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一気に読み終えました。面白かったです。どなたかの書評にもありましたが、私も涙しました。
私の業界でも宣伝と広報は曖昧だったりします。ツイッターは殆ど使っていませんが、魅力的な上司や頼れる仲間がいてNHK_PR1号が成長していく過程が勉強になりました。ツイッターを使ってNHKのイメージを変えたいと始め、2年間で辿り着いた結論はNHKのみならず、多くの企業、果てには国家(政府)そのものにも当てはまることだと感じます。皆勝手に存在しないもののイメージを持って、ファンになったり批判したりします。どうでも良いと思われるのはつらいことです。
飾るのではなくありのままの姿を知って貰うこと。迎合するのではなくぶれない自分の軸を持つこと。それを好きになって貰うために、自分が成長しなければならないこと。何かそのままですね。
私は好きな本です。
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企業に勤める一会社員として、もし自分が@NHK_PRさんの立場だったらどのようなツイートが出来るだろうか、と考えさせられた。
このレビューを書いている時点で50万人を超えるフォロワー数、公共放送の社員という立場、決して不寛容なフォロワーも少なくない中で、とても立派な仕事ぶりだと思う。
本書に出てくるKさんにも、ぜひツイッターに登場していただきたい。
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公営放送公式アカウントである事の悩み葛藤。そして3.11震災の時、NHK_PRの裏側で起きていた事。PRさんの普段のゆるさからは想像もつかないような事実など。いわゆるソーシャルメディアを扱ったビジネス書とはひと味ちがう一冊。
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泣いたり笑ったりしました。大変面白かったです。
ページ番号横のtweet例とか、本の作りも、お茶目で良かった。
キャラクタに厚みのでる小さなエピソードというものを熟知されている、という印象。
PRさんはユルく真摯で、そういう人がいる集団であるということが、安心感になる。
大きな団体であればあるほど全体の印象は動かしがたいけど、ひとり「友達」がいるだけで、共感度は上がる。
そういう関わり方もできる人に。個の振る舞いが、自分の立場やカテゴリの広報になり得る。
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一気に読了。
NHK_PR1号さんの考え方と似ている点が多くてびっくり。
「宣伝」と「広報」の違い、「組織そのものに人格を感じさせてみたい」という想い、それから・・・
自分が大学という存在をもっと多くの方に知っていただきたいという思いを噛み砕いて話してもらっているようで、とても不思議な感覚に陥っています。
あぁ、久々にTwitter再開しようかな(笑)
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ツイッターで人気のNHK広報局( @NHK_PR )1号さんが「ゆるい」ことの理由や「中の人などいない」ことについて、過去を振り返りながら書いた本。ツイッターを始める時やツイートする時の心境など、どれもこれも興味深いものばかりです。PRさんの心の声が聞こえてきますよ。
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私がtwitterを初めて間もなくフォローしたNHK_PRさん、フォローした当時は、ゆるツイート過ぎるNHK広報アカウントがまさかここまで有名になるとは思ってませんでした(笑)
でも、この本を読むと、ここまで有名になり、そして支持されるのも当然だなと分かります。
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とても面白く一気に読み終えました。
NHKのPRツイッターを書いている人の物語。
このアカウントが出来た経緯から、
これまで経験した困難や失敗談が多く載っています。
PRといっても番組の宣伝をするわけでもなく、
ただゆるーい会話をしているのが主らしいです。
しかし、だからこそ多くの人にフォローされている。
その事実から、ただ単に物語として楽しむだけでなく、
企業のマーケティングのヒントになる事も結構多かった
ように思えました。NHKなのにゆるい、という世間の
イメージとの矛盾もそのひとつなのでしょうか。
それ故に苦労も多いようですが、そこの信念は曲げずに
ゆるいツイートを続けているのは素晴らしいと感じました。
早速このアカウントはフォローしてみました。
営業の勉強にもなる一冊だと思います。
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面白かった。NHK出版じゃないところがいいですね。
思わずフォローしてしまいました。
いろいろ企図した経緯が書かれていて、企業の公式アカウントを運営している人には参考になると思います。選挙公示前の政治家も。
ただ、帯の隅にまでさりげなく書いているけど、「中の人などいない」というフレーズを強調する部分はいまいちピンと来なかったです。
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“「まずは、ツイッターは媒体じゃないって思ってください」
「何をツイートしても伝わらないんだって思っているのがいい 一番伝わるのは会話です」
「あとはツイートするときにフォロワーのみんなを信じればOKです みんな仲間だっていう感覚のような」”
関わってくれるみんなが当事者。そこには中も外もない。「ソーシャル」を標榜する担当者であれば(PRであれ、宣伝であれ、採用であれ)、これらの感覚は必須だと思うし、やっているうちにこういう感覚になるものだと思う。ならないとすれば…。
もちろん、私個人の経験など、NHK_PRとはその規模も何もかも比べ物になるはずはないが、個人で勝手に始めたアカウントが公式になり、フォロワーとの会話を重ねていくプロセスは、自分の3年前の感覚を重ねあわせて懐かしい気持ちで読んだ。
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心暖まった!ツイート一つ一つに意味があって、でもPRたんのゆるゆるなところがさらに好きになった。悩んだり凹んだりしつつも、素晴らしいストーリー。
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そうだなぁ。もし、NHK_PRさんの中の人がいなくなったら、悲しくなるだろうなぁ。中の人などいないのに。
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NHK_PRの中の人がどのように中の人になったのか、どのようにアカウントを運用してきたのかを綴ったドキュメンタリー風エッセイ。
Twitterについての考え方も参考になるし、緩さと厳しさが入り乱れたストーリーも面白い。
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いつもゆるーいツイートで楽しませてくれる、@NHK_PRさん。
大好きなアカウントさんの一つです。
このアカウントで紹介された事がきっかけで番組をみた事も多々あります。
普段のゆるーいツイートから、何か緊急時にはどこよりも早く、正確な情報を発信してくれる情報機関に早変わり。そんな、NHKらしさが、大好きです。
NHK公式という看板を背負って、ナカノヒトをされているのか。色々あったエピソードを交えて描かれています。
実際に、自分も見ていたエピソードも入っていたりで、なかなか。にやっとしながら読みました。
140文字以上の文章も面白いではないですか、PRさん。
地震の話は、もう少し、考えられるようになるまでとっておきます。でも、あの、ゆるーいツイートに戻ったときは、涙が出るほど嬉しかったのを覚えています。
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日頃のゆるさと,震災の章の差が激しいが,それこそがNHKなのだろう。(お笑い感覚で報道番組を作る民放とは違うのだから)。
1か所だけ記憶違いが目に留まったので指摘しておきたい。あの震災の最中で,記憶が曖昧になるのも致し方ないとは思うが……。
震災2日目の17時すぎ,福島第一原発1号機の水素爆発で外壁がなくなっていることが判明した「未曾有」の事態が起きたときの記述(193ページ~194ページ)。本書193ページの17:37の時点では「放射能が漏れている」という認識だった直後に,
“「おい,あれを見ろ!」
急に上がった大声に反応して私はテレビを見ました。そこには、原発内の建物の外壁がなくなっているという衝撃的な映像が流れていました。(中略)
私が一瞬迷ったその時、一人の解説委員が放送で「重大な事故が起きた可能性がある」と言い切りました。この人も覚悟を決めたんだ。よし私も覚悟を決めよう。
17時40分。私は解説委員の話を聞きながら、こうツイートしました。”
この部分について,当日のNHK総合の録画を見直してみると,(時刻には数分の誤差があるかもしれません)
17:05すぎ 望遠で撮影された映像を見て野村アナが「鉄骨の構造が見えているんですが」と気づく
17:06すぎ 野村アナ「この現在の福島第一原子力発電所の映像を見ますと,一号機のあった場所で爆発があったと見られ,建物の外壁がなくなっているように見えます。原子力安全・保安院はまだ詳しいことは分かっていないということで状況を調べています」
そして,午前と午後の映像を切り替え・比較。
17:07すぎ 関村教授「もしこれが原子炉の建屋だということになりますと,少し大変な事象が起こっているのではないか」
17:11すぎ 山崎記者「まだ確かな情報が入っていません。映像を見る限り,確かに1号機の施設建物があったところが骨組みになっている。ここで何か起きた可能性が高いと思います。万が一,1号機で大きな爆発があったとしたら,放射性物質が外に大量に放出されている可能性もあります。周囲に住む住民の方,10km圏内に出てない方は,家の中にいてください。外には出ないでください。窓や扉は閉めてください。換気扇も止めてください。放射性物質が外に大量にまかれてしまっている状況も考えられます。そのため外には出ないようにしてください」
となり,ここからは最悪の状況を想定しての「呼びかけ」に移っていきます。
敷地境界で1015マイクロシーベルトを観測したのは実はこの後です。
つまり,本書で「解説委員」(おそらく水野解説委員をイメージしたのだろう)としたのは誤りで,「科学文化部の山崎記者」が正しく,また時刻に関しても30分前後のずれがあります。
本書の日時は,ツイートに関してはログを確認していると思いますが,テレビ録画との照合はしていないようです。
なお,このとき,山崎記者は,「東日本を失うかもしれない」と考えたそうです。詳しくは,水野倫之,山崎淑行,藤原淳登『緊急解説! 福島第一原発事故と放射線』(NHK出版新書)を参照。