電子書籍
昭和の物語
2020/08/11 20:03
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投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
友人に勧められて読んだが、平成、令和のお洒落なカフェのストーリーではなく、割と思い昭和の物語。必殺仕事人が懐かしく思える。
電子書籍
ドラマがあまりにも素敵で・・・・
2019/12/11 23:26
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投稿者:miki - この投稿者のレビュー一覧を見る
映像化される場合、普通原作を先に読み、後で映像化作品を見る、と言うのが私のよくあるパターンで、感想も、「やっぱり原作のほうが面白い」、となることがほとんどなのですが・・・。
この作品、なんとなく見たドラマがとても感動的であっという間に引き込まれ、原作はどれだけ素敵なんだろう、と待ちきれない思いで読んだのですが・・・・期待を膨らませすぎてしまいました。原作も決して悪くはないのですが・・・・映像化の圧勝です。
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過去に殺人を犯してしまった行介がマスターの「珈琲屋」には
人に言えない悩み、気持ちを抱えた人達が訪れ、人を殺してしまった
行介の手や顔を見ながら熱いブレンドを飲み、自分に気づいていく。
きっと、行介にもお店にもそんな見えない力があるのだと思い、
自分がそこに座っているのを想像しながら読んでみた。
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現実味がなさすぎ。
行介、「俺は人を殺してるから」と、言い過ぎ。そんなに簡単に何度も人に言えることだろうか。
出てくる人物に誰一人、共感できなかった。
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過去に衝動殺人を犯したことのある珈琲屋のマスターが主人公。彼のもとには、人には話せないような悩みや後悔を抱えた客たちが自然と集まる。主人公の姿は、罪を許す神父のようでもあり、罰を下す閻魔のようでもある。
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地上げのために商店街の人々に酷いことを繰り返していたやくざを
殺してしまった過去を持つ珈琲屋の息子、行介。
事件当時付き合っていた彼女も服役中に他の人と結婚していたのだが、
彼の出所に合わせるように離婚して商店街に戻ってきていた。
幼馴染で商店街で洋品店を営む島木を始め、
行介が継いだ珈琲屋に訪れる客たちが語る人生ドラマを描く一冊。
爽やか系なのかなぁと思ったら違った。
ドロドロでもないけど、ちょっと泥っとしたかんじ。
妙にリアルで、人の弱さを炙り出しているかのよう。
ひとつひとつの話が基本的には独立していて、ちょっと残念。
もう少し繋がりとか、それぞれの話の後日談などがあればよかったな。
良くも悪くも「とっても普通の本」でした。
それが池永さんらしさかもしれないけどね。
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苦いなかにも甘味がある上質な珈琲のような、優しい大人の恋愛小説。こういうのなら、恋愛物も悪くないなと思った。
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この本は、本屋さんで見つけて、何となく惹かれた本ですが
きっと、ふわっとやさしい人間模様の本なんだろうなぁと思っていたのが
いい意味で裏切られた感じです
人を殺したということが、人生に大きな意味や意識をもたらすんだという
当たり前のことが、とても重く、行介だけではなく
まわりの人間にも、その事実はとても重いものだった
気持ちがざわざわするというか、人の気持ちの見たくない部分を
容赦なく見せられるというか、少し気持ちが落ちてしまいがちな感じ
でも、それでも、頑張って生きていこう、といつの間にか思う感じ
静かで地味だけど、いい本だなと思いました
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人殺しの前科を持つマスターがいる珈琲屋さん。こうやって書くと何か凄く奇抜な小説に聞こえるが、実は人を殺したいという欲望をギリギリの理性でとどめている人間の内面を顕在化させた人間ドラマになっている。
このマスターは、誰もがもっている殺人願望を擬人化させた存在なのかも知れない。
もしこんな珈琲屋があったとしたら行くだろうか?
「珈琲店タラーレンの事件簿」に出てくる様な珈琲屋さんだったら、用事もなく行くだろうが、この本に出てくる珈琲屋さんには、よっぽどのことが無い限り行かないだろう。
これは、自分が切羽詰まった状況に無いということで、今は幸せなのだろう。
この本に収められている7つの話は、どれもが考えさせられる。不思議な読後感を与える本であった。
そもそもこの本は、有隣堂厚木店の店頭POPで見かけたり、有隣堂厚木店のツイッターでプッシュしているので手に取ったものである。
ミステリーやビジネス書を中心に読んでいる自分が多分選ばないカテゴリーの本であった。リアル書店に出入りしていると、このような意外な本と出会えるのが面白いと思う。
最近は、田舎に行けば行く程街の本屋が減ってしまい寂しい限りである。
本屋さんは、一生かかっても読み切れない本を一覧できるワンダーランドである。いつも通っている有隣堂厚木店を始めとする本屋さんには、これからもワクワクさせてもらいたい。
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人生、色々。お店も色々。お客も色々。珈琲というキーワードで、『タレーラン』→『珈琲屋』と読んだけど、作風とかテーマとかによって全然変わるんだなぁ。
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喫茶店を舞台にした連作短編集ですが、流行りのパターンではなく、もっと落ち着いた内容。主人公がもつ過去のキズと、そのことに示唆を得ようと訪れる客たち、外野から絶妙にサポートする元彼女のバツイチ女性、決して明快な結論に導かないところ、これらが合わさった大人の作品でした。
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なんとなく、「コーヒー店に相談にきた人たちが、おいしいコーヒー飲みながらおはなしして、ほんわりして帰っていく」…というほわほわ気分になれるおはなしだと思ってウキウキ読んだら、意外と毒のあるかんじのおはなしが多くてビックリ。もうちょっとほわほわしたくて読んだのにな。笑
熱々のコーヒーを飲みたくなる本! そして読んだ後実際に熱々コーヒーいれて飲んだら舌ヤケド! の本!笑
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池永さんの小説らしい内容。
みんな優しくて、ちょっとした生きにくさを感じて過ごしてて。
個人的にはもうちょい毒があってもいいんじゃないかなとも思ったけど。
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こんな珈琲店があったらイイと思うが....人それぞれいろんな悩みがあるんやなと。。。ただありがちな構成かな....映画化してもいけるんじゃないでしょうか。まぁ。。。熱〜いコーヒーでも飲むかw
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人は罪を犯した時にどの様に償えるのか?社会的には罰則を受けても、自分自身で罪を背負い、おろす事は出来ない。それだけの事をしたのだからどんな形でも背負っていく事は出来ない。しかし、周りの人がささえてやる事は出来るかもしれない。