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『本の紹介 - みんな十四歳だった!』
よしもと芸人が語る、何者でもなかった「あの頃」の話
『みんないろいろな十四歳を通り過ぎて、大人になりました。
だから、君も大丈夫』
そうです。この本はよしもと芸人が今の十代、中高校生に向けて書いてくれている、応援歌です。
藤本慎吾「十四歳のチャラ男は暗かった」
友近「教室の隅に一人でいる子がいたら、それは友近です」
楽しんご「僕は奴隷じゃない」
などなど、十七人からの今の子どもたちへのメッセージです。
生きるのが辛い時、大変な時、あります。
今もあるかもしれません。そしてこれからもあるかもしれません。
けれど、生きてください、というメッセージです。
今が大変な子がいたら、あなたの目にとまりますように。
『司書の日記』
今日は定期試験二日目でした。
試験後に図書室にやって来た三年生女子が机の上の新聞を見ていました。
今、閲覧室の机の上には、
1.クリスマスの飾り付けとクリスマス関係の本や雑誌
2.上の短大進学者のための課題図書数十冊
3.同じく課題のための新聞が二十日分くらい
がそれぞれ乗っています。
彼女は食関係に進むので、食に関する記事を3つ選び、そのレポートを書くということで新聞を選んでいたのですが、少しそのお手伝いをしました。
少しのお手伝いで生徒との会話が弾むとき(?)この仕事(司書)の面白さを感じます。
「私、食のコースに進むし。あっ、こんな記事ある。先生、数日前かなぁ、ペットボトル回収されたこともあったやんなぁ」
などなどの会話、楽しいです。
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もやもやした。
いろんな14歳がいたからだと思う。わたしはたのしんごと藤森に共感した。
いじめにあったから今のわたしがあるなんて絶対思わない。そんなのは要らない経験だって言う。
傷つける人は病気かもしれないけど、それは別の人が治せばいいんであって、いじめられてる人が肩代わりする必要はないね。
石田が、それまで仲良かったのに、急に相手の態度が変わってしまう。こういうことってようありますよ、だって。
こんなに明るいかんじなのに、よくあるんだ、と思ったら元気付けられた。理由なんかないんだろうね。明るく話すしかないのかな。
なだぎの、うっとおしがられても、自分にしつこく話しかけてくる人がいる限り、その子は自分のこと諦めないですむ、っていうのは大人として参考になる。大人もそうだもんね。
あっちゃんのガリ勉ぶりにも共感。わかるわ。その当たり前さ。
もちろん全員には共感できないし、幸せな人生に見える人もたくさんいるから、全部読もうとしなくていいとおもう。
でも今、人間関係で苦しい。14歳より30歳のほうが辛くないって言えない。
自己肯定できるようになりたい。
たくさんの顔をもつ余裕はどうしたら生まれるかなあ。
からに閉じ籠ってるつもりはないのだけど。
子供には、やりすぎ、と言ってあげられるようになりたい。
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10人以上の芸人さんたちが語る、それぞれの14歳。
必ずしも恵まれていたといえなくても、また恵まれていても、「今」にたどり着くまでのそれぞれの芯の強さやしなやかさが垣間見られるエピソードの数々が興味深かった。