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女優・鈴木砂羽さんが己の半生を思いつくままにおしゃべりしているような本。この女優さんのパワフルな演技が大好きなのだが、やっぱりこの本もエネルギーにみち溢れていた。読み進めるだけで「何かわかんないけどがんばろっ!」と思える。「しあわせカモン」という映画のくだりは、泣きながら読んだ。これからの鈴木砂羽さんに、また期待したくなる一冊。
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弾丸の様。
文字少ないので、あっという間に終る。文体も、バラエティで話す彼女の感じのままなので、イメージがしやすい。
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気になる女優鈴木砂羽のエッセイ。女優を志した理由、デビューしたものの燻るかけだし時代、結婚に至る経緯などが書かれている。文章は決して悪くないのだが、最初から最後まで一人称の「ワタシ」がリズムを狂わせる。これがあまりにもくどい。自分を飾らず素をさらけ出したいのだろうと察するが「ワタシ」が出てくるたびイライラした。そこだけが残念。
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鈴木砂羽さん、とにかくパワフル。
元気をもらえる一冊。
こんな「とんでる」お友だちがいたら楽しいだろうなぁ♪
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女優鈴木佐羽が、芸能界デビューしてからこれまでの半生を綴った自伝。彼女に興味を持ったきっかけはテレビの海外旅行番組でした。ハンガリーで現地の美しい建造物を前にテンションの変わらない佐羽さん。番組スタッフに「キャーとか言わないんですね」と言われると、「だって私もう40ですよ」と笑って返答します。芸能人らしからぬ開放感ある発言を聞くにつれ、彼女に惹かれていきました。
映画「愛の新世界」で初主演にしてオールヌードに挑戦、その後「帝都物語外伝」や「極道の妻たち」などの映画作品に出演する。当時のオーディション光景が赤裸々に語られるのですが、若干21歳で既に彼女の性格は物怖じせず負けず嫌いと今に続くもの。「愛の新世界」ではアラーキーこと荒木経惟の挑発に乗り、バスローブを脱ぎ棄て全裸で審査に挑みます。
オーディションに合格してからも、役作りのためSMクラブで女王様としての所作を学ばせられ、耐えられずに脱走したりと話題に事欠きません。
「極道の妻たち」撮影時には、当時通っていた銭湯で背中の撮影用の刺青を近所のおばちゃん達に落としてもらっていたそうです(笑)
彼女が20代の頃所属していた「文学座」は、歴史ある老舗の劇団。発表会での配役を巡る話が面白い。
脚本に惚れこんで出演を決めた映画「しあわせカモン」では、予算の関係で削られることとなった脚本の一部を守るために奮闘します。
猪突猛進のイメージがありますが、冷静な時には自分を客観的に見れる人だな、という印象を受けました。小学生の頃のバレエの発表会で彼女が与えられる役はいつも「アヒルをいじめるカエル」「春の準備に終われる小人」など、演技性が求められるもの。小学生ながらに、他の役には無い自分の役にだけ求められているものを理解し、実践できる頭の良い子だったようです。
旦那様とのエピソードも、10個も年下の彼との出会いから付き合うきっかけ、結婚するにあたった経緯と、こんなに語ってしまっていいの!?と思うくらい詳しく書かれていました。好きな人のエッセイは読んでいて本当に楽しい。
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赤裸々というのはこういうことなんだな。
鈴木砂羽という人は、真っ直ぐで男前でかっこよくてめちゃくちゃ可愛らしい。
『「好き」なのに「嫌い」なんて言えない。』という素直さが特に眩しかった。
仕事にも恋愛にも真っ直ぐで嘘がつけないが故
変な方向から力が加わって折れてしまったようなところに出逢ったのが
今の旦那さんだったんだな。
彼もまた穏やかで男前なひとなんだということが砂羽さんの筆致から読み取れる。
出逢うべくして出逢う人とちゃんと結ばれることってあるんだな、と思った。
自分にはそういう人がいたことがないので想像するしかないのが哀しいけど。
ヘリをチャーターしたくだりなど笑わせてくれる反面、
『しあわせカモン』で見せるこだわり、TEAM☆SAWAの面々への愛の鞭といった
仕事と周りの人たちに対する真摯な態度と真面目さも垣間見える。
鈴木砂羽という人は、ものすごくカッコよくて素敵な女優さんだと思う。
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某バラエティー番組出演で興味を持った砂羽さん。
申し訳ないけど女優さんとしては殆ど知らなかった。
想像していたとおり、裏表のない女性。
激し過ぎる!(笑)羨ましいくらい。
ただ、一人称の「ワタシ」が
全体の印象を安っぽくしているのが残念でならない。
20140711