので、シリーズ的にはこれで終わっても問題かもしれません。
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相変わらず面白い。よくこれだけどんでん返し返しを考えるものだ。今回の相手は電気を使った殺人者。電力会社に脅迫状を送り付け、NY市民を人質に要求を突きつける。対するライムの捜査チーム。いろいろな出来事が伏線として散りばめられ、最後に一つにまとまっていく。結末の下りのあとでも何かあるのでは、と思わせてくれる。さすがディーヴァー。
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ライムシリーズって、「やばい…殺されちゃう!あー、だいじょぶだったー」の連続な印象だったけど、今回はだいぶ凄惨。シリーズのキャラ総出演で楽しいけど、科学捜査もっとバンバン出た方が好みかも。でも安心の面白さ。
そういえば、小学生のころコンセントにシャーペンの芯を突っ込んでピリピリするのを楽しんでたのを思い出してゾッとした……。なんであんなことしたのやら……。
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読者は、どんでん返しがあるとわかって読んでいるから、毎回大変だろうと思う。それを考えると一定のレベルを保っているのが驚き。今回は犯人以外のtwistも。
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安定と信頼のリンカーン・ライムシリーズ。
今回の敵は電気を操る犯人。送電システムを操ってアークフラッシュを起こし、電力会社に送電を制限するよう脅迫状を送りつける。電気という見えない敵にライムのチームはどう戦うのか…
いつものどんでん返してんこ盛りに加えて、日本ではなかなかにタイムリーな電気というキーワードでストーリーが展開するので、その意味でも興味深く読んだ。また、FBIでも捜査の新手法としてクラウドが注目されるようになり、昔ながらのおとり捜査官デルレイの屈折した思いやその結末など脇エピソードも面白い。
このシリーズは一時期ちょっと停滞したような気がしていたが、『魔術師』あたりからまた盛り返してきたと思う。やはり重要なのは魅力的な犯人かな。今作はその点でも満足。
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リンカーン・ライムシリーズの新作。
今回は電気を使って殺人をする犯人との対決。
電気の知識や電力会社の裏事情的なことは面白く読めたが、肝心の真犯人に至る経緯や恒例のラストのドンデン返しがやや強引な印象。
でも、エピローグは今後このシリーズがどんな展開を見せるのか期待させる終わり方だったのでよしとします。
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爽快で温かな読後感。ライムシリーズは全て読んでるが、どれも素晴らしい出来栄えの極上のミステリーだと思う。
今回の犯人は電気を操る。張り巡らされた伏線、二転三転と読者は翻弄され、まるで映画を見ているようにハラハラドキドキ。そして最後は収まるべきピースが収まるべき場所へピタッとはまり、納得のラストへ。新刊が待ち遠しい。
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期待通り、というか、いつも通り。
そう言ってしまっちゃ身も蓋もないけれど。
どんでん返しには慣れたけど,
驚かされるって身構えていても驚く!
今回は電気。身近なのにこんなに恐ろしいとは思いませんでした。
ますますこのシリーズからは目が離せなくなってきた。
それにしても一見さんには難しい内容で、人物設定ですね。
いきなりこれから読み始めた人は分からない点が多々あります。
リンカーン・ライムシリーズ最初から読んでみてください、というしかないです。
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これぞ鉄板。年末が近づくとライムのお出ましだ。いつものツイストに加えて、シリーズを重ねてきたからこその味わいがあり、本当に楽しめる。
(これから読む予定の人は以下はパスした方が絶対楽しめます)
ディーヴァーなんだから、おお!という展開があるのはもうお約束。だから、誰かがピンチでも、さあどう来る?と余裕を持って読んでいける。特に今回はデルレイの大逆転がスカッとしていて良かった!最後の対決場面も、予想通りといえば言えるけれど、やっぱり楽しい。
ウオッチメーカーもついに捕まったわけだけど、なーんか思わせぶりな書き方なんだよねえ。これで終わりではなさそうだ。それも楽しみ。
そしてそして、なんとライムの状態に変化が!最後の所はどういうこと?「立ち上がった」って「(ベッド上で)起きあがった」って意味?でも「子馬のように」と書いてあるしなあ。ああ、既にして次作が待ち遠しい。
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ジェフリー・ディーヴァーの最新作で、わくわくどきどきしながら読んだ。電気というものを詳しく調べていて、感心した。
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アメリカの電力事情がよくわかって勉強になったけど、ディーヴァーにしては、真犯人がわかってしまっておもしろくなかった。
でもデルレイの大逆転はすっきりした。
ウォッチメーカーの影がチラチラしすぎだと思う。
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ライムシリーズ。今回の犯人が操るのは、とても身近でとても危険な「電気」。つくづくこんな死に方はしたくない、と思いました。かなり悲惨です。そしてそんな犯人との闘いと並行して、「ウォッチメイカー」との対決も。さらにライムに訪れるある転機。ますます目が離せません。
今回はライムだけでなく、個々の面々も見せ場がたっぷりです。成長しつつあるプラスキーの活躍とか。トムの介護士としての腕もさながら、ライムに対する思いの深さとか。しかし今回ある意味主役だ、と思ったのはデルレイでした。地味な存在だと思っていたけれど。カッコいいです。しかしはらはらさせられどおしでした。きっと勝つと信じていたけどね。
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いつも通りで間違いのない一冊。あえて難を述べるとするならば、この人らしい大どんでん返しが今回は控え目な点、そして、どんな窮地に陥ってもライムは負けないって事が周知され過ぎちゃった点でしょうか。とは言え、ラストは次回作での新たな展開を期待させてくれます。