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紙の本

保坂和志氏による「小説」というものについて書かれた著者の思考が垣間見られる一冊です!

2020/09/16 09:43

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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、『草の上の朝食』(野間文芸新人賞)、『この人の閾』(芥川賞)、『季節の記憶』(谷崎潤一郎賞・平林たい子賞)などの傑作で知られる保坂和志氏の作品です。同書は、「読者を信じるというのは、読者全般に通じるように書くということではない。 少数であっても、最良の読者に訴えかけるように書くということだ。 私は本書、とりわけ終わりの二章を、最良の読者を念頭に置き、その人たちを信じて書いた。 それでもしかし唐突と感じられるとしたら、それが小説本来の唐突さだ」といった前書きで始まる「小説」というものについて書かれた保坂氏の『小説の自由』、『小説の誕生』に続く三部作の完結篇です。著者の「小説」というものについての思考が垣間見られる一冊です!

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2014/01/31 09:25

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2013/06/08 17:31

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2014/08/19 22:24

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2022/02/08 18:13

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