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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
受けが不憫で健気なお話しはよくあるが、記憶が退行してしまった事により、明らかにされた攻めの寂しく悲しかったであろう幼少期を思うと切なかった。
話が進むに連れ、攻めや受けの初めに感じた印象とのギャップも良かったし、何より記憶喪失ネタの使い方が新鮮で面白く読めた。
紙の本
幼稚園にて
2022/07/24 09:48
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投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
読み終わった最初の一言が
「もったいないなぁ」です。
身よりがない幼稚園教諭見習いのひかり
ヤクザで幼児退行してしまう蓮也
二人の足りない、あるいは欠けてしまった心を
お互いで満たすという物語
タイトルと裏表紙のあらすじを読んで思ったまんまの話で
物語としては破綻なく
二人の関係としても無理なくするりと流れていく。
物語に破綻はないのですが、可もなく不可もなしみたいな感じ。
上澄みをすくいあげただけみたいな感じがあって
もったいないなぁって。
色々悪くないのになぁって思いながら読み終わった作品です。
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ひかりが見習い教員として働いている幼稚園に、893がやって来て立ち退きを要求します。理不尽な要求に怒ったひかりは、身体を張ってその893を追い払おうとします。ひかりが喧嘩を売った893の瑚條は、とてもイケメンな29歳。瑚條は、強気なひかりのことを何故か気に入ってしまい、「恋人になってくれたら土地のことはあきらめる」と口説いてくるのですが。
いろいろツッコミどころはあるけど、海野センセの素晴らしい文章力と小椋ムクセンセのほのぼのイラストで、なんだか上手くまるめ込まれてしまいます。
ストーリー自体はとても面白くて、どうなるのか先が気になって、読み出したら止まらなくなってしまいました。
特に瑚條。
カッコいい893が記憶喪失になってしまい4歳児に幼児退行してしまうという設定がとてもツボでした。ただ、いまひとつインパクトがなかったような。せっかく4歳児になっちゃったんだから、もうちょっとイジってほしかったですw
などという、腹黒い私情は似つかわしくない、とてもあったかいお話でした。親子愛が大半を占めている、ハートフルなストーリーです。ひかりも瑚條もそれぞれ親からの愛情に飢えている幼少時代を送っています。そんな共通点が、相反する立場の二人をより深く結び付けていくんですよね。
ちょっとほろりとさせられました。
人情を描かせると非常に上手い作家さんです。
でも、もう少し毒があってもいいんじゃないかと思わせるくらいに、いい話すぎて、もの足りなさも否めない。
せっかく893なんだし。
ひかりの対等でありたい、という思いは男らしくてよかったです。
瑚條はもっと甘えてほしいと思っているに違いないでしょうね。ベッドではどんどんひかりにデレてほしいと思ったのでした。
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★3・6
タイトルが極道だしやくざも出てくるけど、ほのぼのしてて可愛らしいお話でした。やくざの若社長が記憶喪失で4歳児に退行してしまうって設定がまた面白い。でっかい図体してるけど、他の園児と遊んだり、ひかりに対しての態度だとか本当4歳児なんだなというのが伝わってきた可愛かった~^^父との蟠りがとけたとこにはジーン!
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表紙の絵と帯につられて購入。少しいくつかの細かい点に「?」と違和感を覚えたけどほのぼのとした良いお話でした。もう少し極道っぽさが欲しかったので☆3
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なんだかねぇ。ウルウルきてしまいました。
4歳の蓮也くんに。
よさみしかったねぇ、つらかったねぇ・・・・・・。
ってほとんど母の感情ですね(笑)
だから、ひかりと幸せになれて良かったね、お父さんとも心が通じて良かったね、と母の思いました。
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黒龍会の若社長 瑚條連也×幼稚園の見習い ひかり先生
28歳の瑚條が4歳に後退してしまうのに、話し方だけは大人びていているのが個人的には違和感があったけど、まあ一時的な記憶障害で軽い感じだったので、話のながれはスムーズだった。
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攻め含め、ヤクザキャラの皆さんがなんちゃってヤクザすぎた気がします
登場人物にもお話の展開にも現実味が無かったなぁという印象
コメディだからまぁ良いのだけれど
設定は面白いのに、せっかく幼稚園なのにいまいち萌えられず…
作中の大部分、攻めが記憶喪失で中身4才だったから、なかなかBLとして萌えられなかったww
あと、いくつかのツッコミ所が気になって…
攻めの幼少期の辛いエピソードは良かったです
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ボーイズラブというよりも、ホームドラマな味わいの一品。ヤクザモノスキーからすると、かなりなんちゃって感はあるけれど、そもそもそういう趣旨じゃないので目をつむります。
無認可の幼稚園で見習い教諭として働くひかりは、ある日園に立ち退きを迫りにやってきたヤクザの若社長の瑚條と出会う。ちょっと変わり者で、立ち退き話に反発した威勢のいいひかりをすっかり気に入った様子。精悍な風貌なうえに人当たりもソフトで、ひかりの身の上話にも親身に耳を傾ける。その上自分と付き合ってくれるなら、この立ち退き話を水に流すとまで言い出す始末。
すっかり困惑するも無碍にもできず進退極まったところ、瑚條が園の子供を庇って怪我を負い、その後遺症で四歳児まで記憶退行してしまう。
このまま組には連れ帰れないという組員たちに押し切られる形で、体は大人、心は四歳児の瑚條のお泊まり保育生活が始まる。
どこか泰然として自信ありげだった瑚條とは打って変わって、ナイーブな四歳児の瑚條が、組長である父親との長年のわだかまりを解消していくくだりは、ややチープだけど思わずホロリ、ニヤリとさせられる。こういうトーン嫌いじゃないよ。
欲を言えば、大人の瑚條がこんな紳士的で如才ないのはすごく好みなのだが、もっともっと得体の知れない感じだったら、四歳児の時とのギャップがさらに煽られて萌え倍増だったのにな。
あと初っぱなひかりを気に入った理由も弱いような…。
四歳児の瑚條が親子関係を取り戻して行く姿に自分を投影して、改めて自分の孤独を見つめ直すひかり。
瑚條が見せる優しさを手放したくないと気持ちを揺らす。
色々都合が良すぎるだろ感はなきにしもあらずだけど、最終的にはいい感じに瑚條の記憶も戻って、ひとりで頑張ろうとしてなかなか他人に甘えられないひかりをあの手この手で甘やかし倒す生活がスタートする。
極道とはいいつつも、あくまでもほんわかムードに終始。
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ホームコメディ?テイスト。
記憶退行のあたりはわりとよかった。
全体的にひかりせんせーが安直すぎるというか真面目バカというか…男前なんだけどなんか違うってか…?個人的にはいまいちキャラとしての魅力にかけましたね。
全体を通した話はふんわりしてコメディちっくな雰囲気で好きです。