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ミニッツ 3 神殺しのトリック みんなのレビュー
- 乙野 四方字 (著)
- 税込価格:693円(6pt)
- 出版社:アスキー・メディアワークス
- 発売日:2012/10/10
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文庫
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紙の本
人ならざる力への妄執
2015/09/30 08:51
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
《ミニッツ》を持つ相上櫻は、琴宮遥との謀略に破れ、彼女に生徒会長の座を奪われてしまっていた。せめてもの意趣返しというわけではないが、どちらが私立穂尾付学園高校の“お母さん”にふさわしいかを決めるため、お弁当作りの勝負をすることになる。
互いに心理戦を繰り広げ、お弁当作り勝負は終わったものの、意地の張り合いから膝枕で耳かきなどというイベントまで繰り広げてしまい、琴宮彼方からじっとりとした目で見られたりもしたもの、田辺和貴の作った創作遊戯研究会で創作ゲームに興じる日々を過ごしていた。
ところが、鬼灯よもぎの婚約者である守垣内芳明がリベンジのために波名城アザミの身柄を狙い、御幸院彦星率いるアザミ親衛隊のメンバーを襲うという事件が発生する。一方、「鬼火憑き」の秘密を追う相ヶ瀬茉莉は、オキナガタラシヒメこと神功皇后をまつる鬼灯神社が、その由来に大きく関わっていることを突き止め始める。
そしてついに、波名城アザミと琴宮彼方を穂尾付図書館地下書庫に監禁するという事件が発生し、二人を助けるため、乾陣内や岸良夏凪の手も借りて、琴宮遥と共に侵入する相上櫻を待ち受けていたのは、とっておきのゲームを用意していた守垣内芽明だった。
ラブコメな日常から導入し、相ヶ瀬茉莉によるミステリーチックな秘密の追跡と、人神という存在に囚われてしまった守垣内芳明の妄執を打ち砕くためのバトルという展開になっていく。色々な意味でのアクションシーンが多いため、前巻までのような緊迫するゲーム場面は少なくなっているかも知れないが、全体的にはバランスが取れていると思われる。
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