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中世イタリアの地域と国家 紛争と平和の政治社会史 みんなのレビュー
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紙の本
ミクロからマクロへ
2022/09/13 16:42
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投稿者:mt - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヴィスコンティ家支配下のミラノを例に、中世後期のイタリア都市国家の実像に迫った一冊。都市周辺の農村地域を中心に、ミクロな視点で領主間の繋がりを活写することで、より広域な地域間の交流や、国家レベルでの「党派」といったマクロな視点を意識させる部分はなかなか面白い。自分の知識不足から半分も理解できていないと思うが、イタリア本国の研究史まで射程に収めた内容で、力作だとは思う。日本史でも藤木久志氏の一連の著作にビビッとくる人なら興味深く読めるのでは(著者も意識されているようだし)。
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